パパがリッチなランチをご馳してくれた、そこは懐石料理の老舗で、私が50代のころお運びさんのアルバイトをしていたところだ、その頃客室から鴨鍋の良いにおいがして、あぁあの汁を我が家の犬のえさにかけたらきっとおいしいと犬が喜ぶだろうな、、、なんて考えながら、運んでいたのだ(笑)何十年もたった今お客で行くなんて、感無量(笑)でもあの頃のようなにおいがしなかった、肉の質がおちたのか、でもまぁ、長年の私の夢がかなったのだ、うれしい、パパもいいとこあるじゃんと思った、けどパパの今までで染みついた悪いってか私が気になる癖,習慣がこれはもうどうしょうもない事実(笑)なおらない、、もう時間切れ、、一番腹立つのは、食事中まだおかずが沢山あるのにみんなも食べているのに、自分が食べ終えた皿を重ねてゆく、そのままでいいよと、言っても重ねる、して骨とかいらないものがでるとなぜか私の皿にのせる、なんで私のに入れるの自分の皿の端に置けばいいでしょというのだけど、、あきれて怒る気もなくなる、最近はもう言わない、また重ねて
、バカはしななきゃなおらないと、と、となえている、ホントもう歳だから、言って気まずく嫌な思いをするくらいなら、がまんして好きにすればいいと、、だって、若い時、シャイってこともあるけど、両親が早くに亡くなっていろいろ教えてくれる人がいなかったのか、朝私はおきて顔合わせたら!おはよう!といいます、パパはそれに答えなかった、、もうびっくり、毎日毎日おはようをくりかえしていたら、やっと言えるようになった、うれしかった、
育ちの環境って、、、その人に影響するのですね、親が居なくて兄弟が多くて、自分のことは自分でと育ったから、早く席を立つためにも自分の皿を重ねて置けばすぐ立てる、まぁエライと言う、か、かわいそうというか、それが染みついた、しかたないというかそれを怒ったら気の毒だなって最近思うのね、一人前の大人になるまでの環境ってすごく大事だと思う、甘やかしてもいけないけどね、パパは残り少ないからもう好きにしていいや、子供や孫たちはガンガン注意しようね、とおもうのです(笑)。