今回は、下記のように、小計が20000以上なら「セルの塗りつぶしの色」を「オレンジ アクセント６」に自動的に変わるようにしてみます。
Excel2007の場合
①自動的に「セルの塗りつぶしの色」を変えたい個所を範囲選択します。
②『ホーム』タブの『スタイル』グループの『条件付き書式』の一覧の中の『新しいルール』をクリックします。
③『新しい書式ルール』画面の「ルールの種類を選択してください」の一覧から「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックします。
④「次の数式を満たす場合に値を書式設定」に「=$E4>=20000」と入力してください。
これで、条件は入力できました。次に、その条件に合った場合のみ「セルの塗りつぶしの色」変更します。『書式』をクリックしてください。
⑤『セルの書式設定』画面が表示されるので、『塗りつぶし』タブをクリックし、「オレンジ アクセント６」をクリックし、『OK』をクリックしてください。
⑥下記のように『新しい書式ルール』画面を使い、設定が完了しました。『OK』をクリックしてください。
⑦20000以上の小計のセルに「オレンジ アクセント６」塗りつぶしの色が設定されました。
設定を解除する方法
『ホーム』タブの『スタイル』グループの『条件付き書式』の一覧の『ルールのクリア』の『シート全体からルールをクリア』をクリックすると、先ほど設定した塗りつぶしの色は解除されます。
Excel2003の場合
①自動的に「セルの塗りつぶしの色」を変えたい個所を範囲選択し、メニューバーの『書式』をクリックし、『条件付き書式』をクリックします。
②『条件付き書式の設定』画面が表示されるので、▼マークをクリックし、『セルの値が』を『数式が』に切り替えます。
③下記のように「=$E4>=20000」と条件を入力し、その条件に合致した場合のセルの塗りつぶしの色を設定したいので、『書式』をクリックします。
④別画面で『セルの書式設定』画面が表示されるので、お好みの色を選択し、『OK』をクリックします。
⑤下記のように条件とその条件に合っている場合に使用する書式が設定されていることを確認し、『OK』をクリックします。
⑥下記のように小計が20000以上のセルに自動的に塗りつぶされました。
設定を解除する方法
必ず表内をクリックし、メニューバーの『書式』をクリックし、『条件付き書式』をクリックします。『条件付き書式の設定』画面が表示されたら、『削除』をクリックします。
⑧『条件付き書式の削除』画面が表示されるので、『条件１（１）』にチェックを入れ、『OK』をクリックします。
⑨ 『条件付き書式の設定』画面に戻ります。再度『OK』をクリックしてください。
■まとめ
今回ご紹介したのは「条件付き書式」といいます。ある条件に合致している場合にセルの色を変えたりできるので、大変便利です。是非覚えておいてください。
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