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縄文時代の人現代を生きる!

タイヤ小売業を20年営む経験を縄文人に見立てて解説! タイヤに携わる人必見です。
ノウハウと言えるものかどうか? 

創業店とスゴウ店 追い求めるものが決定的に違う!

2010-10-25 13:31:42 | 日記
(有)イマージンという会社の根と茎の役割りというばかりでなく この二つの店は決定的な違いがあることに少し気がつきました。
「手軽さ」をとるか「上質さ」をとるか? 店作りにおいて決定的に違うわけです。

創業店はタイヤに「手軽さ」の要素を前面に出してそれこそ中古1本・安い海外物にはスルーパス商品を提案しています。
スゴウ店は どちらかというと「上質さ」を志向するお客様がメインとなって売れるタイヤも高額品の比率が多いようです。
専門的に言えば創業店は 155-65-13軽サイズが圧倒的に売れて スゴウ店はそのサイズはあまり売れません。 同じイマージンなのにどうして? 疑問に思っていたのですが ある一冊の本で明快に説明されていました。

「手軽さ」と「上質さ」お客様が追い求めるものが違うわけです。
タイヤを「手軽な消耗品」と捉える人は創業店の主要顧客層であり タイヤにもある程度「上質さ」を求める層がスゴウ店の主要顧客層です。

この組み分けを間違えると スゴウ店でも中古タイヤを販売する・スルーパス品を推奨するといったことがミスマッチであるということが理解されます。 昨年スゴウ店から中古タイヤの在庫は創業店へ移管しました。 またスルーパス商品は創業店では月間3~5件はありますがスゴウ店は0件これでいいのです。・・・・現場は早くからそういった違いを感じていて臼井チーフから進言がありました。


感じたことを上手に伝えるのは難しいのですが 違いがわかる男のゴールドブレンドです。
一度読んでみてください「トレードオフ」  本が伝える「違いの説明力」は偉大です。



創業店のタイヤ販売は「手軽さ」をアピールする小さな古ぼけた店という道具があって お客様に手軽さと安さと少しの怪しさを感じていただいて商売が成り立っています。

スゴウ店は「キチン」とコーティング施工技術がかもし出す雰囲気と 新しい店とがマッチしてタイヤに何がしかの上質さを求めるお客様の支持を得ているようです。


この違いを「キチン」と把握した上で 商売上の政策に店舗の特徴を反映させていく修正がいるようです。  
例え創業店は梅ランクに注力し スゴウ店は竹ランクを薦めるといった売り訳を行なうことがより必要であろうと思います。

タイヤ専門店とタイヤ・キーパーコラボ店の分析!

2010-10-17 12:40:08 | 日記
愛知県の有力なタイヤ専門店の店長さんが先日 私を尋ねてきてくださりいろいろお話を承ることが出来ました。 そのお店は何年か前に私を含めその時のメンバー全員が見学に行って色々教えを請うた実力店です。  

店長さんとお話しすると 「タイヤ専門店にお客様に来店していただける理由がない」もちろん交換すべき時には来店していただけるのですが・・・・・・。
今の時代 ホイールとか足回りとかお客様がかつて興味を持たれたものに興味を示されなくなり必然的にタイヤ専門店へ足が遠のいているという分析をされていました。

このお話に私も納得です タイヤしか扱っていない創業店は最近不振というか新規来店者がめちゃ少ない一方 タイヤとコーティングをコラボしているスゴウ店はコーティングを購入される新しいお客様が増えています。 

創業店は旬が過ぎ過去の「名残り」で商売をしている。
スゴウ店はコーティングで新規のお客様の支持を得はじめている「兆し」がある。
「兆し」と「名残り」の勢いの差がでつつあるように感じます。


タイヤ小売業界ではコーティングをコラボする試みは手前どもに一日に長があるようですから店長さんも その話がお聞きになりたかったようです。
といっても私たちも未だ試行錯誤の段階で 今度仕掛けるキーパープロショップ岐阜店が成功することでコラボ・隣接がタイヤショップに新しい波を呼び込むことを実証できるわけですから。



タイヤ専門店の共通する仕事量が季節変動によってものすごく多いという特徴。
一度購入されて取り付けしてしまえば次の来店理由がなくなる。
まさにスゴウ店は上の問題を解決する方向へ進みだしています。
残念ながら創業店はその意味で苦しみの渦中にある。


けれどそれは間もなく解消されパワーアップする方向へ進んでいます。


何事もまず「感謝」することから始めましょう!

2010-10-14 18:46:38 | 日記
タイヤ小売業も時代の洗礼を受けて今までにはない変化をもてめられています。と思います。 「昔は良かった」と過去を懐かしむばかりでは 「今現在」にケンカを売っているのと同じに事になってしまいます。 「今現在」にケンカを売っていながらどうしようこうしようとしても良い智恵など浮かばないことなど明白です。
また未来にいろいろ心配や悲観をすることも やはり「今現在」という足場を無視している事になってしまいます。  過去を懐かしんだり未来を悲観したりしやすいものですが ここはやはり「今現在」をしっかり見つめることからしか始まらないような気がします。

「今現在」があるということはいろいろなお陰や恩恵の賜物ですから そのことにまず目を向けて「ありがとう」と感謝しなさいと教えていただきました。
先祖様がいて両親があって店があってお客様が来てくださってタイヤ小売業も成り立ってきたわけですから そこに感謝の気持ちを表現することが「今現在」としっかり仲良しになる秘訣だそうです、するとなんだか素直な気持ちが芽生えてきて「今現在」必要なことやるべきことが自然と浮かんでくるそうです。


手前味噌で恐縮ですが タイヤ屋ショップをやりながら洗車コーティング業界とご縁をもてたのは タイヤ屋の「今現在」が過去と比べて厳しい状態になってもその教えをまもって感謝の念を店の行事に取り入れたりタイヤの供養などを欠かさずしたからではないかと思います。  タイヤショップの現状は過去と比べると下降波動に動いていますが それを受け入れるには恩恵を認めて感謝する以外ないと思います。
当然何かと比較すると受け入れがたい心境にもなりますが 否定すれば否定するだけ「今現在」にケンカを売っている事になってしまいます。

過去の人事物に感謝し 今現在の人事物に愛念を抱き 未来に夢と希望を持つという秩序を形成するために心の調律を第一にすることを教えられてから20年たちましたが まさに実感として真実として深く納得です。


たいがい自分で自分にケンカを売っているのが「悩み」の元だそうです。
「いい加減で良い」「いい加減に生きていくと楽です」
楽ですから楽しめます。

「タイヤ屋を何とかしよう」とせずこのままほかっておいて お客様に喜んでいただけるのがリアルに分かる洗車・コーティング業を起業しようとしているのは「タイヤ屋をやっていること変化していることに愛敬の念を抱けたからです」
「タイヤ屋がダメだ」とケンカの念を持っているわけではありません。 有態に言えば「タイヤ屋」をより活かす為に「洗車・コーティング業」を起業しようとしているのが真実です。

「タイヤ屋」さん今までありがとうね 新たな仕組みが出来るまでしばし辛抱していて頂戴ね その時きっとタイヤ屋さんも次の活力を得て再び輝きを増すはずだから。


そんな心境です。物事の移り変わりには順序がある。「今現在」が教えてくれたことです。
三年前の「今現在」さんは 時が来るまで少し待てとおっしゃいました 来月の土地の契約事に焦点を合わせろという意味だったようです。

待った結果は人・物・事すべてにおいてドンピシャのタイミングであるようです。
波の流れに逆らっては疲れ果てます 私たちの下降線がどん底にタッチして上昇に転じるタイミングが「今現在」目の前に来ている そのように信じて!


「生きている」から「生かされている」に観を転換  すると自然に感謝の念が湧きます。

逆転の秘密!

2010-10-09 11:59:22 | 日記
「小さなタイヤ屋」という創業以来のスタイルでタイヤのみを扱う小さな狭い店。
タイヤとキーパーをコラボし比較的に広く新しい店。

9月にこの両店の粗利益額・売上高が創業始めて逆転しました。
「古きはいずれ陳腐化し衰退していく」まさに創業店はその流れにあり 「新しきは育っていく」スゴウ店はその流れにありその交差ポイントが来たようです。
古くなったものは新しきに交替するというは自然の流れです。



何が古くなって行くのか?
店も古くなります・売り方も古くなるでしょう・既存のお客様も当然年をとられてます・
働く人の頭も過去の成功体験のみに囚われて古くなっています。
正直に言って店の賞味期限が切れ掛かっているというのが創業店の姿かと思います。
どうするのか?・・・・・イノベーション(革新)以外手はありません。


タイヤとキーパーをコラボした店の売上げが一時的にも勝ったのは そこにお客様の支持があるからです。  
タイヤの販売本数では創業店が勝っている、にも関わらず売上高が勝るのはキーパーの存在もさることながら高額のタイヤが売れているからです。
「キーパーを施工する店は高額タイヤが売れる」という相関性があるのかもしれません。
この流れは地道なお客様との信頼感形成していく中で 徐々にタイヤの売上げ貢献度が上がるという傾向を示し始めました。



今現在 我社の問題は「創業店」に存在する事実を認識しなければなりません。
「小さなタイヤ屋」というコンセプトから キーパープロショップと連結するコンセプトにイノベーションを起す時期は近づきつつあります。
創業店メンバーも見直す所・修正する所の問題を拾い上げなくてはなりません。
会社の顧客が従業員も含まれる(ドラッガーによる)なら 全てを見直す時期に来ています。



この店の問題点 今は一人一人の心の中に巣食っているものが お客様の期待値と反するということを知ることが仕事です。

「ひとつの出来事」それをこのように考えると楽しいかも!

2010-10-03 16:12:53 | 日記
9月に創業店の月間粗利益額をスゴウ店の粗利益額が上回りました。

Q なぜすぐにそれが分かるのか?
A 日次で店舗の人時生産性を解析しているからです。

Q いつからですか?
A およそ1年半前から「見える化」として導入しています。

Q 導入の動機はなんですか?
A 働いて生みだす付加価値の総量と部門別の分析が迅速に出来る必要を感じたからです。

Q 導入の成果は上がっていますか?
A 大有りです 「見える化」の陰で 数値の共有化が実現し事業の長所・短所や対策が捉まえることが可能になりました。

Q これからどのような展開を予想されていますか?
A 店別部門別の収益と 年間時間軸の変動を捉まえましたので その変動に合わせた人の配置がアルバイトさん動員で可能になると思います。またとても重要なことですが予算先行主義として受身の商売から 提案の商売に変われると考えています。

Q 見える化導入時に何か感じましたか?
A ちょうどその時「クラウドコンピューティング」の説明会があるという記事を社員さんが教えてくれて 聞いてきたグーグルの活用で
  両店の情報が何処でも誰でも見ることが可能になり とても幸運だったと記憶しています。コストは0円です。

Q 粗利益逆転をどう見ますか?
A タイヤ専門店は単独だと苦境がまだ続くと思われますが 「キーパー」と上手く組み合わせると化学反応して面白くなる
  その事実を確認させてくれたものと捉えています。

Q これから一番取り組みたいことは?
A 商売の上ではタイヤ専門店とキーパープロショップの連結です 経営的には「見える化」「共有化」が進んでいますか今度は「仕組み
  化」が進むと次の商売の発展が見えてくるような気がします。

Q タイヤ小売業界は今後どのようになると考えていますか?
A 大変難しい予測です 以前のようにお客様に自動車に対して憧れやおもちゃ感が復活すると商売の楽しみも感じれるでしょうが タ
  イヤ=消耗品という理屈優先では面白みは感じられません。
  したがって別なものと融合することで新しい価値を生み出す事が必要だと考えます。
  それを当社では「キーパーコーティング」と融合する道を選択し それが時代にあっているという回答が粗利益逆転の意味ではない
  かと感じたわけです。
  するとタイヤ小売業はサービス業化=インフラ提供業に変身していけると考えています。

Q タイヤインフラ業をもう少し具体的に教えて下さい。
A 読んで字の如くです。 タイヤが交換できるインフラがあるわけですかそれを最大限②活用する事です。
  今までは「小さなタイヤ屋」というコンセプトでやってきたのですが それから次が「タイヤのインフラ業」です。
  小売に限定した店でなく 持込作業も歓迎します インターネットで仕入れ代行もします メーカーさんから組み込み作業も受注しま
  す ようするに専門店として知識も活かせる 設備も活かせる 時間も活かせる そのがこんど実現するキーパープロショップの力を
  借りて変身する近未来のタイヤショップのひとつの姿です。

Q いつからですか?
A もちろん優先順位はキーパープロショップが一番です そこに建設される「ゲストルーム」において「おもてなし精神」が場として表現
  されてからがタイヤインフラ業のスタートになります。


「逆転」 タイヤ専門店からは老化陳腐化の進行 タイヤキーパーコラボ店からは優位性の実証です。  「兆し」「旬」「名残り」という時間軸では タイヤ専門店は過去の「名残り」という衰退の時代に取り残されそうな コラボ店は「兆し」として成長のするのを時代が受け入れてくれ始めた  そのシグナルが9月の結果ではないかと思います。

タイヤとキーパーの相性の良さが数字の上からも実証され いよいよ結婚へ!