「ちまちま」のゲーム日記。

現在は、シャープX1と、レトロPC&ゲームの記事が中心です。

CZ-800C(X1マニアタイプ)の修理-その1

2017年09月14日 06時38分09秒 | レトロゲーム

ちょっと、ヤヴァイものに手をだしたかも知れない...
素人にしては、いきなりハードルを上げ過ぎた感じです。

CZ-800C(X1マニアタイプ)ローズレッドをGETしました。
まぁジャンクなんですけど、電源かメインボードがダメなのかIPL待ち受けまで行かないとか。

しかし、マニアタイプのローズレッドはX1ユーザーなら誰しも1度は憧れる逸品
いまのシルバーのX1Cより断然レトロインテリアとしても見栄えが良い!(出品物は、あまり綺麗では無さそうだけど)
欲しい時に、中々出てこないものなので1度はチャレンジしてみたいですよね。
おまけでデジタルテロッパとゲームがなんか付いてくるらしいのですが
今回特別欲しかったのは、「キーボード」と「マニアタイプのグラフィックRAM(G-RAM)」

キーボードの方は大体察しが付くかもしれませんが、本体に比べキーボードの数が圧倒的に少ないX1。
また、X1Cのキーボード自体が不安なので外部キーボードとしてストックしておきたいのと
X1Cって全体がコンパクトにまとまっている様に見えて実は電源もカセットデッキも全て机の上に置く
昔の「ラップトップパソコン」に近いイメージなんですよね。
TURBOのキーボードはバカ高いし、マニアタイプのキーボードは同時押し不可?な上メカスイッチで分厚いけど
本体とは別にキーボードが欲しかったのです。勿論、X1マニアタイプのインテリアとしても申し分なし。

もう一つのG-RAM。
時々CZ-800Cのジャンクが出ているのですが、キーボードが無かったりする事が多いのに加え
X1に興味が無い人の場合、G-RAMが付いているか付いていないかが大抵は書かれていません。
「通電確認のみ、写真が全て」と書かれても中身までは全く想像できません。(背面の写真があればボードは推測できますが)
G-RAMのないCZ-800Cは遊べないゲームが凄く多いのでインテリアにしかならないので悩み所でした。
まぁ昔のCZ-800C所持者なら大抵はオプションで付けていたのでしょうが、中古だと抜かれている可能性もあり
もし無かった時は、購入手段がまたヤフオクの博打になってしまいます。
このG-RAMが正常かどうかは分かりませんが、次回からはジャンク本体のみ買えばボードは使いまわせる事になり、
トラブルシューティングで切り離しにも使えます。


自分には時期尚早な可能性も高そうですが、次のチャンスがいつになるか分からないので購入に踏み切りました。
修理に関して、検索してもズバリ修理方法等が出てない所が「攻略本の無いゲーム」を遊んでいる感じで良いんですよね。
なかなか難易度は高めですが、ゲーマーにとっては無理ゲーと言う程でも無い気がするので、頑張ってみましょう。



●開封の儀 
 
左から、ローズレッド本体、デジタルテロッパ、キーボード、ゲーム
なかなか丁寧に梱包してくれていて良かったと思います。


まずは、おまけのカセットゲーム「女囚サソリ」です。

落札画面では特にX1用とは書いてなかったし、別機種用の可能性もありましたがX1用で間違いなさそうです。
しかしネットで検索しても、このゲームの事が一切出てこねぇ...
小説や映画で有名なタイトルの様で、マニアにはトンデモ商品...って事は流石にないかw
どうやら他商標の企画物のソフトを出してる会社なのでしょうか?
「FILCOM」「CSKソフトウェアプロダクツ」「木屋通商」辺りのワードでググると色々出てくる様です。

にしても、このパッケージだと全く売れそうにないゲームなんですがw

値段は普通のゲーム並みなのに、内容が全く分からないし...
かなり自信があったのか、そう言うブランドを作りたかったのか。

パッケージは少しシミてます。
カセットテープを確認してみると...ナニコレメッチャキレイ!

手持ちのゲームでもここまで綺麗な状態のテープは少ないです。
恐らく、ほとんど使われる事はなかったと思われるぐらい磁性体が色濃く、艶もありますね。
普通は古いソフトほど、ピンボールみたいに艶が無くなり白くカサカサになって読めなくなってしまうものです。

(艶の無くなったソフト。データを読み難い可能性があります。)

乾燥剤が入れられてるのが好感度UP。
まぁいくら綺麗でも磁気に当てられてたら全くダメですけどね...
チェックは別の機会にでも。


お次はパーソナルテロッパ(CZ-8DT2)です。
届いたままの状態なので、全く掃除してない見苦しい写真で失礼。
  

このパーソナルテロッパは、初期型のデジタルテロッパから操作スイッチや端子の数などが削られた廉価版のようです。
しかし、素人の自分が思うに十分過ぎる端子類、ここでまさかのRGB21ピンが...

まだ使い方を調べてないので全く分かりませんがRGB21ピンはテレビに接続、
X1はデジタルRGBとTVコントロール入力へ、この2つが基本で
そこにビデオ入力やら出力で、映像にテロップを入れたり、ワイプを作って映像の大小を切り替えたりと
ホームビデオ編集に力を発揮。と言うのがシャープの目論見だったのでしょうか?

見ての通り放置されっぱなしの状態だった様で、まずは大掃除してから色々遊ぶ事にしましょう。


そして本命のローズレッドのマニアタイプ(CZ-800C)のキーボード。
  
梱包を開けてるそばからカールコードの破片がボロボロボロボロ落ちてきますw
自分でレストアする楽しみ一つ増える事になるので、特別気になりませんでした。

こちらも埃まみれですが、想像してたよりは綺麗な状態。
傷とかヒドイのかと思いましたが裏面に大きめの擦り傷があるぐらいで、
これなら年数にしては綺麗な部類に入るのは自分のX1Cを見て頂ければ、お分かり頂けるでしょう。
 


最後にX1マニア(CZ-800C)のローズレッド本体
本体天井部は傷も多く結構汚いですが元々モニターなどを積み重ねて使う事が多く仕方がない面と、
重ねれば隠れてしまう部分なのと、美品コレクターでも無い場合は大して気にしないで良いのかもしれません。
  
背面は、スロットカバーが2つ無いのとプリンターとジョイポートのゴムがありません。
正面の上角が少々凹んでますが、自分のX1Cと比べ(略
ひと段落したら磨いてみようと思います。


今回で一番の問題点は、本体基盤のバッテリーが液漏れして基盤が完全にお亡くなりになっている可能性。
これらは運任せでどうしようもないので、今後の為に練習台になって頂きましょう。
どの道メイン基盤がダメだからジャンクで入札が少なかったと思うのですが、部品取りに使うにしても
これ以上悪化もさせたくないので最優先に本体の基板救出に向かいたいと思います('◇')ゞ



●CZ-800C(X1マニアタイプ)の内部点検

ジャンク品と言う事で、どの道補償も何も無いので通電はしません。
出品時は動いていたのに、搬送後に電源を入れた瞬間お亡くなりになった話はチラホラ見かけますし。
なので早速分解開始!
X1Cと違って、素直にカバーを外せます。左右のネジ2つずつ、背面のネジ2つ、計6個外すだけ。

まずはベルトの確認。

どうやら一度補修されている様です。ブチル系ベルトの残骸が残されたまま、別のベルトがかかっています。
中古品を買う場合は、動作しているからと言って中身が良いものとは限らないですよね。
今回はもともとも動きませんが、中身も酷そうです。

平ベルトの方に、物凄く細いベルトがかかっています。

これでも回れば一応動くかもしれませんが、交換された当時はどうだったんでしょうね。

そして次に探したのがコレだ!

一番心配だったバックアップ電池。想像通り、結構来てます...

パッと見は表面に壮大に漏れた感じはありませんが、付近のパーツの足が粉吹き&侵食された感じになっているので
救出手遅れになっている可能性は否定できません。
それでも練習を兼ねて出来る所までやってみましょう。


G-RAMを外してみました。

凄く綺麗に見えます。縦刺しなので埃が積り難いのが良い感じなのでしょうか。

次に漢字ROMボードを拡張スロットごとはずします。

背面の蓋が無い分、埃の侵食が凄い。「落ち着いたら全て焼き払ってやる!」


バックアップ電池の侵食以外にも、浸水したような跡があります。(埃の方が凄くて写真では分かりづらい...)

ひょっとして、盛大に液漏れしたのではなく、浸水か湿気によって広がってしまったのかもしれませんね。
この辺なんてモロに錆びてますし。全体的にICの足が錆び気味な様です。

期間は不明ですが、屋外にさらされていたか物置小屋に放置されてた可能性は高そうです。


「このまま上からメインボード外れないかなぁ~。でもX1センターさんで全バラって書いてたしなぁ」
と思い出しながら、無難に背面パネルの取り外しにかかります。
スイッチを見ると押したくなるのが人のサガですが、どうもこのリセットスイッチが押せない....
 
背面パネルを外すとスイッチが飛び出してきました。
前の持ち主がバラした時に挟んで組んだのでしょうか。

この、所々メイン基盤が湿気ている様に見えるのが凄く気になるんですよねぇ。
埃が乾燥している所は白く写っていますが、黒っぽい所は埃もありますが湿気てる様に見えます。
あまり熱を加えるのも良くなさそうなので、湿気を取る感じで送風してみても消えない。
どうも油っぽい感じ?ちょっと判断付きませんが、水より油の方がマシなのかな?錆びと言う面では...


ここで、電源に簡単にアクセス出来るので、ちょっと電圧を計ってみましょう。
一応電源は生きてるみたいだったので、ボードから切り離した無負荷状態で試します。
メインボードの電源は簡単に外れましたが、カセットドライブの電源が分解前だと少し外しにくい...

赤-黒間:約 5V(メインボード)
橙-黒間:約 5V(メインボード)
黄-黒間:約12V(カセット制御基盤)

これで正常なんでしょうか?
デジタルテスターの電源を切り忘れて電池切れになってたので
アナログテスター(しかも10Vレンジの次が50Vしかない)で計った為、正確な値は不明orz

X1センターさんの電源修理を見てみると
----------------------------------
通電してみると、5Vサブ電源OK、5Vメイン電源OK、13.8Vカセット用電源OK
----------------------------------
と書いてあるので、どうやら電源は生きてそうですが、カセット用電源の電圧が若干低い気がしないでもない。
取り合えずメインボードの侵食を何とかしてからで、電源はその次に点検しようと思います。

スピーカーやカセット方面に繋がる配線を外して
 
何とかメインボードが外れたのでメインボードの掃除の仕方からお勉強。
久々に検索ラッシュをかけます。



●基盤レストアのお勉強

まずは表面の掃除からです。

普段使用しているPCの掃除はマメにしていたのですが、正直基盤面は静電気破壊が怖くてエアーで埃を飛ばすぐらいしかしていませんでした。
今回の汚れはこびり付きが酷いのでエアーではどうにもなりません。

ブラシで掃きたい所なので検索してみると、静電気除去ブラシってのがある様ですが
画面掃除に使うようなソフトタイプか、プロが使う様な高そうなブラシしか出てこなかったので更に検索していると
ナイロンブラシに比べ獣毛のブラシが帯電しにくいらしい。と言う事で100均に行って豚毛のハケを仕入れる事にしました。

ササッとブラシで大きな埃を掃いて、ブラシで取れない汚れを綿棒に無水エタノールを吸わせて、ちまちまと掃除。
もっと良い掃除道具とかあるんでしょうけど、何が良いのかイマイチ分かりません。
中身の人は、念のため頻繁に金属を触って放電しておきます。ICの足の錆もゴシゴシ磨いて落としました。


で、まだまだ検索します。
レトロPCではバックアップ用バッテリーや電解コンデンサの液漏れで侵食され断線する事が多いらしいですね。
運が良ければ復活の可能性も0では無いと。
まぁ自分の腕では難しいかもしれませんが、この作業は修理品を購入する以外は全てのジャンクに付きまとう問題なので
どの道、1度はトライする必要がありそうです

このバッテリーを外して再度使う訳では無いので、先に足を切ってしまいます。

侵食されている場合、下手に触るとパターンが剥がれてしまうらしいので、素人は手堅くいきましょう。

掃除した基盤は大分と見違えました。


付いていたバッテリーは「YUASA SEALED NiCd BATTERY 2.4V 30mAh」です。
自動車バッテリーで有名な会社の様ですが、こんな小型のバッテリーも作ってた様で。
にしてもある意味、この経過年数でこの程度の液漏れで済んでるのは奇跡的かもしれません。


まずはバッテリーの足を抜いてみよう。
表のモリモリになった足にハンダゴテを充ててみるも、全く溶ける気配がありません。
「???腐食して錆びが盛り上がってる?」と思い、少しヤスリで削ってみるとボロボロと粉状にくずれますた。
どうやら粉を噴いたまま固まっていたようです...
ある程度ニッパーでそぎ落としてみると、大分と削れましたがまだハンダが溶けません。

そう言えば、新しいハンダを流し込めば取れやすくなるってどこかで見たので
足の根元に盛ってみるが、見えないバリアに弾かれてる気がします。引っ付きませんw

「しかたない、裏から溶かしてみよう」

こんな状態になっている基盤ですが、裏面はまだまだ綺麗だと思います(素人判断)

そこで裏面からバッテリーの足に新しいハンダ流し込んでみると、一瞬で溶けました!
「この差はなんだ....」
そのまま溶かして行くと、バッテリーの足が一瞬動いた気がしました。
こりゃ行けると踏んで、そのまま足を押し出し見事に取り外し成功!

もう1本の足も同じ様にしましたが、裏からだけだと抜けない感じで
表と裏の交互にハンダを盛ってみて、無事引き抜く事が出来ました。
足を見てみると、表面が皿の様に固まってしまっていますね。
  
そこに、再度ハンダを流し込んで、やっと2ホール完成♪
この間約30分...これ、怪しい箇所全部やるのに一体どれだけ時間かかるんだろう?w
しかし勝手が分かったので、今度は裏からハンダを流し込んで、そのまま吸い取ってみます。
「お?これなら楽勝か?」と表を見てみと、黒いのが残ってるし...

これどうやって取るの?w
突いてみると柔らかそうだったので崩し、一度ハンダを流し込んだあと吸い取り
さらにクリーナーで拭いてみると綺麗になりました。


「手順が分かれば何とかなりそう!」

他のパーツは足が曲がってたりして簡単に外せない感じだったので、まずはこのスルーホール(ビア?)を綺麗にする事から始めました。
何個か直してるうちに気がついた事、
「ヤバいやつは、そのままだとハンダが溶けにくい」
「ヤバいやつは、ハンダが乗らない」

自分でやってみると分かりますが、この「黒いや~つ」はハンダではありませんっ!ハンダを装った、別の物体!
これ、レジストが変色してるのでしょうか?
でもパーツを載せてからレジストを塗ってるとも思えないので、半田の表面が黒化してる感じでしょうか?

何とかバッテリー下だけ終わり、こんな感じに。
素人作業で貴重なX1マニアタイプを使ってしまい申し訳ありません。

まだまだ怪しそうな所は沢山ありますね...


念の為に導通チェックをしている時に気になった箇所があって、バッテリー直下のパターンの行く先が分かりません。
素人なりに考えてみようと「X1センター」さんからCZ-800Cの回路図をゲット。
回路図を詳しくは読めませんが、現物のボードに全て部品の記号番号(コンデンサならC1みたいな)
が振られているので、割と素人にも分かりやすいと思います。

普通、見た目だけで考えるとG端子(カセット行きの電源?)の中央の端子とD6のカソード側
が繋がっている気がするのですが、テスターでは導通がありません。

(赤丸と赤丸が黄色線のパターンで繋がってる様に見えるけど...)

回路図で必死にD6とその先のC35を探すも、なかなか見つからないw
「D5とC34は有るのにぃ~!!」と、まるでウォーリーを探せ状態orz
ダメだ、モニターのPDFで見てたら視力が急降下しそうで怖いw
一旦置いといてA3用紙にでも印刷しましょう...

その他、バッテリー周りは基本的に怪しい感じです。
 
どの道、このメインボードは錆が多くてダメな可能性が高いのでバッテリー周りの練習はこれぐらいにして
次は電源をバラしてみる事にしました。



●電源の点検

 
簡単に外れて分解できましたが、素人目で見てもサッパリ分かりません。
表側で気になるのは、トランスの放熱板への接着が怪しいなぁって所ぐらいです。


裏面も特に目に見える変化は無し、電解コンデンサはベタ付けされているので液漏れしていないかどうかは外してみないと分からない模様。

取りあえずそのままにしておきます。

配線が凄く汚かったので、掃除しておきましょう。

時々オークションで汚いからと悪い評価を付ける人が居る様ですが
特にレトロ系は、自分で掃除する方が愛着が沸いて楽しみが増えると思うのは自分だけ?


デジタルテスターが復帰したので電圧を計ってみました。
 5.14V(赤)
 5.04V(橙)
11.14V(黄)
 4.95V(緑)
「あれ?カセット用の電源電圧が低くないっすか?」
アナログテスターの時は大体12Vあると思ってましたが、基準より2Vも低いのは異常な気がします。
ん~電源もダメなんでしょうか?こちらもチェックする必要がありそうです。
電解コンデンサ程度なら素人の自分でも何とかなるかもしれませんが
それ以外だとちょっと厳しいかもしれませんね。



●カセットデッキの点検

最初に少しだけ確認しましたが、必要な部品があったらまとめ買いしないといけないので、
念のためカセットデッキ部までバラして見ておきましょう。意外とフレームアースしているのに驚き。

単なるノイズ取りや放電用のアースなら良いのですが
電源と絡んでくると、古い鉄板との接点は抵抗になってしまうと思うのです

フレームが外れました。若干錆びはありますが自分のX1Cもそんな感じなので大差なし。


しかし、カセットデッキはヒドイ有様です。
ブチルゴムの残骸が残ったままベルトが掛けられただけ。


フライホイールには極細ベルトが掛けられてます。

「こんなので回るのかな?」とか思いつつ触っていると、何故かフライホイールが前後に動きます。

X1センターさんや他の方の分解写真と見比べてみると、どうやら本来はフライホイールの背面に
プラスチックの様な土台と軸受が有りそうな感じで、以前にバラした人が割ってしまったのか割れてしまったのか
この個体には付いていませんでした。

これはニコイチにするか、自作するしかありませんが、取り合えずカセットデッキは一番最後で良いので後回し。

表側のプレートを外してみましたが見える範囲のギア欠けは無さそうです。

巻き取り送りゴムは生きてそうですが、その上にあるギアが取り付けてある機構の裏側に止めのリングが無く、
後ろ側に「スコっ」と抜けてしまいます。



カセットドライブの中は、磁気ヘッドが傷か錆てる感じでかなり怪しく、
ピンチローラーも変色してカサカサになってるので使えるかどうか微妙。


確認だけしてみましたが、掃除も含めて結局カセットデッキ部も全バラが必要そう...
これは中身ゴッソリ入れ替えないとダメかもしれませんが
今後メンテナンスする必要がある事も考えて、極力もとの状態に復元出来ないかチャレンジしてみようと思います。

プロの方は、こんなのが修理依頼来たら大変なんだろうなぁ~と思いつつ、趣味の領域で良かったと思う瞬間なのでした。
死にゲー好きの自分にとっては中々楽しそうな難易度です。
カセットデッキは結構手がかかりそうなので軽く掃除だけして後回し。


これで、基盤、電源、カセットデッキと、一通り掃除と点検が終わったので、簡単に組み付けて色々テストしてみたいと思います。



つづく

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