酔っぱらった男の珍事

2012-09-22 20:24:58 | あきれたお笑い

         酔っ払った男の珍事

 

  

もう年月が過ぎたから、そろそろ話してもいいだろうと考えてブログに書きます。

時は今から二十数年前、tiger60はある社会奉仕活動に携わっていた。完全に青少年の育成を図る団体の世話役として、週末を過ごしていた。

子供達を指導するので、キャンプや各種の行事の運営や世話、企画などは楽しかった。

ある日、同じグループからの要請があった、日本側とアメリカ側の交流をしたいとのこと。早速調べてみたら、在沖繩米軍にも同じ団体がある。

tiger60だけが英語を理解するのでその橋渡し役を仰せつかった。アメリカ側も交流を希望したので、那覇市内の日米合流となった。

コースは那覇市内をウォークラリーしながら名所、き旧跡などを見て回る楽しいプログラムだ。

交流も終わり、数日後にアメリカ側のリーダー夫妻を招いて日本側との宴会をした。

宴が進むにつれて、楽しい雰囲気でtiger60も通訳で忙し状態。

しばらくするとアメリカのリーダー夫妻の夫の側に日本側のリーダーの男性が座っている。なごやかな雰囲気である。

くだんの日本側の男性は酔っていないようだが、やはり酔っている、独演会が始まった。みんなの目が集中する。

沖繩にはコザ暴動があったと言う、マズイことなのでtiger60は通訳をしないで無視した。

日本側男性は、片言の英語でいう、

「サンキュウ、ウエルカム!」

アメリカ側のリーダーの夫、にこやかに返礼した、

「アイアム、ハッピィ、グッド・パーティ、サンキュウー、トゥー!」

日本側の男性

「 ゴッド、グッド。アイ ラブ ユー!」と言い、隣のアメリカ人の夫のほっぺたにチューを二度した、奥さんも見ている前で、もちろん日本側全員が見ている。

アメリカ人男性は、あっけに取られているが、気を取り直して、無理に笑顔を作った。

日本人全員はまだ、凍りついたまま、アメリカ人の奥様も目が点になっている、無理もない。

ちなみにアメリカ人夫婦は黒人である。

tiger60は耐え切れなく、日本語で日本人男性に苦情をいった、酔ったとはいえ、このような振る舞いをしたら、せっかくの交流が台無しになる。

日本人男性は聞いているのか、酔っているのか知らず、無言である。

何秒か経ってみんなが普通の会話に戻った。

tiger60はとても恥ずかしい思いだった。

相手の奥方の目前で、男が男にチューをした、

アイ ラブ ユーと言いながら。

この日本人男性は結婚して子供も二名いて、べつに男性嗜好の男ではない、酔った勢いで気持ちを表現したつもりがこのような形になった。バカである。

tiger60はアメリカ人夫婦が住む基地まで送って行った。同僚の非礼を詫びた、奥さんも気にしていない様子、笑っていたのでホットした。

このアメリカ人夫婦には米軍の仕事上でも時々、会うことがある。聞くと、時々奥様が夫をからかい、男にキスされたのは、どうだったと夫をいじめるそうだ(笑)。

会う度にあのバカ酔っぱらい男のことを思いだす。

しばらくして週末、この日本人男性と活動の中で会った、前回のことをまるっきり忘れているかのように振舞っていた。全く反省がない男なのか、全部覚えていないのかは、分かりません。

アメリカ側との交流をしばらく停止してほっといたら、くだんの日本人男性からtiger60に電話がある、聞くとまたアメリカ側と交流の活動をしたいと言う。

tigr60は今忙しいから検討しておきましょうと返事した、それからは日本、アメリカの交流活動は無い。

一人のバカな男の酒の上での失敗がすべてをぶち壊した悪い例でした。

 

今日のブログは、昔の苦い思い出を吐き出した。あの時はなんだったのだろうと、振り返ってみてもなぜかが分らない。

たぶんあのバカな男だけが知っているのか、あるいは本人もなぜあのような行為をしたのか、分らないかも知れない。あるいは完全に忘れて反省の無い人かも知れないと考えたりする。どうなんでしょうね?さっぱり訳分からずでした

tiger60

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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