中岡慎太郎の人脈、特別展を訪れました。彼の人脈は土佐にとどまらず薩摩や長州にも及ぶ。特に長州との絆が慎太郎の思想形成に大きな影響を与えたことが彼の論策「時勢論」から伺える。
中岡慎太郎が木戸孝允を叱咤激励するために送った書状(1867.4.29)
慎太郎は、四侯会議が失敗した以上、戦争による状況打破を図るという強い覚悟で、策を錬るべきだと主張したという。そして、土佐藩と長州藩がこれまでのわだかまりを捨て、長州藩主父子の汚名が晴れるよう努力する旨を述べている。慎太郎は、薩長土三藩による「倒幕」運動を図っていたことがこの書状からうかがわれる。
本展は、中岡慎太郎が長州の志士たちに送った手紙の内容紹介とともに、人と人との繋がりがもたらす力の大きさ、思想形成への影響を紹介している。
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