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縄文時代の人現代を生きる!

タイヤ小売業を20年営む経験を縄文人に見立てて解説! タイヤに携わる人必見です。
ノウハウと言えるものかどうか? 

圧倒的に多い私達の店を知らないお客様!

2010-09-13 19:00:02 | 日記
「小さなタイヤ屋」はローカルな商売です 特に創業店は店横の駐車スペース2台(作業スペース兼用)という独善的なお店です。
知っている人だけのごく一部の人のためのお店というのが実相です。

地域でのタイヤ販売シェアーがもし1%とすると タイヤが必要な人のうち99%は私達にとって新しくお客様になっていただける可能性があります。
「小さなタイヤ屋」は宣伝することも憚られる店であって 事実チラシ宣伝もしていませんでした。


物事は逆から眺めると素晴らしい可能性に変貌します。
他店様にはない特徴をもった「私達の思想や考え方が実現できる店」が可能になった時 その未開の99%の人たちへチラシや宣伝活動ができることとなればどうなるか?
上手いくかもが 羽ばたきます。


「たった1%のお客様しか掴めない」が 「私達を知らない縁がないと思っていた99%の未開のお客様に訴求できる」になるわけで 突然巨大なマーケットが目の前に出てくる事になります。




「安全」と「キレイ」が同時実現で来て 駐車スペースもしっかりあり充分寛げて待てて居心地の良いゲストルームもある 働く人は礼儀正しくて愛想も合ってキビキビして感じも良いとなれば その99%の人のうち2%の人が新たにお客様になってくだされば1.98%のお客様を増やすことができて 地域でのシェアーも2.98%まで上がることになると予想ができるます。

「今不十分であること」が実はお宝が埋まっていることの裏返しとなると思えます。
「小さなタイヤ屋」であったことが 素晴らしい可能性を秘めている。
物事はいろいろな面から眺めると 弱みが実は強味であったり また強味が弱みになったり見方一つで180度変わってしまう面白さです。
「小さなタイヤ屋」を悲観したりダメだとか思ったことはありません ただ環境とお客様が車に抱く思いが変わって 私たちも己を変化させる時が来ていると感じるだけです。


タイヤ=安全という面は不変でありますから 安全で居心地が良い店を「キレイ」ちゃんの力をお借りして実現できればうれしいですね。


エアーホースの負担は猛暑で大きかった!

2010-09-12 11:38:37 | 日記
猛暑が タイヤショップではエアーホースの破裂という現象を頻繁に引き起しました。
暑さに晒され予想以上のダメージがあったようです。



ついに交換となりました。イエローホースご苦労様 オレンジホースこれから宜しくです。
今日も35度ぐらいまで気温が上がり夏バテ気分です。




タイヤショップ業態に 「小さな店」というそれしかできない事実にさも戦略があるかのように装って取り組んでこれたのは 好運と呼ぶ以外ないと思います。
「小さい」という弱さを 「小さいから」という強味にして受け入れてくれる時代でした。
その時代は 車とはおもちゃでありステータス・自慢でタネという価値観が多数見受けられ
そのような人たちの存在が 「小さな店」に共鳴してくださったのがここまでこれた大きな理由です。 

永年役に立ってくれたホースも寿命を向かえたように タイヤショップのこれまでの戦略も寿命を迎えているようです。
「小さい店」という戦略は 今のお客様にとって魅力に乏しいものになっています。
車=おもちゃ・ステータス・自慢であるというお客様が激減し
車=必要不可欠な道具であるという意識に代表されるお客様が主体となった変化が 私達のも変化を促しているわけです。


「タイヤ・インフラとしての小売・サービス業」という主題が「小さな店」に取って代わるテーマになります。 

ホースも変わりました。
時代も変わります。
私も変わりつつあります。
スタッフも成長して行きます。
店も増え新しい価値が提供できるようになります。
会社も発展する道を見つけました。

しかし不変であるもの変えてはいけないもの それが大切なものであります。

ホースが疲労したら交換する メンテナンスの大切さは不変です。
時代も変わります 人の生活は不変に続きます。
スタッフも成長します 成長の場を提供しようとすることで店も会社も活性化しますから伸びよう伸びようとする衝動も不変です。

無口で真面目って作業であってタイヤ商売ではない!

2010-09-09 17:15:11 | 日記
タイヤというものを言わない商品の代弁者としてタイヤショップで働く人に求められるものがある。
それは受注担当者だけがお客様と話をして 他の作業に当たるスタッフは取り付けに集中するだけでよしというものではないということだ。

黙々とした作業は何か冷たい雰囲気を醸し出してしまう。
小さな店でチームで働くということは 皆でカバーしあうといった気配りが求められる。
誰もが積極的にお客様に話しかけることができれば お客様の満足はきっと上がると思う。

また無口で真面目にやるだけではきっと冷たい感じを抱かれ満足度は低いと思われる。


これをあらわすのにぴったりの言葉が「おもてなし」というのではないかな。
無口で真面目というのは「おもてなし」というサービス業の「心」が表現されない態度を言う。


時には話しかけられるのが憚られる仕事を行なっている人もいるが 周囲を見渡す余裕のある人もいるだろう そういった人の任務の一つが「おもてなし」をあらわすお声がけという行為ではないかな。


だから店は「おもてなし」の心を表現する「お声がけ」が大切だと思う。
誰かがやっていると思うのは 誰もお声がけを重視していない証拠であろう。
売れた売れないの以前に サービス業であることの基本「おもてなし」を見つめるときが今ではないだろうか!




安い価格という価値の大きさ!

2010-09-04 16:53:46 | 日記
19インチタイヤの国産メーカー品の指数を100とした場合 このメーカーの同サイズは指数50となります。


4本で国産メーカーなら10万円 このメーカーなら5万円。
この差はなんなのか? タイヤもいろいろな要素がありますが 価格を最重視し他の性能をそこそこのレベルで妥協すれば このようなタイヤも必要かと。

携帯電話にしても 日本製はいろいろな機能を詰め込んで高性能には違いないけど 海外では全く低シェアーに甘んじているそうです。 海外では最低限必要な通話ができるという価値に重きを置き圧倒的な低価格で売るメーカーが強い。 これをガラパゴス現象と呼ぶそうですが タイヤ業界にもこのガラパゴス現象が進行しています。


低燃費・静かさ・安全性・寿命・価格 いずれの分野にも優等生な製品を作る日本。
価格を最大限の価値として その分野で価値を訴求する海外品。
私のスタンスは 「売れるものを売る」「お客様が求める価値の妥協点を提案する」というものですから 「絶対安値品」もどんどん取り扱います。

しかし品質的な信頼性に不安を感じられる人にはお薦めしません。

当社ではこのような取り引きを「スルーパス価格提供品」と呼びます
1 商品代金は仕入れ代金そのままです。
2 現金支払いをしますから お客様からも全額前受けします。
3 カード決済は手数料5%頂きます。
4 当社の利益は工賃収益のみですから定めた工賃および廃タイヤ代金は掛かります。

*運賃の関係で特に大口径タイヤのユーザー様には価格メリットはありますが 軽自動車よう12インチ13インチおよび純正サイズ15インチ14インチサイズは メリットが減りデメリットが増し場合があります。

タイヤ購入の選択肢をお客様に向かって間口を広げています。
タイヤデーラーさんにも仕入れ代行を行なっています。


続 空気圧について一考!

2010-08-27 19:01:24 | 日記
タイヤが最終的にそのポテンシャルを発揮するためには空気の充填が必要であり その圧力が低下するとバーストという危険な事態になる可能性が高まることを知らない人も多い。

あなたにとって車とは?
ステータス・ファッション・道具・生活必需品と言うアンケートの結果をまとめた資料がある。 最近は便利な生活必需品だと捉える層が増えている。 その人たちの関心は「キレイ」という価値に向かう可能性に 私達はキーパープロショップというお店でもってお応えし高めていこうとしている。 また一つ何事も起こらない=安全というテーマを掲げてタイヤ専門店としての役割りを見直そうとしている。

これが「安全君」と「キレイちゃん」の使命の一つだと考えています。


やっかいなのは「安全」とは何事もない状況を持続させることであり 予知と予測といった分野で突き詰めると商売になりにくいもの 安全なんていうのは当たり前のことなのだ。


タイヤ流通の毛細血管としての小売業が踏み越える「安全」の領域は 専門店としてのキチンとした取り付けと 減少する空気圧の適正管理を呼びかけることぐらいだ。
当たり前のことなのだが 取り付け後キチンと説明されているか?あるいは啓発する小冊子等が準備されているかというと 一応カタログ上には小さな字で記載はされているが タイヤ交換後渡す手合いのものではない。

今後 この部分に何か準備できるものがあるような気がします。
高級車の一部には空気圧センサーが装備されている 全部の車に装備するということにはコストの関係でならないだろう。

そのうち何か思いつく予感がします。

もちろんコストが掛かるもの手間が掛かるものは普及しない使えないものだから ちょっとしたものでオッと言わせるものだろうが・・・・・・!
ナンだこんなものかという コロンブスの卵的なことで見落とされているものがありそうです。