私ごと

2012-12-17 12:56:31 | 医療

             私ごと

  

 

最近、右耳の聞く力が弱くなっているのに気づく。以前から慢性中耳炎で聞こえにくかった。

10年間くらいは鼓膜切開して水を抜き出すのを繰り返しても改善しないので、ソフトパイプを留置きして空気の流れを良くした。少し難聴が良くなったかのようだった。

ソフトパイプは永久的に使えない、半年から一年位で自然に抜け落ちる、その度、付け換えをしていた。

風邪を引いて、鼻水が滝のように止まらない、聞こえもより悪くなった。

耳鼻科を受診したら、原因が掴めない、基礎体力をつける必要があると言われて、漢方薬を処方される。

耳の難聴に効くかどうか、分らない状態で半端に飲んで、残した。再度くだんの耳鼻科を受診、漢方薬の飲み残しを正直に言ったら医者が怒った、

指示どうり飲まないなら、今後は診察しないと怒るのだ。こちらは戸惑いその後、三週間考えた。

内科の主治医に相談したら、漢方薬を処方するのは理解不可能だと言う、別の耳鼻科を紹介されて受診、漢方薬処方の件をこの耳鼻科に伝えると、笑っていた。そんな漢方なんて関係ないと言いたげに。検査を受けて判明した。

癒着性中耳炎とのこと、鼓膜が耳奧の小骨にくっついて癒着している。手術しても再発するので完治が不可能だとのこと、聴力は徐々に失われるとの結論が出た。この状態が漢方薬で治るはずがないのが判った。

もう取り戻しようがない状態である、事実を見つめて受け入れるしかない。右耳が完全に聞こえなくなる日が近づいている。

人と話していて、右側から話されたらほとんど聞こえないのだ、音はするが言葉として伝わっていない。

辛いですねこの状態は。左耳だけで聞いていくしかない。

たかが中耳炎と放っとくと、tiger60のような悪性の中耳炎になる。耳の異変は本人は気づくがその内治るだろうと楽観視する場合が多い。

少しでも異変があれば、すぐ専門医で受診したほうがいいですね。

tiger60も生活には支障があまり無いと思う、今後は老齢化と共にますます難聴気味になるので、補聴器の使用も考えなければならないだろう。少し抵抗感はあるが仕方ない。

病気は誰でもなることがある、上手に病気とつきあっていくことも必要である。くよくよしても始まらないので前に向いていくしかないですね。

 

今日のブログは、tiger60の私ごと、耳が聞こえないでした。年を取れば耳、目、歯、腰や足の力なども弱くなるのは自然の理、避けては通れぬことだが気持ちだけは、アンチ・アイジングで気が焦るのも確かですね。悲しいかな人生よと、たそがれを見てため息をつく。命あるもの必ず枯れるとも言う。せめて頭だけは枯れたくないと渇望するのですが、どうなるかは今後の自分を見ないと分らない。今日のtiger60、感傷的過ぎるかもですね。

tiger60