疾り出したZERO-R

かつてHKSがR32GT-Rをベースにこの世に送り出したコンプリートカーを2005年時の技術を駆使して蘇らせました

PIONEER D-07

2008-01-21 00:44:58 | オーディオ
これはMDと共に使用期間の短かった機器、DAT。



パイオニアD-07である。

DATとはDIGITAL AUDIO TAPEのことだ。
こんなことも説明しなくては通じないほど過去のものとなってしまったのかな・・・。
「カノッサの屈辱2008年バージョン」でも作ってくれないだろうか?

ま、それはさておき、すでにCDというディスクメディアが世の中に出ているにも関わらずあえてテープメディアのDATが出てきたのはなぜだろう?
音楽CDはその規格をサンプリング周波数44.1kHzとしたために、ローパスフィルターを20kHzに設定されていることが多い。
本来は人の可聴高域周波数が20kHz程度とされていたので、それで十分と思われていたが、実際はそれ以上の周波数を感じる(聞くこととは限らない)ことができたりするという意見があり、それでは音楽本来の情報を満足できるほどに収録できていないという考え方が出てきた。

そこでDATは標準サンプリング周波数を48kHzとし、収録できる音楽信号領域を広げることで優位性を持たせることになった。

※このモデルはサンプリング周波数を96kHzとし、さらに高性能化を図っている。

だか、結局のところ一般ユーザーは聞こえるか聞こえないかの音楽情報がうんぬんと言うよりも使いやすさと便利な機能に優れるディスクメディアを支持し、DATは終焉を迎えることになった。

かくいう私も購入当初は面白がって使っていたが、結局のところソースが少なく、自分でコンパクトDATでも用意して収録してこない限りメリットを享受することができず短期間の使用でやめてしまった。

今となってはそれほど昔の機器ではないはずなのに、一般に目にすることが無いために懐かしさすら感じるオーディオである・・・。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
DATは。。。 (なるかわ)
2008-01-21 18:56:22
使用経験が無いのでコメントが。。。(^^;

買おうかと思った時期も有ったのですが
何故か購入意欲が沸きませんでした。

今思うと不思議です(w
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DATは。。。 (けんけん)
2008-01-21 20:27:52
仕事柄、しょっちゅうBackupMediaとして使ってました。(今でも使っていますw)
DDSⅠからDDSⅣ、DAT72とかまで。

WindowsからUNIXまでフル活用です。

えっ、お呼びじゃない?(爆)

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あっ (なるかわ)
2008-01-21 21:06:17
会社のサーバーのバックアップなら私も使ってます(汗)

えっ、違うって?(爆)
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ありましたね (コニー)
2008-01-21 21:50:36
DAT、ありましたね。
私は、なじみが無かったので、どういった物なのか判らないままでした(^^;
確かにそんなに古い機器ではないんですよねぇ~
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DAT (エムシー)
2008-01-21 23:09:58
DATデッキ私も買いました。EXCELIA XD-001です。使用したのは2~3回ぐらい・・^^;

ブランクDATテープがないので故障してるのかどうかわかりませんww
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おおっと (ゼロ)
2008-01-21 23:48:05
こんなマイナーな機器でいつの間にか・・・(笑)

>なるかわさん
買わなくて良かったですね~。
マジで。
だって私の持っているDATカセットは20本もないと思いますもん。

>けんけんさん、なるかわさん
それってDDSとしてってこと?
使い道があったんですねぇ。
ついていけませんわ(笑)

>コニーさん
知らないままでもまったく問題ないところが哀しいオーディオですね。

>エムシーさん
うーん、結構なマニアだったんですね。
次回お会いしたときが楽しみですわ。
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