バンジージャンプ！ 初 ☆ 体 ☆ 験

野上・HRHR・ひろき・ヤブ・やまぴー・僕、よみうりランドに参上。東京で唯一、バンジージャンプができるところがここなのです。志願して集まったメンバーなのに、向かう道中、無口になる僕たち。自然と緊張は高まります。いざジャンプ台を見ると全員その場で凍りました。地上22メートル、７階建ての処刑台がにぶく光っています。――僕のジャンプ。直前まで無意味にアキレス腱を伸ばしたり首の準備運動をする僕。係員に「下見たらダメですよね」とか「ジャンプした後のことを考えると覚悟つかないですよね」とか、なぜかカンファメ主体で話しかけてしまいます。覚悟を決めて「３、２、１、バンジー！」。最初のフリーフォールは百歩譲るとして、その後のゴムによる跳ね返りは最悪でした。いったん下までゴムが伸びきった後、飛び降りた高さまで再び戻るのです。この魔の上下運動が５回くらいある間、「これはいかんぞ」とか「怖ッ！」とか連呼してたように思います。上下運動終了後はぐったり。間違いなくこの瞬間、全身から魂が抜けてました。で、無事地上に降りて別の係員に「時間かけずにすぐに飛びましたね、初めてですか？」などと誉められていい気分。膝は震えっぱなしですけどね。こうして大人への通過儀礼を済ませた僕なのでした。……いやー！　それにしても怖かった！！　その後、絶叫系を５つ連続して乗ったけど、その５つが束になってもバンジーには勝てないね。――それにしても、よく１人のリタイアも出なかったなあ。チキったとしても、なんだかんだ全員降下したわけだ。実にいい経験になりました。さて、僕以外の面々のバンジーのリアクションはというと。本人のプライドを尊重して、名前は隠してご紹介しましょう。

• 落下中に「あ゛ー！」を連呼。乗り気だったものの、実際ジャンプしてみるとやはり怖かったらしい。ジャンプ後は、次の打順の人に「早く降りろー」などと、地上から悪魔の野次を飛ばす。
• 運命と受け入れたのか、さっさとジャンプ。ジャンプ後も無反応。見ている側からしたら、てっきり人形でも飛び降りたのかと。もしくは最悪の事態が発生したのかと。一番平然としていましたが、降下後、地上で足が震えてました。
• 頂上で足がすくんで10分以上ジャンプできず。係員から「あと○分で降りられなかったら次の方と交代です」と言われる始末。彼の土壇場でのビビリっぷりがその後のジャンパーの心理状態に大きな影響を与える。思えばビビってくれたおかげで全体が盛り上がりました。よくも悪くもね（笑）
• 直前まで平然としていたが、いざジャンプ直前になってチキった。それもそのはず、降下直前まで下がどうなっているのか分からない構造になっているのです。結局５分くらいビビった末に、高度を少しでも下げようとしたのか、いったんしゃがんで、しゃがんだまま降下。
• わりと躊躇なく降下。チキらなさ具合といい、ジャンプ後の姿勢といい、最も「スポーツとしてのバンジー」を感じさせてくれました。でも顔面はジャンプ中は真っ赤、ジャンプ後は真っ青と、忙しく変化してました。

　　
やまぴージャンプ！！！　　　　　　　上下運動中。一番怖い時間

バンジージャンプ・都内唯一 【空から行けちゃう遊園地、よみうりランド】
地球引力への挑戦　（参考）