結婚式に呼ばれた。コロナ禍以来久しぶりである。雛壇で喜びを身体中で表現する花嫁が煌めいて眩しかった。花嫁なんてものは一生のうち結婚式で一番輝いているものだと常々思っている。それにしてもその輝きはただの外見じゃなく、彼女の内面からくるものであろう。さぞかしこんな明るい娘と出会ったなら、それまでの人生が大きく変わるんだろうな。年老いた自分にもあった思い出が、海の波に削られるようで、少し黄昏た。
青いキャンバス
青いキャンバスを手渡された
まず最初に雲の書き方を教わった
パレットの上には白と黒の絵具だけ
理由は誰にも聞けなかった
疑問に思わなかったわけじゃないけど
与えられたことこなすだけで精一杯だった
時がすぎ画面は雲で覆われて
淀んだ暮らしの狭間 白い雲は黒ずんでゆく
かつて輝いてた青い空は無くなって
モノクロームの生活に慣れ切った
青いキャンバスを手渡された娘
やはり最初に雲の書き方を教わってた
ある日彼女のキャンバスを覗き込んだ
目に飛び込んできたのは雲ばかり
だけど雲の周りには眩いハイライト
同じキャンバス 同じ絵具で 同じ世界に
全てを包も込み 優しく癒す
こんな光を描けるなんて思いもしなかった
言葉を失い 立ち尽くす僕に笑顔で
「雲の向こうの太陽をかいたのよ」
彼女は僕の手を取ってキャンバスを塗り替えた
塗りつぶしても黒くはならない魔法の絵具で
色褪せたこの世に光を導くアート
暗い日々の片隅 光を探す喜びをくれた
かつて輝いてた青い空は無くなっても
出会った時から気付いてた
君こそ僕の太陽だと
青いキャンバスの中の太陽
青いキャンバスを手渡された
まず最初に雲の書き方を教わった
パレットの上には白と黒の絵具だけ
理由は誰にも聞けなかった
疑問に思わなかったわけじゃないけど
与えられたことこなすだけで精一杯だった
時がすぎ画面は雲で覆われて
淀んだ暮らしの狭間 白い雲は黒ずんでゆく
かつて輝いてた青い空は無くなって
モノクロームの生活に慣れ切った
青いキャンバスを手渡された娘
やはり最初に雲の書き方を教わってた
ある日彼女のキャンバスを覗き込んだ
目に飛び込んできたのは雲ばかり
だけど雲の周りには眩いハイライト
同じキャンバス 同じ絵具で 同じ世界に
全てを包も込み 優しく癒す
こんな光を描けるなんて思いもしなかった
言葉を失い 立ち尽くす僕に笑顔で
「雲の向こうの太陽をかいたのよ」
彼女は僕の手を取ってキャンバスを塗り替えた
塗りつぶしても黒くはならない魔法の絵具で
色褪せたこの世に光を導くアート
暗い日々の片隅 光を探す喜びをくれた
かつて輝いてた青い空は無くなっても
出会った時から気付いてた
君こそ僕の太陽だと
青いキャンバスの中の太陽
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