
先日、父からホワイトデーのクッキーをもらいました。
「G~(じぃ)さん」だそうです。
父との思い出がまたひとつ増えました。
この頃、少しでも多くの思い出を作っておきたいと思うようになりました。
8年前に札幌に引っ越してきた時、私は札幌での生活、仕事に慣れることで精一杯でした。
父や母の寂しさを考える余裕もなくて。
この8年の間に父が倒れたという連絡を2度もらい札幌から車を飛ばして苫小牧に帰りました。
その距離は何かあっても間に合わないことを思い知らせれたようでした。
自分が出来る限りの親孝行をしたいと思っても必ず後悔はすると思うんです。
子供の頃は特別にお父さんっ子でもない私でしたが、
就職試験の面接で「尊敬する人は?」と聞かれ「父です」と答えたところ、面接官が「私も娘にそう答えてもらえる父親になりたいですね」と言った話をすると父が照れくさそうに喜んでいたのを今でも覚えています。
そんな父が今は何か決めるときには何でも私に相談してからと言っています。
気がついたら父が年を取っていました。
だから今回の父からのたった1行の手紙に泣けてしまいました。
21日は父の誕生日です。
苫小牧に行ってきます。