土曜。「Pちゃん」「S田さん」と共に「城ヶ崎」。「Pちゃん」は「シンデレラボーイ」(13a/b)、「S田さん」は「風に吹かれて」(11a)、私は「パン2」(12b)がそれぞれ目標だ。
今回城ヶ崎2回目という「S田さん」。このところジム「ミストラル」でもメキメキうまくなっている。この日もアップの「海賊フック」(10b)を手堅く片付ける。続いて本命の「風に吹かれて」(11a)。1便目はうまく核心を越えたが、少し力を使いすぎたかその上でテンション。残念。そのあと3便目でテンションでぶら下がった際に、左肩を少し痛めてしまった。悔しそうな「S田さん」。しかし今回、初「11a」に手応えを十分に感じた様子だった。
私はアップで触った「風に吹かれて」にすっかりハマってしまった。核心が抜けられず「Pちゃん」に核心ムーブを教わって確認して降りてきた。こんなことでは「パン2」RPはおぼつかない…とヘコむ。
しかし大休止したのち、とりあえず「パン2」にヌンチャク掛け便を出す。1ピン目はプリクリ。2、3ピン目は「ヒロ君」がトライしている「虎の穴」のヌンチャクをお借りする。4ピン目から上を自分で掛けながら登るということになる。
この「ヌンチャク掛け便」が妙に気合いが入った。前回も「各駅」のヌンチャク掛け便が、核心で十分に保持できていたので、今回は「あわよくば…」と、ヌンチャク掛けも「本気トライ」でスタートすることにした。
4本目のヌン掛けとクリップがワンタッチで決まった。間髪入れずにすぐに上のカチに手を出す。核心から上に3手進めて右のフェイスに出たところのカチを保持して、左足を棚に突っ込みレスト。最高到達点だ。
5本目のヌン掛け。ここで腰を探って取り出したヌンチャクが予定の物でなく、連結した長い物でちょっと焦った。しかし下から「Pちゃん」が「なんでもいいよ」と声をかけてくれたので落ち着けた。そうだ。フォールしても下まで落ちるワケではない。掛けるヌンチャクは何でもいいや。
そう思うと余裕ができて、左右の手を交互にシェイクしているうちに回復し、結局予定の短いヌンチャクに掛け直すことができた。ここから次の6P目のガバを取るまでのムーブが遠くていやらしいのだ。左足を高く上げてヒールを引っかけてレスト。十分に休む。
もう行くしかない。左足を乗り込み、左上の遠いホールドを押さえる。右足をすぐに上げて高い位置にヒールを決める。これが上がらなかったらオワリだ。何とか上がった。身体を安定させて右手で上のガバを保持。6P目ヌン掛け&クリップ。
ここまで来たら落ちることはできない。「パン1」の時の感覚がよみがえる。最後、左のカチをつないで上のヘリを取り、左足を大きく上げて上面に乗っ越すだけの力が回復するかどうか…。左右の手をシェイクしながら自分にきいてみる。「いいか?」「行けるか?」…なかなか身体が返事をくれない。
「いけるかも…」と身体が言った。「よし行こう!」。左上のカチに手を出す。次の右手がこれまでよりアマく感じて不安がよぎる。やはりヨレている。ノーテンでここまで来たことはないのだ。しかし動き始めたら行くしかない。手を機械的に進める。足を上げ、上のヘリに右手を出していく。
最後の乗っ越し。左足を上げる位置がこれまでなかったほど高く感じた。「こんな所に上げたっけ?」と思うほど。それくらい消耗していたのだろう。やはりテンション交じりで来るのとは違う感覚というものがある。ダメ元で思い切って足を上げ、乗り込む。
何とか身体が上がり、左手で奥のポケットを保持。乗っ越した瞬間、思わず終了点のある岩の上面をパン!パン!と2回叩いた。これで「パン!2!」。上がり!
「ヒロ君」ヌンチャクありがとうございました!ヒロ君の「虎」も2テンですか?追い詰めてますね。楽しみにしてます!
さて「Pちゃん」の「シンデレラボーイ」。先週はヌン掛けに1便ついやしたが、この日は先にトライしている方がいて、幸運にもヌンチャクはセットされていた。アップの後、「一発で決める!」と「Pちゃん」が離陸する。
結局はじめの2便はRPならなかった。2便目は非常に惜しい感じで悔しがっていた。3時過ぎの最終便に賭ける。
RPした3便目は「チリコン」部分手前のレストポイントまで、これまでにないほど早いテンポで進み「大丈夫?」と思いながら見ていたが、本人としてはその辺が「作戦」だったようだ。消耗を抑えてレストポイントで効率よく休み、動き始める。「チリコン」部分はスムーズで、「もう過ぎたの?」と思うほどあっという間だった。できてみれば、危なげない順当な(?)RPだった。おめでとう!
帰りは途中の食事をガマンして「堀切菖蒲園駅」近くの「Pちゃん思い出の店」でおいしい餃子を食べた。肩を痛めた「S田さん」の回復を祈って乾杯した。
また行こう。
今回城ヶ崎2回目という「S田さん」。このところジム「ミストラル」でもメキメキうまくなっている。この日もアップの「海賊フック」(10b)を手堅く片付ける。続いて本命の「風に吹かれて」(11a)。1便目はうまく核心を越えたが、少し力を使いすぎたかその上でテンション。残念。そのあと3便目でテンションでぶら下がった際に、左肩を少し痛めてしまった。悔しそうな「S田さん」。しかし今回、初「11a」に手応えを十分に感じた様子だった。
私はアップで触った「風に吹かれて」にすっかりハマってしまった。核心が抜けられず「Pちゃん」に核心ムーブを教わって確認して降りてきた。こんなことでは「パン2」RPはおぼつかない…とヘコむ。
しかし大休止したのち、とりあえず「パン2」にヌンチャク掛け便を出す。1ピン目はプリクリ。2、3ピン目は「ヒロ君」がトライしている「虎の穴」のヌンチャクをお借りする。4ピン目から上を自分で掛けながら登るということになる。
この「ヌンチャク掛け便」が妙に気合いが入った。前回も「各駅」のヌンチャク掛け便が、核心で十分に保持できていたので、今回は「あわよくば…」と、ヌンチャク掛けも「本気トライ」でスタートすることにした。
4本目のヌン掛けとクリップがワンタッチで決まった。間髪入れずにすぐに上のカチに手を出す。核心から上に3手進めて右のフェイスに出たところのカチを保持して、左足を棚に突っ込みレスト。最高到達点だ。
5本目のヌン掛け。ここで腰を探って取り出したヌンチャクが予定の物でなく、連結した長い物でちょっと焦った。しかし下から「Pちゃん」が「なんでもいいよ」と声をかけてくれたので落ち着けた。そうだ。フォールしても下まで落ちるワケではない。掛けるヌンチャクは何でもいいや。
そう思うと余裕ができて、左右の手を交互にシェイクしているうちに回復し、結局予定の短いヌンチャクに掛け直すことができた。ここから次の6P目のガバを取るまでのムーブが遠くていやらしいのだ。左足を高く上げてヒールを引っかけてレスト。十分に休む。
もう行くしかない。左足を乗り込み、左上の遠いホールドを押さえる。右足をすぐに上げて高い位置にヒールを決める。これが上がらなかったらオワリだ。何とか上がった。身体を安定させて右手で上のガバを保持。6P目ヌン掛け&クリップ。
ここまで来たら落ちることはできない。「パン1」の時の感覚がよみがえる。最後、左のカチをつないで上のヘリを取り、左足を大きく上げて上面に乗っ越すだけの力が回復するかどうか…。左右の手をシェイクしながら自分にきいてみる。「いいか?」「行けるか?」…なかなか身体が返事をくれない。
「いけるかも…」と身体が言った。「よし行こう!」。左上のカチに手を出す。次の右手がこれまでよりアマく感じて不安がよぎる。やはりヨレている。ノーテンでここまで来たことはないのだ。しかし動き始めたら行くしかない。手を機械的に進める。足を上げ、上のヘリに右手を出していく。
最後の乗っ越し。左足を上げる位置がこれまでなかったほど高く感じた。「こんな所に上げたっけ?」と思うほど。それくらい消耗していたのだろう。やはりテンション交じりで来るのとは違う感覚というものがある。ダメ元で思い切って足を上げ、乗り込む。
何とか身体が上がり、左手で奥のポケットを保持。乗っ越した瞬間、思わず終了点のある岩の上面をパン!パン!と2回叩いた。これで「パン!2!」。上がり!
「ヒロ君」ヌンチャクありがとうございました!ヒロ君の「虎」も2テンですか?追い詰めてますね。楽しみにしてます!
さて「Pちゃん」の「シンデレラボーイ」。先週はヌン掛けに1便ついやしたが、この日は先にトライしている方がいて、幸運にもヌンチャクはセットされていた。アップの後、「一発で決める!」と「Pちゃん」が離陸する。
結局はじめの2便はRPならなかった。2便目は非常に惜しい感じで悔しがっていた。3時過ぎの最終便に賭ける。
RPした3便目は「チリコン」部分手前のレストポイントまで、これまでにないほど早いテンポで進み「大丈夫?」と思いながら見ていたが、本人としてはその辺が「作戦」だったようだ。消耗を抑えてレストポイントで効率よく休み、動き始める。「チリコン」部分はスムーズで、「もう過ぎたの?」と思うほどあっという間だった。できてみれば、危なげない順当な(?)RPだった。おめでとう!
帰りは途中の食事をガマンして「堀切菖蒲園駅」近くの「Pちゃん思い出の店」でおいしい餃子を食べた。肩を痛めた「S田さん」の回復を祈って乾杯した。
また行こう。
一夜明けていかがですか?
素晴らしいトライでしたね〓 ルーフを抜けたら一気だ ヨネさんのハートにはいつも感心させられます。
今回も爽やかな二人の顔が印象的な素敵な写真ですね。
てっちゃん、お先に片付けちゃってゴメン。でも「2テン」から一気に「RP」あり得る!を証明しといたからね。てっちゃんもすぐですよ。あと、てっちゃんの「4Pクリップから、すぐ動いた方がいい」というツブヤキもその通りでした。
シーズン終盤 気合の登り、気合の雄叫び心にひびきました!!
それと
この場所をお借りして
Pくん、シンデレラおめでとう。
流石です。次回デジタルでお会いするのを楽しみにしています。
>Hiro君
ありがとうございます。岩場で祝福していただいてうれしかったです。デジタル一緒にやりましょうね。
気合いが伝わってきますね。
こっちのモチも上がってきます。