地球劇場 家造り編 『風と共に建てる』

三重県鈴鹿市に、職人の技と、日本の伝統的工法を現代風にアレンジし、、自然素材をふんだんに使った家を造ります。

大工という、素晴らしい技能職

2008-08-01 19:25:17 | 家造り
大工Iさん、いつも暑い中、お疲れ様です。


早朝6時過ぎに家を出発し、7時には風の家に着。作務依(さむえ)に足袋をはき、大きく深呼吸をしてから、カンナ、ノミを研ぐ。仕事に対する感覚も研ぎ済ませれ、本日の作業にかかる。

カンナを使えば、杉・桧の削られた薄皮が一枚、宙に舞う。

ノミを使えば、一叩きで角穴がすこーんっと開く。

流れるような動作で、汗一つかかず、材木を持ったと思えば、手を離れ、しかるべき位置に納まる。

毅然と弟子のガーデンに指示をし、背中で技を伝える。

夕方6時には、丁寧に現場を片付け、さっと汗を手ぬぐいで一拭きし、颯爽と帰っていく・・・・。





なんという男らしい職人だ!




























・・・・・・ということはなく、朝からジョリッパ・海パン姿で現場に車を乗りつけ、リゾート気分を醸し出してやってきて

カンナを使えば、「このカンナ、あカンナ。」

ノミを使えば、「今日はこのノミ、一本のみ。」

などと、一日中オヤジギャグを言い続け、汗まみれになって作業を続ける。

弟子のガーデンは、オヤジギャグに紛れた指示に困り顔・・・


夕方6時には、現場にあるプラ船(セメントや土を練るための角型の桶)に一杯に水を貯めて、行水をして汗を流す(しかも、海パンなので、そのまま・・・)。













なんという男らしい行水だ!







・・・・・・・ということはなく、近所の目が・・・・・・・気になるワタクシ・・・。



いつもいつもありがとうございます