覆水盆に返らず！って言葉、私は２０代の初めころから何か好きな言葉の一つなのです、これは中国の昔の話で、ある男が官公庁に勤めていた平社員でなかなかうだつが上がらない、その妻は出世もままならない夫に愛想を尽かし家をでてゆく、、何年か経ち世の中の情勢も変わり、夫はトントンと面白いほどに出世する、それを聞きつけた元妻は、飛んで帰り夫に家に戻りたいと申し出る、、男は盆にあった湯飲みをとり中のお茶を全部庭にまいた、して元妻に言う、このまいたお茶を湯飲みに戻せたら、家に入ることを許そうと、、、不可能ですよね、、、つまり、このように絶対に元に戻らないことが世の中には多々ある、、どんなに後悔しても謝っても、通用しないこともある、話し変わるけど、、、
風と共に去りぬ！の映画のラスト、、曖昧な心がハッキリとして、こころが離れたことで、家をでてゆくという、、もうなんと言っても聞く耳をもたない、、男女のいったん離れた心はもとにもどらない、、失って、その時にこれが一番大切だったのだと、愛していたのはこの人だったと気が付いても、もうダメ、この映画のラストを見ると私は！覆水盆に返らず！っておもうのですよ、だから、盆の上にお茶が入った湯飲みがあるときに、
いろいろ努力して、こぼさないようにしないと、いけないのです、私も離婚寸前まで何回かありましたがお互い努力して切り抜けましたよ、チャンス、修復の機会は必ずあります，それに気づくかどうか、気づかずにいると、修復不可能になるのです、、、中国の話に出てくる元妻も夫を支えて家を守っていればよかったのにね、見る目がなかったというか夫のいいところを見いだせなかったのですね、