カエデ

　私の所は紅葉が美しい場所ではない。冬を前にしたこの時期、紅葉と言うより黄葉の林だ。太陽の季節を生きた葉っぱにご苦労さんと声をかける。

　そんな林の中で、可愛いカエデの木を見つけた。１mに満たないカエデの木。葉っぱが色づいていて、すぐ目に入った。日当たりの良い場所だから、すくすくと伸びて行くことだろう。

　

コシアブラ

　コシアブラはタラの芽に匹敵する山菜だという人がいる。確かに美味い。でも、私はタラの芽に軍配を上げる。そうは言っても、私は今はどちらも採らない。放射性汚染が無くなったと、どこの役所も言っていないから。特に、コシアブラは市報では今でも出荷停止とある。本当に調べて書いているとは思えない。どうでも良いので、前の記事を繰り返していると思っている。

　まだコシアブラを採っていた頃は、今頃山を歩いてコシアブラを探し、次の春に備えた。今はコシアブラがすぐ分かる。

　

マユミ

　マユミが実を付けている。正月の飾り物のようで、可愛らしい。触ったら実が落ちてしまいそうだが、結構しっかりと付いている。花は実に比べたら地味で、実は春、花を見逃していた。

　マユミとは良い名が付いている。漢字は真弓。この木は良く撓るので弓に使うとかで、実の可憐さから付けられた名ではないようだ。そのことを知らない方が良かったと思う。