幻のハンドソーン靴 ラギットシューズ

現在所有している靴は、イギリスやフランスのヨーロッパ製が多い。

しかし、メイドインジャパンの職人謹製も大好きだったりする。

バッグでは、万双。靴では宮城興業など。

ふと、お気に入りにいれていたブログを拝読したら、何とハンドソーンの９分仕立てのラギットシューズなるものがあり、丸善で取り扱いがあったとのこと。

今は丸善での取り扱いが終了して、工房で愛顧客を対象に小規模で製靴していると。

スタイリッシュな靴では無く、革も国産の普通のレザー。しかし、永くこの靴しか履かないというユーザーが多数いるとのこと。

気になります。

早速足入れに訪問してきました。

靴に対しての行動力は、我ながらあっぱれ。

サイズの違う４足を足入れ。


札幌の丸善で取り扱いしていた、スノータイプのシボ革プレーントゥを購入。



雪があまり降らない東京ですが、特別セールのためスノータイプにしました。








さあ、お勘定と思ったとき、奥に広がる修理依頼のエイジングの効いた靴達が目に止まる。

ある一つの棚には、埃をかぶっていた新品らしき靴達が並べられいます。

これは？と松田さんに聞くと、丸善からＢ級として返品されたモノとのこと。

その中には、今は製造していないデザインや木型の靴達が並んでいる。

その中から、スクエアのプレーントゥが運命のように目に止まり、松田さんに、これ売って貰えますか？と聞くと、エッ、買ってもらえるんですか？との有難い回答。

早速、足入れするとジャストフィット。



通常の4分の1の価格で購入できました。しかも、丸善のインソックでラギットシューズの純正ソールのモノ。



かなりいい買い物ができました。

ヤベ、仕事しなきゃ