21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

ボンド対決もあるぞ

2024-02-09 19:12:41 | ヨレヨレ競馬ライフ

 出走馬10頭中、関東馬はわずか3頭しか出てこない共同通信杯。まるでひと昔前のクラシック戦線、西高東低の時代ではないか。ホープフルSのレガレイラ、東スポ2歳Sのシュトラウス、クラシック候補が集う関東のレースはちゃんと関東馬が勝っている。にもかかわらずクラシック本番に向けた注目のレースに、関東馬が3頭とは、何か変だぞ。しかも重賞常連のサンデー、シルク、金子、キャロットの勝負服が見当たらないのも珍しい。

 それはともかく、関東馬3頭である。興味深いのはジョッキーだ。ディマイザキッドには先週の東京新聞杯でサクラトゥジュールであっと言わせたキング、フォスターボンドには押しも押されぬ関東の若手のホープ横山武史、そしてショーマンフリートにはルメールが騎乗する。

 騎手だけみれば、威力は文句なしだが、馬はどうかというと、注目の関西馬たちが一枚力が上の感は否めない。3頭の中では、武史のフォスターボンドがデビューから東京芝2000mを2着、1着、しかもいずれも上がり33秒台の最速の上りで勝ち負けしているので、期待が持てそうだ。マイルしか走っていないショーマンフリートはスワーブリチャード産駒だけにマークは必要だが、初の東京、しかも1ハロン延長ではいかにルメールでも厳しい気がする。ディマイザキッドは中山向きで、次の弥生賞で皐月賞の権利取りが狙いではないか。

 3頭の中で食指が動くのは、やはり決め手があるフォスターボンドだろう。大型のキズナ産駒で距離が伸びてこその気がするだけに、1800mに距離が短縮して、自慢の末脚が不発の危険性もある。それでも母父クロフネだけに府中なら、絶対走りそう。

 同じ決めて自慢のべラジオボンドとボンド対決というシーンがあるかも。

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