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この日記はmixiに引っ越しました

隠忍するとも日本人たるの矜持を失うなかれ

2006-07-07 21:44:24 | Weblog
考えごとをするときには散歩をします。いつもは南に行くのですが、今日は東に向かってみました。神楽坂を抜け、飯田橋を経由し、九段下の遊就館に行ってみました。感想は………もっと元気なときに行けばよかった。真っ暗な気分です。人間魚雷「回天」、人間ロケット「桜花」まではよかったのですが、特攻隊員が出撃前夜に残したという、血で書かかれた遺書には参りました。それから、妻を娶ることなく若くして散華した英霊を慰めるための花嫁人形も、腰に来ました。とどめは、大西中将の有名な「英霊に曰す」の遺書と軍刀。もう僕はダメです…遊就館の受付のおねえさんが意外にも(?)きれいだったのがせめてもの救いです。

特攻隊の英霊に曰す。善く戦いたり、深謝す。最後の勝利を信じつつ肉弾として散華せり。然れ共其の信念は遂に達成し得ざるに至れり。吾死を以て旧部下の英霊と其の遺族に謝せんとす。