国の発展とは

2012-07-18 20:07:41 | 経済

        国の発展とは

 

                  

国の発展、どんな国でも国の発展を願うものですね。少し行き過ぎであっても、発展を願う気持ちに変わりはないはず。

国が発展するには国民の活力、工業、化学、経済、発明、防衛などいろいろな面が必要である。

ひと昔前までは(まだ最近のこと)、発明や開発や地道な努力、勤勉さなどで優秀な物を作り世界の国々に認められて買ってもらい利益を出して国が栄えた。

そんな努力が世界のいたる所で見られた。我々もそれが正当な道であり、成人したらその道々で頑張りたいと考えてきた。

アメリカは開発、発明に秀でた創意工夫があり、発展してきた。世界をリードして模範となってきたのは周知の事実である。

あの輝かしい自動車産業を打ち立て、鉄道網を敷き宇宙開発の先陣を切ったのである。全世界が憧れ尊敬していた。

今から20年から30年前くらいから、そのアメリカに陰りが見えてきた。日本製の自動車が売れに売れたら、現地工場を作り生産するように強制した。日本車メーカーは見事にやってのけた。

たしかマスキー法案と呼んだと思うが、車の排ガス規制の数値を決めてアメリカで走る車は排ガス規制された車でないと認めないとアメリカ政府が決めた。

当初はアメリカ自身が排ガス規制の技術が出来ると、タカを食っていた、しかし出来なかった。日本は難解な技術を克服してアメリカ自身が決めて達成出来なかった数値を上回る排ガス規制を確立したのだ。

現代日本車の全部に触媒方式の排ガス規制の措置がされている。アメリカは自分は出来るが日本は出来ないだろうと甘く考えていたのである。恥をかいたのはアメリカ自身である。

昨年のトヨタ車の欠陥車扱いの問題も結局、トヨタに問題がないことが証明されたのだ。トヨタの社長がアメリカトヨタ社員の前で大泣きしたのは報道で周知ですね。

時の米国運輸大臣がトヨタ車ウンヌンといいがかりを記者会見で語り、その数ヶ月後に、トヨタ車はすばらしい車と褒め称えた。

あのニュースを見て、これは日本叩きだなと思った。

アメリカは共和党と民主党が政権を取った時の日本に対する厳しさが全く違うのである。

過去の例を見ると、絶対的にあるパターンがある。

共和党の政権は親日的であり問題ないが、民主党の政権になると日本タタキが激しくなるのは明白ですね。

tiger60の考えるには、国内統治の基本理念や政策に違いがあるようでならない。

日本がえじきになるのはイヤですね。労働者が日本車を大ハンマーで叩き割るニュース映像なんて見たくありません。

だいぶ昔、一時アメ車を所有していたことがありました、はっきり言ってポンコツです。板金の厚さとデザインは素晴らしいが、それ以外は、ガラクタも同然でした、特に電気廻りの故障は多い。

あきれるくらい馬鹿デカイくず鉄のかたまりでした。何度も修理に出して高い料金をふんだくられたものです。

今日のテーマは国の発展、特に経済をどのように潤うかが問題ですね。

良い物を作れば売れるのは、当たり前ですね、作れないようになるとよこしまな事を考えるようになる。

財テクである、本来の産業活動で努力して儲けていくべきことを安易な企業の財テクで非生産の形で利益を荒儲けしようとする。

そんな流れにアメリカの企業がなっていったのが20から30年前でした。今や日本にも伝染して財テクに血まなこになっている。

方法論や良い製品を作るのでなく、財テクで凌ぐのです。

今やリストラの言葉は人斬りとみんなが分かる時代、このリストラもアメリカからやって来た。

リストラとは英語のRe-Instruction(再構築)です、当初リストラの意味も解らず、会社からリストラと言われたら、すなおに従ったのが日本の素直な労働者だった。

財テクやリストラ、国民の幸せな生活を壊す安易な方法をアメリカから導入している日本。

こんな日本ではなかったと思う、もっと一億総中流化と言われて国民自身もそれを良しと受け入れていた安定していた日本があった。

tiger60は米軍に長年勤務してきて定年をむかえた。アメリカ方式は理解しているつもりである。

アメリカでは解雇通告は二週間前で良い、日本の場合は一ヶ月前と決まっている。どちらも正当な理由を示さなければいけないと言うが、現実は大変である。首切りも簡単であるようだ。

西洋民主主義は資本主義だが、中身は競争社会である。日本古来の方式とは違っていたはずです。

アメリカの真似をしていては日本の国は伸びないと信ずる。日本は独自の道を行くべきだと思う。

もちろん安保条約があり守っていかなければならないことは確かであります。

30年くらい前までは、安保タダ乗り論があった、安全保障の代金を払わずに、その予算を民生の産業、工業などに振り向けたので日本は経済発展したのだから、米軍の費用を持つのは当然だと金丸信元自民党幹事長が言い出したのである。

おもいやり予算の始まりでした。

ここで思うのは、ただものほど高くつくということですね。

米軍の大半が沖繩にあるのもアメリカが日本を信用していないと言われることがある。沖繩に住んでいると、この構図がよく見える。在沖繩米軍はロシア、中国、北朝鮮に対峙をしているが、同時に日本本土へ一朝有事の際は動けるようにと構えているように見えてしょうがないですね。

アメリカが恐るのは日本の中に民族主義的なナショナリズムが興るのことです。これだけ国民が結束しる民族が相手になると手を焼くと考えている。

だから日本がバブルで経済が良くなった時はアメリカが最も警戒していた時でした。

経済が発展したら軍備の増強に走るのは当然のことと考えられていたが、日本はその方向に走らなかったのである。

今までは安保の瓶の蓋論があったが、今では日本の協力なくしては東アジアのシーレーンは確保出来ないだろうと言われる。

今後、日本がどのように関わるのかが最大の関心事である。

 

今日のブログは、国の発展を書いたつもりです。安保論まで話しが飛んだが、いつものtiger60流の飛び跳ねでした。

tiger60

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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