いよいよ、基礎造り着工
必ずおこるといわれている東南海大地震。それに耐えうるには、家の構造も大事だけども、それ以上に大切なのは、基礎、そして地盤。
基礎工事が始まった。
阪神大震災から続く震災の影響で、住宅の基礎の性能は格段に向上した。
ちょっとやそっとの地震では、基礎が分断したり、不動沈下したりすることはない。
平成20年12月からは、地盤体力の数値化も確認申請に添付義務が課せられる。
地盤調査費は5万円。もちろん、施主負担
となる。(ハウスメーカーは見積時に無料で行っているところもある)
自分の土地に立ち、地盤調査をどうするか悩んでいたそのとき、隣の土地に、とあるハウスメーカーの車がとまり、おもむろに地盤調査を始めるではないか!
急いで缶コーヒーを買いに行き、大きな声で挨拶し、満面の笑顔
でコーヒーを渡し、小さな声で、数値を全部教えてもらった。
それを普段世話になっている地盤調査の会社に確認すると、
表層2m以下の地盤は耐力十分との返事。布基礎(*1)でも大丈夫。
とはいえ、表層1mはもともと畑だけあって、やわらかい土。
で、我が家は表層改良1mを施したあと、ベタ基礎(*2)工法を選択。
基礎の部分は後から取り替えることが出来ない大事な箇所。とりあえず、これくらいはやっておこう
。
*1布基礎:住宅一階部分の壁下のみ、凸型のフーチングと呼ばれるコンクリート基礎を作る工法
*2ベタ基礎:住宅下すべてをコンクリート版で支える工法