チャリティー・バザーin 東京ジャーミィ

東京ジャーミィでチャリティーバザーを開催します。

ご来場ありがとうございました。

2009-11-24 | バザー2009
アルハムドゥリラー、あまり良くない天候にも係らず、沢山の方にご来場いただきました。出店者・参加者、皆様お楽しみいただけましたでしょうか?忘れ物をされた方は、東京ジャーミィで預かってもらっていますので、直接お問い合わせください。インシャアッラー、また次の機会に皆様とお会いできるのを楽しみにしています!

今日は金曜日

2009-11-20 | バザー2009
アダムが創造され、楽園に入れられ、また、そこから追放されたのは何曜日でしょう?

答えは「金曜日」です。これは、預言者ムハンマドの言行録を集めた「サヒーフ・ムスリム」で見つけることができます。曰く、
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預言者は「太陽が最も美しく輝く日は金曜日である。
その日、アダムは創造された。
その日、彼は楽園に入れられた。
そしてその日、彼はそこから追放された。
審判の時は金曜日以外には起こらない」と申された。
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また、金曜日は特別な日ではありませんが、重要な日です。
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預言者は「金曜日には特別の時があり、ムスリムがその時アッラーに善を祈願すれば必ず叶えられる」と申された。
なお「その時間は短いものである」とも言われた。
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初めて開催した2006年のバザーは金曜日(祝日)でした。金曜日「来年もまたその次の年も、またまたその次もバザーがあるように」と、
この"特別な短い時間"に祈願してくれた参加者・来場者がいたのかもしれません。

4回目を迎える今年のバザーはいよいよ明後日です。皆様のご来場を心よりお待ちしています!


出店紹介:草木染作品

2009-11-18 | バザー2009
本業にかまけて更新が滞ってました、すみません。気づけばバザーは今週末です!

バザーの第一の目的は「チャリティー」で、チャリティーの対象者は、日本在住のイスラーム同胞です。つい、海外の災害被災者や生活困窮者に我々の目はいきがちですが、この"先進国"日本にも相当数の困窮者がいるのが事実です。寄付する先の選考、各々への金額は、生活の困難度合いや家族の人数などを考慮して、主催者側で決めさせていただいております。そして、この目的のために、出店者には総売上の10%を寄付していただいています。

今日はそんな目的に賛同して集まってくださっている出店者の方から届いた、当日販売する商品のアピールをご紹介します。
「色とりどりの丸小ビーズを組み合わせたブレスレット、パンジャ、スカーフ止めやビーズのマスコット。手絞りの藍染Tシャツ、コットンストール。シルクの草木染ストールなどを販売します。」
これからの季節、ストールのような羽織ものは重宝します。会場も石造りの建物で底冷えしますし、その場で使ってもいいですね。

主催者にとって、第一の目的は「チャリティー」ですが、来場の皆様には、モスクという会場に硬くなることなく楽しんでいただきたいと思っています。ふらりと立ち寄り、おいしいものを食べ、出店者とのコミュニケーションや物との出会いを楽しみ、その結果がチャリティーに繋がれば言うことなし!

体験紹介:マーブリングアート

2009-11-04 | バザー2009
出店内容も徐々に固まって参りました。今日はチラシにも掲載されている「トルコのマーブリング」をご紹介します。

マーブリング(Marbling)アートとは、誤解を恐れずにざっくりと説明するならば「フルカラーの墨流し」です。平らなトレイの中に溶液を満たし、カラーの絵具を足し、特別な筆で動きや流れ(流紋)を起こし、その模様を紙に写し取ることで「絵」が完成します。模様はその時々で違う現れ方をしますので、同じ絵は1枚もないということになりますね。
英語圏では"地"の模様が大理石=マーブルに似ていることから、マーブリングアートと呼ばれますが、本場トルコではエブル(Ebru)といいます。日本の墨流しは9世紀ごろには既に見られる絵画技法です。このことからも、エブルが非常に長い伝統を持つことが容易に推測されます。博物館・美術館に所蔵されているものも多く、イスタンブールのトプカプ宮殿博物館では16世紀の作品を見ることができます。また、今日では絵画として扱われることも多いエブルですが、長い歴史の中では、装飾する「紙」として本を彩ることもありました。そのため、図書館にもエブルの名作を所蔵しているところがあります。

バザー当日はエブルの実演や絵葉書等の販売に加え、体験(有料)も予定されています。是非、伝統の技をご堪能ください。

*写真はイメージです。