3日夜、11時に「かねやん」と待ち合わせて一路山寺へ。現地では「爆走T氏」ら一行と合流する予定。当初は「N田さん」も一緒に行く予定が、腰の具合がイマイチで断念。残念。またご一緒しましょう。
東北道と山形道を乗り継いで5時間あまり。朝5時前にはアプローチ下のキャンプ場跡に着く。来る途中運転も交替してウトウトしたので、さほど疲れはない。今から眠っても中途半端だ!とばかり、すぐに岩場に出動。6時には岩場前にいた。
岩質は榛名「黒岩」と同じ安山岩。手に優しいが甘いホールドはチャートほど利かず、スタンスはやや選びにくい面がある。
アプローチは少しキツい山道を20分くらい。道には桜の花びらがチラホラ。道から少しはずれた所に桜が咲いていた。空気はカラッとヒンヤリいい感じだ。この日は昼になると太陽が岩に照りつけ暑いくらい。岩がヌメりコンディションが悪くなった。早朝に登っておいて正解だった。
トポと照合しながら「直角ハング」エリアの「ブラック&ブルー」(10a)でアップ。60メートルロープが足りるか不安になるほどの長さ。終了点で振り返ると眼下に山寺、遠くには雪をいただいた山の連なりが見える。その端には「東北富士」と呼ばれる形のいい鳥海山の姿も。絶景だ。
さて、何をやろうか迷ったが、「みちのく広場」に戻り、四つ星で内容の濃そうな「キャメル」(11c)にチャレンジすることにした。「かねやん」も出だしがポケットだというので燃えている。
四つ星ルートが貸し切りという贅沢な至福の時間。「かねやん」と2人でルート取りやムーブを探る。下のポケットや細かいカチの処理も楽しいが、中盤のクラック、後半のフレーク、終盤のアンダーの処理も考えさせられるムーブで充実している。特にボルト7本目から8本目あたりが遠く、ムーブの解明力が問われる。
1回目はそのムーブのあたりで「わからん!」と降りてきた。2回目は「何か方法があるはずだ」とスタンスやムーブを探り「なるほど!」と納得。ランナウトを恐れず突っ込む勇気が要るが、すばらしい内容だ。終了点まで抜けて期待が高まる。
十分レストして本気トライ。めでたくRPを果たす。うれしかった。身長160の私でギリギリこなせるムーブでした。
隣では「爆走T氏」が「去りゆく夏の日」(11a)のRPを狙ってがんばっている。ヌンチャクがかかっているので取り付かせてもらい、気持ちよく登った。
昼から「かねやん」と、「いっちょ『12』を探ってみよう…」ということになり「御前岩」エリアの「めんそーれ」(12a)というのにチャレンジ。トポに「フィンガージャムがポイント」だと書いてあるが、指が入りにくく、どうもキマらない。何とか入っても1本の指に身体をあずけるのは、身体にとっても指にとっても、お互いに危険な気がした。また、その場所以外にも解明しなければならない部分がいくつかある。フリクションが悪いせいもあり、本日はここまで。
下山が遅くなったので、夕食は「牛角」の焼肉、宿はテント張らずに5000円のビジネスホテルと安易に流れたが、風呂にも入れて快適でした。
東北道と山形道を乗り継いで5時間あまり。朝5時前にはアプローチ下のキャンプ場跡に着く。来る途中運転も交替してウトウトしたので、さほど疲れはない。今から眠っても中途半端だ!とばかり、すぐに岩場に出動。6時には岩場前にいた。
岩質は榛名「黒岩」と同じ安山岩。手に優しいが甘いホールドはチャートほど利かず、スタンスはやや選びにくい面がある。
アプローチは少しキツい山道を20分くらい。道には桜の花びらがチラホラ。道から少しはずれた所に桜が咲いていた。空気はカラッとヒンヤリいい感じだ。この日は昼になると太陽が岩に照りつけ暑いくらい。岩がヌメりコンディションが悪くなった。早朝に登っておいて正解だった。
トポと照合しながら「直角ハング」エリアの「ブラック&ブルー」(10a)でアップ。60メートルロープが足りるか不安になるほどの長さ。終了点で振り返ると眼下に山寺、遠くには雪をいただいた山の連なりが見える。その端には「東北富士」と呼ばれる形のいい鳥海山の姿も。絶景だ。
さて、何をやろうか迷ったが、「みちのく広場」に戻り、四つ星で内容の濃そうな「キャメル」(11c)にチャレンジすることにした。「かねやん」も出だしがポケットだというので燃えている。
四つ星ルートが貸し切りという贅沢な至福の時間。「かねやん」と2人でルート取りやムーブを探る。下のポケットや細かいカチの処理も楽しいが、中盤のクラック、後半のフレーク、終盤のアンダーの処理も考えさせられるムーブで充実している。特にボルト7本目から8本目あたりが遠く、ムーブの解明力が問われる。
1回目はそのムーブのあたりで「わからん!」と降りてきた。2回目は「何か方法があるはずだ」とスタンスやムーブを探り「なるほど!」と納得。ランナウトを恐れず突っ込む勇気が要るが、すばらしい内容だ。終了点まで抜けて期待が高まる。
十分レストして本気トライ。めでたくRPを果たす。うれしかった。身長160の私でギリギリこなせるムーブでした。
隣では「爆走T氏」が「去りゆく夏の日」(11a)のRPを狙ってがんばっている。ヌンチャクがかかっているので取り付かせてもらい、気持ちよく登った。
昼から「かねやん」と、「いっちょ『12』を探ってみよう…」ということになり「御前岩」エリアの「めんそーれ」(12a)というのにチャレンジ。トポに「フィンガージャムがポイント」だと書いてあるが、指が入りにくく、どうもキマらない。何とか入っても1本の指に身体をあずけるのは、身体にとっても指にとっても、お互いに危険な気がした。また、その場所以外にも解明しなければならない部分がいくつかある。フリクションが悪いせいもあり、本日はここまで。
下山が遅くなったので、夕食は「牛角」の焼肉、宿はテント張らずに5000円のビジネスホテルと安易に流れたが、風呂にも入れて快適でした。
私たちが行った時はキャメルは都内から来たパーティが3人で2日間Tryしていてさすがに3日目はやらないだろうと朝一で取り付いたらやってきて「待ちます」と言うのでここまで来て順番待ちはしたくないのでワンテンで止めにしたという思い出があります。