21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

野田谷垣再選で維新バブルが増長?!

2012-08-19 09:27:35 | 政治にモノ申す
 どうやら民主、自民は解散より代表選にエネルギーを注ぎ始めたようだ。こうなると俄然、政界再編が活発になる。特に野田が再選すると民主はごちゃつく。鳩山が再選なら離党を盛んに吹いているが、果たして当人に追随する人間が何人いることやら。いかんせん、求心力は小沢以下、もう終わった人だ。何より、自身の選挙が危うい。

 むしろ、民主にとって怖いのは維新ににじり寄る連中だ。空気頼みで選挙をしてきたたわけた連中があまりにも多い。前回は小沢にべったりだったが、次はというと落ち目の党内で頼れる人材はいない。おのずと目は維新に向く。そんな気配を察して、しきりに前原が引き締めの予防線を張る。
 そんな落ちて当然の用無し議員はどうでもいいが、問題は野田に不信を募らせる一部の良識ある議員だ。野田再選でも新代表でも、ただでさえ選挙は厳しい。そこにもってきて、野田再選はあきらかに自身の政治活動の妨げになる。離党を考えて当然だ。問題は、現状で身の置き所が見当たらないところだろう。

 自民も谷垣の再選を良しとしている連中は案外少ない。理由は選挙の起爆剤としては明らかに鮮度不足だからだ。そろそろ、党内で動きが活発になってもいいのだが、残念ながら、注目すべき対抗馬が名乗りを上げていない。役者不足はどこも同じということだろう。

 そんな中で維新の実態のない支持だけがどんどん膨らむのは、なんともはやだ。野田、谷垣が再選すれば、ますます維新のバブル期待だけが増長する。バブル政治を回避するためには、なんとしても野田・谷垣の再選を次世代が食い止めるという構図をつくることだ。

 


コメント
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