日米決算方法

2012-04-24 22:05:51 | 米軍基地

              

        日米決算方法

                            

今日のブログは日米決算の方法を述べます。決して、日米決戦ではありませんので、勘違いしないで下さい(笑)。

tiger60は長年米軍基地に勤務して退職しました。従事した職種は4種類でした。日本の会社ではひとつの分野で一生を終わるがアメリカ式は同じ職場の中でいろいろな職種があるので、時々ポストが空くと公募があり、面接を受けて合格するとそのポジションにつく。

変化があって良いと思います、いろいろな経験が積めるし楽しめることは間違いないですね。アメリカ人でも米軍にシビリアンとして就職したての職種はジャニター(掃除係り)から始まる人、フードコートで皿洗いからスタートして角頭を現し出世する場合もあります。沖繩県民の女性が掃除サー(掃除係り)から初めて努力して会計士の免許をとる為にアメリカに短期生活して難関な試験を合格して免許を取り、帰沖して元の米軍に戻り財務部の統括管理官にまでなった強者もいました。

努力する人を認めて昇進していくシステムが働いているのがアメリカ式ですね、年齢や性別、国籍、経験を問わずのびのびと受け入れるのはアメリカの良さだと思います。

肝心なテーマ、会計決算方式をのべます。

アメリカ式では、経営や事業の採算や管理者の管理能力の猶予期限があります、長さは6ヶ月だけである。短いと思います、日本式は「石の上にも三年」というジンクスが頭に染み渡り、三年の猶予を与えます。

日本では一年に一度(12ヶ月)の棚卸しをやり、決算する。アメリカでは年一回もあるが、毎月やる部署もあります。毎週やる体制が出来ているので毎週でも可能です。

コンピューターに毎日、入力して管理しているので、いつでも決算報告書を作成出来るのです。

これらの違いを見ると、日本人はサイクルが長い、アメリカ人は短いサイクルで物事を思考していることが判ります。セッカチと言うか、いつでも短期間の思考パターンですね。日本人だと息が詰まる思いもあります。

お金、特に日本人の払う税金の話しをしましょう。

今や米軍おもいやり予算の名目で日本側から莫大な金が米軍に渡っている実態はブロガーのみなさんもご存知のはずです。

米軍の施設のフードコートやPX等でのアメリカ人が買い物や食事をする場合、商品のデイスカウントや割引セールは日常茶飯事でやっています。

クーポンを発行して割り引く、何とかセールと銘打って大幅な割引をやる。日本のスーパーやデパートのやり方と同じですね。それはそれで良いのだが、問題は割り引いた金額はアメリカ側の負担なら納得ですよね?

割引の全額が日本側、いわゆる我々日本人の税金から払っている。そのような取り決めだから、いいだろうと受け入れるが、当のアメリカ人はその割引の差額金を日本人の税金で負担していることを知らない、アメリカ政府が負担していると思っているのがバカバカしくなる。

アメリカ人は元来そのような能天気なところがある。米軍側がしっかり説明していなのが悪いのである、理解させないのがいけないのである。

個人間でも社会、会社、国の間でもホストとゲストの立場と責務と特典や受ける接待の分担や役割があるのは理解するところだが、今の状態はアンバランスな面もある。こんなことはもっとある、紙面の都合で全部書けないのが残念である。時々、ブログ・アップしてみたい。

今日のブログは決算のやり方とおもいやり予算の使われ方の一部を書き込みました。内容は内部的話しになるが、日本人ブロガーのみなさんにもこの実態を知ってもらったほうが良いのではと披露した。

読んで驚き、怒り、なるほど、仕方ないと受け止め方はさまざまだと思います。この手の話しはまだまだあるがブロガーの皆さんが望むのであれば今後も適時にアップしたいと考えております。意見を広く求めます。

tiger60

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (cobra45)
2012-04-25 09:17:14
思いやり予算の曲がった形で使われていることに、やや憤慨します。
 結局は、わが国を守ってくれている用心棒代なんですかね。やっぱし自分の国は自分で守ることが一番いいと思います。
それにしても、財務部の統括管理官までのぼりつめたご婦人はすごい、それにもまして努力して能力を高め才能のある人を国籍性別をとわず登用する、米国流の経営管理システムに賛辞を贈りたいです。

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コメントありがとうございました (tiger60)
2012-04-25 10:02:16
Cobraさん、コメントありがとうございました。
日本には終身雇用制の名残や忠君思想からくる序列があり、その基盤の上に社会が成り立ってきた歴史があります。アメリカ式は歴史が浅いので国づくりを悠長にやれない、勢い実力主義になったのではと考えます。二段、三段階の飛び昇進はあります。昨日までの下っ端が今日は自分の上司になっているのを目前にしたことも数度ありました。出来る者は凄い逆に出来ないモノは呆れるくらい底辺の頭、アメリカ社会ははっきりしていますね。
思いやり予算は日本の自己防衛力がもっとあれば、今以下に安くすむと考えます。用心棒代だはあるが、ちと高すぎる、悪乗りしすぎる用心棒です。tiger60が見聞きした範囲では、お金のことになると今までの紳士ヅラが豹変するのがアメリカ人と考えます。復帰の際の請求に琉球側に無償寄贈したり援助、建築した代金全部を日本政府から取っている。取るほうも払う方も両方悪いですね。
tiger60
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