ステラに期待も気になる異色の上り馬２頭

　皐月、ダービーと推してきただけに菊こそステラベローチェで行くべきなのだろうが、１着となると半信半疑なんだよなあ。善戦マンにありがちな、あと一歩でGⅠタイトルに届かないというパターンかも、という思いが頭から離れない。

　それじゃあ、頭は誰って考えると、こちらはもっとひらめかない。昭和、平成の菊ならロベルト系とダンスインザダークの産駒を買えばかなりの確率で馬券が取れたが、さすがに令和となるとすっかり様変わりしてしまった。

　血統面で注目されているのは、レッドジェネシス、タイトルホルダー、ステラベローチェら、人気どころだが、そう簡単に決まるとは思えない。

　こんな時こそ押さえておきたいのが上り馬で、連勝中のエアサージュとディヴァインラヴの２頭に注目したい。

　唯一のマル外エアサージュは半兄２頭がマイラーだが、同馬は長距離路線で素質を開花させた。デビューわずか５戦目でGⅠ出走を手にした勢いと運は侮れない。

　こちらも唯一の牝馬デヒヴァインラヴだが、２走前の小倉2600ｍの走りが出色。前走中京2200ｍとあっさり勝って、果敢に菊に挑戦する心意気を買いたい。父エピファネイア、鞍上福永祐一というあたりにドラマが生まれそうだ。

　もう一頭のエピファネイア産駒、素質馬オーソクレースはルメール人気もあって、かなりの支持を集めるが、満を持してのクラシック出走というより、何とか間に合った感が強く、大外枠を引いた時点で命運尽きた感がある。

　馬券は上位３頭と上り馬２頭の３連複ボックスと３連単③⑤⑭ー⑧⑪ー③④⑤と⑭ー③⑤ー③⑤⑧⑪を買う。

　

　　

穴はもう一頭のキズナ産駒だ！

　本当にソダシ一強でいいのかとあれこれ悩んでみたが、迷うとろくなことはないので、原点に帰りソダシの頭不動でいく。

　相手もアカイトリ、ファインルージュ、ユーバーレーベンの上位人気３頭だが、大穴にステラリアを加える。

　理由はコースＶの実績もさることながら、それ以上に鞍上が魅力だ。デビュー戦こそ若手の団野だったが、２戦目以降は福永、ルメール、川田と一線級ばかりで、キズナ産駒によせる社台の期待の大きさをうかがい知ることができる。そして今回は満を持してダービーでキズナに勝利をもたらした武豊である。道中は後方内内で脚を溜め、最後は４角で開いた最内からするすると抜け出してきそうな気がする。あっと言わせるのはこの馬かもしれない。

　馬券はソダシから３連単で４頭流し、さらにステラリアーソダシー３頭の３連単の押さえておく。

紅白馬券で勝負！

　秋華賞の本命は、デビューからずっと追いかけ、馬券もしっかり取らせてもたったソダシしか考えられない。もちろん、実績を踏まえての大本命だ。

　問題は相手だが、こちらも３頭以外に考えられない。

　筆頭はアカイトリノムスメ。アパパネ、ディープの合わせて６冠血統も魅力ではあるが、桜花賞４着、オークス２着は実績上位で信頼できる。

　２番手はファインルージュ。桜花賞３着、さらにトライアルの紫苑ステークスを勝ち成長度も申し分なく、鞍上も強力だ。

　３番手は、オークス馬ユーバーレーベン。順調さにいささか欠けるが、２歳時にソダシに食らいついた札幌２歳Sとジュベの好走は、オークス以上に評価したい。

　秋華賞はオークスよりスピードが求められる桜花賞の活躍馬に分があると見ており、舞台が阪神でも変わらないと見た。

　少し気が早いが、今年は穴狙いはせずに、純白とソダシと真っ赤な２頭の紅白馬券で勝負！

立民が被選挙権引き下げを公約に！

　立憲民主党が、被選挙権の引き下げを総選挙の公約にするという。

　私は以前から、選挙権の引き下げより被選挙権の引き下げこそが、若年層の政治参加につながるとブログでも訴えてきただけに、ようやく政党や政治家が議論する気になったかという思いだ。

　ただ、惜しむらくは野党ではなく自民党内から声が上がってほしかった。たぶん、圧倒的にひ弱な野党の政策ではメディアが大騒ぎしない限り大きな争点になることは期待できないだろう。

　選挙供託金の引き下げなど、現役大学生でも議員になれる可能性を取り上げれば、世間も注目するはずだが議論がそこまで発展するか、まずは注目したい。

キングリー復活の証明！

　毎日王冠は３歳馬シュネルマイスターと５歳馬ダノンキングリーの一騎打ちの様相だが、ここは実力馬の復活の証明に賭けてみる。

　両馬は前走安田記念で対決している。シュネルマイスターはNHKマイルVが評価され、３歳馬ながら４番人気に支持された。一方のダノンキングリーは長期休養明け、しかも前走の秋天で惨敗していたこともあって８番人気に甘んじていた。結果は斤量差４キロもなんのその、キングリーが復活のVを遂げた。

　今回は斤量差２キロ、距離１ハロン延長もキングリーに有利のはず。しかも、３歳時には古馬を蹴散らして勝っている縁起のいいレースだけに、あっさり勝って秋天本番の有力候補に名乗りを上げるはず。

　そうなるとキングリー１着、シュネル２着は決定で、３着選びの優しい３連単予想が出来上がる。

　頭２頭固定なら、手広く流しても損はしないが、キングリーに続いて復活を狙うヴェロックス、１８００までならなんとか持ちそうなケイデンスコールとヴァンドギャルド、GⅠ経験豊富な７歳馬カデナの４頭を指名する。ヴェロックスは頭まであっても不思議がない実力馬なので、馬券は３連単フォーメで⑦ー①⑨ー①⑥⑨⑩⑫で勝負する。