古本屋で仕入れた本を山積みにして
ジャンジャン読んでいるものですから、
読書記録が溜まっています。
まとめて6冊、アップしておこう。
「オーパ!」 開高 健 集英社文庫

40歳も半ばになって友人から勧められるまで、
開高健を読んだことのなかった私でさえ、
この本の題名だけは知ってました。
それだけ有名な本だったということよね。
そして、この本が醸す印象とマスコミに露出している部分だけで、
私は、開高健という人に先入観を持っていたのよね。
「オーパ!」は、釣りをめぐる男たちの大騒ぎの記録。
それがこれだけ読む人を惹きつけるのは、
ここに出てくる人々が一生懸命に遊んでるからなのかな。
真剣に遊んでる人の後ろには、真剣な生がある。
同行の写真家による挿入写真の数々も、美しくて、命にあふれてる。
私がもっとも気に入ったのは、長い遊びが終わって、
いよいよ日本に(書斎に、家庭に、日常に、)
帰らねばならない・・そういう状況の文章。
第7章タイムマシンになると、
小説家、開高健の硬質で透明感のある文章が蘇ってくる。
それは、彼の苦しさ、煩悶であるのだけれど・・・
ジャンジャン読んでいるものですから、
読書記録が溜まっています。
まとめて6冊、アップしておこう。
「オーパ!」 開高 健 集英社文庫

40歳も半ばになって友人から勧められるまで、
開高健を読んだことのなかった私でさえ、
この本の題名だけは知ってました。
それだけ有名な本だったということよね。
そして、この本が醸す印象とマスコミに露出している部分だけで、
私は、開高健という人に先入観を持っていたのよね。
「オーパ!」は、釣りをめぐる男たちの大騒ぎの記録。
それがこれだけ読む人を惹きつけるのは、
ここに出てくる人々が一生懸命に遊んでるからなのかな。
真剣に遊んでる人の後ろには、真剣な生がある。
同行の写真家による挿入写真の数々も、美しくて、命にあふれてる。
私がもっとも気に入ったのは、長い遊びが終わって、
いよいよ日本に(書斎に、家庭に、日常に、)
帰らねばならない・・そういう状況の文章。
第7章タイムマシンになると、
小説家、開高健の硬質で透明感のある文章が蘇ってくる。
それは、彼の苦しさ、煩悶であるのだけれど・・・