http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111121-00000009-pia-ent
こないだ、ナック5で二週にわたり、田家さんにより紹介されていた中島みゆきのニューアルバム『荒野より』。そして、19日の土曜日に、チラリと映像が流れた、今回の夜会vol.17 2/2。ますます、興味は募るばかり。
田家さんのブログで、リハーサルの様子を見学された旨が載っていた。今回は、以前の2/2の改訂完結版、というような存在なのだとか。しかも、ニュース記事などによると、43曲も披露するのだとか。これは、早くみたい。場合によっては、DVD化してほしいところだ。
思えば、アルバム『荒野より』の曲は、聞き様によっては、2/2の演目で、どれを使ってもOKと言えるぐらい、歌詞がシックリくるようなものかも知れない。記事にもあるとおり、今回のアルバムを聞いておいた方が、夜会は楽しめるのかもしれない、と必死になって暗唱中w
と、いうわけで、管理人、夜会をまだ見ておりません。見に行く予定は立てておりますので、くれぐれもまだネタバレを控えて下さいw
そうそう。先日、知人からいきなり「今年の漢字一字」はなんでしょうねー、という話をふられた。安直な私は、「震災の年だから、震とか? はたまた津波の波?? あるいは原発問題で揺れたから、核とか???」と考えてしまった。皮肉にも、ほどがあるという感じだ。そしたら、その知人の方が、「震の字は、1995年に阪神・淡路大震災やオウムの地下鉄サリン事件が発生した際に、既に使われたんですよ」とのこと(過去の「今年の漢字」一覧はコチラから。)。
そんな話を聞いてから、アルバムを聞いて、ふと思った。アルバム最後の曲、「走(そう)」(来年放送予定の忠臣蔵に使われるらしい。)が、個人的には今年の漢字一字にピッタリかも、と。走るという字を調べると、「利に走る」とか「虫唾が走る」とか、あまり良いイメージで使用されないことわざがあるのはもちろん、思えばエジプト発の民主化運動(アラブの春)が、世界中を駆け巡り、金融不安が世界中を走り回った年でもあったような。
でも、歌ではもっと人間味あふれたストーリーが展開されている。どんなに辛いことがあっても、悲しいことがあっても、報われないことがあっても、報われるまでは笑顔でいよう。走り続けようと、というもの。報われてから、泣けばいい。
Yes, My Road Yes, My Road 愛だけで走ってゆく
Yes, My Road Yes, My Road 愛だけで走ってゆく
中島みゆき「走」より
というわけで、私は「今年の漢字一字」は、いろんな意味が込められたうえでの「走」に一票いれたいと思う。