TIBと仲間たち

TIB(トロピカルインモラルボーイズ)と素敵な仲間たちのブログです。

夏ライブ終了

2024-09-16 14:45:00 | ライブ情報
 白露をすぎ秋分が近づいているのに、日中の暑さときたら、、、。ライブは花火大会に人をとられ、直前まで台風に悩ませられながらなんとか無事に終了。いつもよりお客さんは少なかったけど、馴染みの顔、新しい顔が集える場所の提供という目的は達成できたかな。自分的にも体力落ちる中、練習にかなりの時間を費やし、気持ちが入ったライブだっと自負します。バンドのメンバー、Brick Blockのスタッフの方々お疲れ様でした、そして聴きに来てくれた人々に感謝で一杯です。
 今回はBrick Blockから二組にライブチケットのプレゼントがありました。ありがとうございました。当選した人は、今までの自分のジャンルを超えた音楽に出会えますように。

 次回は12月21日土曜日です。また沢山の人に会えると期待します。


まめも新聞で台風、花火大会を気にしていました。


右田氏、体調悪い中宮崎から駆けつけてくれてありがとう!ポスターも有効活用させていただきました。こんなことにまで最近は気が回りません(涙)。本当に僕らの力になります。
パイナップルは僕とまめが美味しくいただきました。





🆚夢花火でしたが、花火大会は翌週に延期。まあ一応勝ったんかな?


韓国でも報道されて(ません)。
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第二部

2024-08-10 13:01:22 | ライブ情報


進めまめ

進めまめ 吹き溜まるゴミ 勢いよく蹴散らして走れ
進めまめ 息切らし舌出し喘ぎながら走れ
工業地帯 巨大な煙突 吐き出される煌めいてた希望
夕陽に赤く聳えるクレーン 積み出される汚れた欲望
進めまめ 見捨てられた希望 勢いよく蹴散らして走れ
進めまめ 息切れした欲望 持って喘ぎながら走れ

長い雨に焦らされて ハートはリミット 張り詰めた
何かを渇望するのだが 何かをうまく語れない
それでもとにかく突っ走り 自分を表現してみたい
それこそが今の君の生き様さ

進めまめ 虫たちまとめて道端に蹴散らして走れ
進めまめ 犬たち 羨望 遠吠え聞かぬふりで走れ
街へのガード下蛍光灯の点滅 僕の人生はコマ送り
夜も眠れない街 偽物の光 語られるハリボテの人生
進めまめ 虫けらども闇夜にまとめて蹴散らして走れ
進めまめ 有象無象 罵詈雑言聞かぬふりで走れ

夏の暑さは堪えるけれど リードはエンドレス 伸びてく
躍動感だけで僕をこの世の中に繋ぎ止める
まるで自分勝手だけど みるみる未来へ引っ張って
それこそ明日の僕らの生き方さ

生き急いでるわけじゃない でも確実に前には進んでる
ルーチンワークこなしてるようで新しいものへのステップさ
誰かを傷つけることもなく 誰かを見下すこともなく
いつか誰かを守るためにだけ隠れて鋭い爪を研ぐ

進めまめ いかした軽快なビートのって走れ
進めまめ たまには後ろ 僕を振り返って走れ
進めまめ 見捨てられた希望 勢いよく蹴散らして走れ
進めまめ 息切れした欲望 持って喘ぎながら走れ
進めまめ 虫けらども闇夜にまとめて蹴散らして走れ
進めまめ 有象無象 罵詈雑言聞かぬふりで走れ
進めまめ ノロマな僕を置いてゆくなよ


冷たい手

春の日降り注ぐ静かな講義棟 かそけき君の笑顔眩しくて
丘の下古本屋の隅で眠ってた本にこっそり逃げ込んだ
空を覆う大鴉の 見事なまでに輝く翼に心奪われ
西の空に浮かんでいない三日月を探し 君を横目に彷徨うフリ
辿り着いた 太古に栄えた 砂漠の国の女王は君で
僕は覚悟を決めてパンドラの箱を開けてみた

二人初めて並んで歩いたのはカレッジのまだ小さかった桜並木
電車が通る度 小さく揺れた 何一つない部屋で君の手に触れた
あれから何度握り締めたか忘れてしまった小さな手の
冷たさだけが 浮かれた僕の存在証明でよかった日々
でも君と比べられる度 みずぼらしくなってく僕の影
いつも一人になって 虚空に大声出して 踏みつけた

目の前のラピスラズリ距離を置くと
その不思議な輝きはますばかり
独りよがりの醜い虚栄心だけが
いつしか魔物のように大きくなってゆく
溢れるほどあった時間 少し飽きてしまったゲーム
僕らの目 僕らの心は 空になった

春が来る度桜並木は大きくなり 月日は君を大人に変えた
メタモルフォーゼを移ろいゆく季節ほども気づけなかった
「私は変わってなんかないわよ」と過疎けく笑った君 小さな手 
冷たい手温める意味も夢も 僕は見失ってないはずさ
あの日に戻りやり直せるなら 忘れないでおこう
君の小さな手の冷たさを 僕の手の中にあるべき冷たさを
今でもそしてこれからも 僕の存在証明として


そらみつ

虚みつ 日本(やまと)の国が
いつまでも平かでありますようにと心から願う

神の前で人として覚悟決めろ 静かに
己の全てさらけ出し 覚醒せよ
参道行き 鳥居くぐり 何か剥がれ落ち
祈りの前 溜め込んだ心かろくなる

この場所から このデバイスで
パワーチャージ 己の力で立ち上がれ

虚みつ 日本(やまと)の国が
いつまでも平かでありますようにと心から願う

縁絡み合って 良きもわろきもカルマだ
僕ら突きつけられたんだ しっかり背負え
風は「GO」と鳴り 頬を殴ってゆく 効くぜ
己の責務だ踏み出せ to the long winding road

厳かにしたたかに 何か求めて
今を諦めきれない心押し殺し

青丹よし 豊な国で 出会った人たちが
幸せでありますようにと願う

この場所から このデバイスで
厳かにしたたかに 何か求めて
ヒラメキ レベーション
些細な徴も見落とさず光に変える

虚みつ 日本(やまと)の国で馴れ合いの政
僕らの情けない科学 信じられるか
青丹よし 豊な国で 人類の未来疑っても
僕らのちっぽけな未来 見失うな

青丹よし 豊な国で 出会った人たちが
幸せでありますように


Oblivion

暗い空アラート鳴り響く 後ろめたい胸騒ぎ
生きている意味等上で 脳裏かすめる姿顔
切り捨てた人たち 救えなかった人たち
愛せなかった人 愛したかった人
僕の生は彼らにこそ捧げる
いやせめて今裏切ろうとする君に

ビルのシルエット闇に消え 足元浮く僕の存在
流れゆくヘッドライト 途切れ途切れの横顔
こんなに見つめたか 読みきれたか
何を与えたか 惜しみなく奪ったか
僕の生は一等君への懺悔
これから誰も愛せない僕から

愛した君この僕を 何日で忘れるか
唾棄すべき今の思い出したくもない僕なら
忘れたくとも覚えていてくれるだろう
深く傷ついたその胸の奥で

眼前横たう岐路見つめ 暗澹と溜息
すでにパスワード忘れ 開けることない想い出
夢の道 茨の道  on the dark side
打算の道 royal road on the sunny side
夢も古くなればただの現実
今より少し前か後ろにあるのが夢
たとえ明日生きていたとしても
次の明日のためじゃない気がする


明日へ

君がまた笑うから 僕もまた笑う
感じてる輝きを 泣いたり手を握ったり
理想の明日へ 君が行くことを
願う以外この僕に何ができる?

僕がまた笑うから 君もまた笑う
感じてるこの時を 怒ったり抱き合ったり
希望があるから 頑張るのじゃなく
頑張った先に見えてくる微かな希望

お願いBABY 僕のそばに そばにおいで 息がかかるほど
喜びも悲しみも全て一緒に感じていけるように
君が気付くその前に 誰か気付くその前に
僕は待っている

大切なのは過去のことじゃなく
今を生きるその今を笑って過ごそう

お願いBABY 僕のそばに そばにおいで 息がかかるほど
喜びも悲しみも全て一緒に感じていけるように
君が気付くその前に 誰か気付くその前に
一つの心で 明日へ


MASQUERADE

仮面をつけてダンシング 戦い終わった晴れの日に
心踊らずパジェント 終わってなどない戦いを
恨みつらみ胸に秘め 見せかけ笑顔でマスカレード
君は誰 僕は誰 顔を隠して夜もすがら
おめでとう ありがとう 一体どんなアニバーサリー
どういたしまして こちらこそ 言葉だけが上滑り
罵り合って暮らすより 人間らしいと言うものか
感情晒して嘆くより 文化人とでも言いますか
今日も今日とてお祝いです 今夜の月明かりいかがかな
心悶える時間です さても今宵はマスカレード

仮面の下はどんな顔 見たこともない人の顔
醜く歪んでいたなんて 想像だにしてません
好きも嫌いも押し殺し 他所行き笑顔のマスカレード
君は君 僕は僕 アカの他人の猿芝居
おめでとう ありがとう 一体何をセレブレイト
どういたしまして こちらこそ とかくこの世は世知辛いと
愛し合ってるフリをする 人間らしいと言うものか
下らぬ言葉で褒め殺し 文化人とでも言いますか
明日も明日とて大騒ぎ 明日をもしれぬ祝いです
もう驚きもいたしません さても今宵はマスカレード
さても今宵はマスカレード
さても今宵はマスカレード
さても今宵は


みはてぬユメ

なんだか寝付けずに夜更けに起き出した
隣のかすかな寝息は昨日僕らが生きた証
換気扇から逃げ出そうとするつなぎ止めたかった想い
すりガラス越しの光の散乱 遠くを走る車の音
肌寄せ合った温もりも どこか僕らには空々しくて
どこまで突き進めのか 暗闇に倒れてしまうまで

もう少し眠らなきゃと ベッドに潜り込む
なんで今 なんで君 なんで僕 お決まりの目眩がする
自分すら信じられなくて 世界が信じられるわけもなく
誰かにコントロールされている自分であって欲しいと思う
心の闇が少し広がって 僕らの夜はまだ続いてゆく
気持ちが望んでいたものは 体は望んでいなかった

天井から見下ろしている黒い影
体腔から覗いている者 どれも自分

薬で浅い眠りが訪れ 途切れ途切れの夢を見た
こんな時見る夢って 何故辛い夢ばかりなのか
世の中の浮かれた明るい未来って夢にもやってこない
今日夢で愛した人が 明日の朝ここを去ってゆく
本当はもう街にでなきゃならない朝がやってきたのに
もう少し背中丸めて 胎児のような夢を見る

なんだか眠れずに夜更けに起き出した


明日の朝に

酷い二日酔い 重い頭やっと持ち上げると
窓の向こう 抜けるような青い空があった
昨日 誰かの甘い匂い部屋じゅうにへばりつき
地平線は人のため息で霞んでるけど oh oh oh

何ケ月ぶりだろう 失ったモノの夢をみた
何にでもなれるはずだった 未だ何者でもない
人には厳しく自分にはいつも甘々だった
大切なモノほど簡単になくなてゆく oh oh oh

みんな自分だけが辛いってツラして歩いてる
昨日のあの娘と同じように What will happen ?
俺の抜けてしまった穴に詰まってるのは
『ツマンナイモノ』なんだから oh no

朝の光やけに眩しく 寝ぼけ眼背けると
なんだかもう懐かしいあの娘の文字があった
いつからここにいなくなったの 思い出したくもない
綺麗な便箋も周りから黄ばんでゆく a a a

安いドリンクじゃすっきりしないブルーな気持ち励ます
忘れてったお気に入りのコーヒーカップが一つ
そんなに逃げるように慌てる必要あったのかい
溢れていた愛も底で干からびてしまった a a a

みんな自分だけが楽しいって 頼みもしないのに叫ぶ
今日のあの娘と同じように Have it your way .
すでに何かいっぱいの穴に詰まってたのは
十把一絡げ 俺だったんだ a ha

理想と現実かけ離れてるから 俺夢を見る
夢をみなくなった分 現実ひどく重すぎる
理想は地に落ち 確実な明日と入れ替わる
星の見えない夜空に描く星座 ye ye yeah

俺は自分だけが虚しいって 胸ぐら掴んだ
明日からの俺のために It goes on .
穴はポッカリ開いたまま 根拠ない自信だけ
とりあえず放り込んだとさ

笑えばいい 代用品(ニセモノ)詰めて
笑えばいい 恥辱に塗れ
笑えばいい 腹いっぱいに
笑えばいい 明日の朝に


僕の言葉は

僕の言葉はもう消えてしまったのか 
あの頃書き散らかしてしまったから
僕の言葉は消えてしまうべきなのか 
沢山の人傷つけてしまったから
嫌いなもの好きと書こう 汚いものも綺麗と
どんなことだって僕の思い込みかもしれない
苦手な人 オブラートで包んで リスペクトして
そんな言葉を心の中で探して醸すのだ
いつだって世界は驚きに満ちて
僕の言葉で素敵なものとなる   はずだったのに
僕の言葉は何も表現できてやしない
それどころか 誤解されてばかり

僕の言葉はもう消えてしまったのか
あの頃書き散らかしてしまったから
僕の言葉なんて消えてしまえばいい
君一人救うこともできないなら
悩みは希望へと書き換え 涙さえも笑顔へ
失望の淵も二人で飛び越えて行ける
風に舞う落ち葉も 水面叩く雨音も
全ての言葉を切り取っては君と暖めて
僕も君も不思議だけど
僕の言葉で分かり合えるものとなる   はずだったのに
僕の言葉で何も響き合ってない 
君と少しも愛し合えてない

僕の言葉はもう消えてしまったのか
あの頃書き散らかしてしまったから
僕の言葉は消えてしまうべきなのか 
沢山の人傷つけてしまったから
僕の言葉なんて消えてしまえばいい
君一人救うこともできないなら


夢は終わらない

夢は終わらない 今は叶わなくても
夢は終わらない 捨ててしまわないように
たとえ頂が見えても たとえたどり着いても
追い続けてる限り

夢は当たり前のように目の前にあった
努力もしたが ちょっと向いてたかも
自分中心に物事はうまく進んできた
世の中の真ん中は俺だ

夢は一番になること 前だけ向いて走った
いつもあと少しで手からすり抜けた
理由は運さ 天から見放されただけ
彷徨い続けるだけさ

ふとそんな時親父の背中を見た
町工場から夢を見続けている
一番なんて夢じゃない それで終わるわけじゃない
やり続けることが それが夢だ

世界の中心だと思ってた勘違いな自分
周り多くの人支え 思いがあった
前だけじゃなく後ろを気にし始めたけど
それで見えることもある

自分を捨ててでもやるべき時だってある
意外とそれが近道だったりもする
ガムシャラ 先頭切って走らなくても
誰かを走らせることはできる

夢は終わらない 今は叶わなくても
夢は終わらない 捨ててしまわないように
たとえ頂が見えても たとえたどり着いても
追い続けてる限り

夢は当たり前のように やっぱり目の前にある
でも夢のゴールは見えない
でも夢のゴールは見えない
でも夢のゴールは

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第一部

2024-08-10 12:39:27 | ライブ情報

ナルキッソス

春ゆるみ ナルキッソス下を向く
覗き込みのはタブレット 今様ナルシシスト

自分の国探して やたらドア開けた
どこにもそんなものはありはしなかった
でも今は確かに私の掌にそれはある
私優しく包んでくれる 魔法の言葉一つで

明るいあなたから見れば暗い私は
背中の曲がった変わったやつ
とても素敵な世界へ導かれるための
長年培ったキメポーズです

片時も手放せないタブレット覗き込む
触れていれば大丈夫 世界がいつも共にある

春ゆるみ ナルキッソス下を向く
覗き込むのはタブレット 仮想空間ナルシシスト

鏡なんで私の望まない姿うつすの
抱きしめられては反吐を吐く 容姿や学歴邪魔なだけ
渡る世間は束の間で この中で暮らしているのです
「それは誰かの作ったヤツ」 そんなのどうでもいいでしょう

昨日私をディすった嫌なあいつを
SNSで炎上させましょうか?
いえいえ私ここではプリンセス
闇など抱えず清楚です

自分の全て詰め込んだタブレット覗き込む
ダメな私にさようなら 親指ひとつどこまでも

春ゆるみ ナルキッソス下を向く
覗き込むのはタブレット 今様ナルシシスト
春かすみ 桜花舞い散る足元には
萎れたナルキッソス下を向く
どこでも いつでも 誰とでも どこまでも
どこまでも どこまでも 下を向く

マイ ライフ

Life is joy. Life is pain. Life is happy. Life is unhappy.
So you will pray with all your hart.
So I will sing out loud to the world.

去っていった人たちの意味 最後は平等に訪れるということ
Memento Mori 生きている意味見つめろと
Do I act according to my own will?
This world is just someone's imagination.
There's no point in thinking too hard.
君と生きればいい

僕は儚い 君の儚い 
記憶する君も 記憶される僕もうつろう
だからいつも少し戸惑う だけど懸命に振り切り進む

We don't actually fear death ,
we fear that no one wii notice our absence ,
that we will disappear without a trace.

海 空 森 大地 なんて綺麗なんだろう
こんなことに気づきもしなかったのか 君を愛せばいい

Love the life you live. Live the life you love.
僕と触れ合ったばかりに道見失ってないかい?
落ち込んだ背中熱く押す掌に驚いて
振り返れば悩み吹き飛ばす君の笑顔がある 確かにそこにある

Life is joy. Life is pain. Life is happy. Life is unhappy.
So I will pray with all my hart.
So you'll sing to the world with me.
I will spend the rest of my life with you.


オレンジ

夕暮れ ビルの影長い路地 街を密かに切り取って
誰にも見せられない想い折りたたむ場所
何かを背負って足取り重く進めない毎日
知らず知らずここへ来て 心開いている

とにかく一歩踏み込んで言い出す勇気
壊れてしまう前に逃げ出す勇気
どちらも正解だねって言われて塞ぎこみ
何も結果残せない僕へのサヨナラ

ささくれた心は体の至る所傷つけて
血と涙で染め上げるオレンジ色に

記録的な大雨で吹く風は少し冷たく
今まで積み上げてきた気持ちあっさり崩れ落ちる
行き急ぐように速度上げ続ける人たち
置いてけぼりは覚悟で 僕は歩を緩める

誰か蹴落としかもしれないわがままな喜び
自分が死に誰かが生きる歪んだ喜び
路地から見上げれば あっけらかんと
空はオレンジ色に包まれて

ささくれた心に染み込んで なぜか優しいのです
血と涙で染め上げたオレンジ色に似て

雨上がり 街を覆う雲吊り上げる虹
血と涙で染め上げたオレンジ色隠す
血と涙で練り上げたオレンジ空へ投げる
オレンジ虹へ帰る

Bloody Rain

愛憎渦巻き 策略飛び交う
街の上ポッカリ浮かんだ白い雲

友は言うsatisfaction 俺はさっぱりover my head
男の中の男が演る 大層なstageだってさ
見知らぬ人装った笑い声 眠れぬ日々
不誠実さ隠した白い雲に銃をぶちかましたい

カッコつけただけの街に
裏切られてばかりの街に
いつか汚れ犯され傷ついた
Bloody Rain 降らせるために

どこからくるのか根拠ないgreat confidence
世界基準 掌 スクリーン毎

はる遅く折れそうで 蝕まれゆくmorning glow
空を真っ二つに切り裂いた飛行機雲

何かトゲみたいなやつ 喉の奥で痛み出す
時の流れぐらいじゃ取れそうもないな
履いた闇思い空気 生きる速度遅くなる
耐えてることに苛ついて 雲に銃をぶちかましたい

騙され続けた季節
我慢し続けた季節
フリーズした脳が絞り出した
Bloody Rain 降らせるために

無駄だって分かってるから情けない
嗚咽ともに 崩壊した自我 顔を脱す
愛憎渦巻き 策略飛び交う
街の上銃をぶちかませ
Bloody Rain 今日も哀しみ


雲より高く

言葉も出ないくらいに驚き 当たった時の感触は最高
今までみんなに馬鹿にされて続けてきた
足の遅い僕はどうすりゃいいの
憧れの菜樹も今日は 友達を連れてみにきてるし
かっこいいとこ見せてやるし

僕の大切なボールとグローブ 今日はなぜか朝から輝いていた
バット振り回しいつもと違う手触りに
気づけばダッグアウトでみんな騒いでる
子供の頃の夢だった あの夏の暑い甲子園
いつか行けると信じていた

青空に あの雲より高く 白いボールが消えてゆく
怒鳴られて慌てて飛び出した ああ 長い夏の日よ

子供の頃の夢だった あの夏の暑い甲子園
いつか行けると信じている

汗だくに泥まみれになって 女の子にも嫌われて
挫けずに前向きに生きてきた 蒼く透明な空の下で
青空に あの雲より高く 白いボールが消えてゆく
怒鳴られて慌てて飛び出した ああ 長い夏の日よ


僕の人生が修羅ならば

赤い目玉のサソリ 広げたワシの翼  (*)

愛だとか友情だとか簡単に見つけては
距離感もわからずやたら手を伸ばす
笑顔とか麗しさとかなんとなく惑わされ
優しささえ見抜けぬまま いつか時はゆく

誘惑に負け 肌重ね求めあっても
柔らかい心は知らぬ間に傷ついた

僕の人生が修羅ならば 後悔だけを数えるため
空の上から眺めてみたい カンパネルラ聴きながら
銀河鉄道に乗って

豊さと贅沢と違いもわからず
本物なんて知らないくせに 狂おしく求める

自己満足に酔いしれて全てを誤魔化し
柔らかい心を自ら傷つける

僕の人生が修羅ならば 諦めたりしないから
空からそっと探してみたい 希望の星座たちを
シグナスからコールサックまで

憤りに任せて貧しさを振りまき
柔らかい心で周りを傷つけて

僕の人生が修羅ならば 懺悔を歌に託して
暗い空から叫んでみたい 愛すべき者達へ
今夜 銀河鉄道に乗って
I want to get on the Milky Way Railroad tonight.


(*)宮澤賢治「星めぐりの歌」より


この夏 僕は

この夏僕は泣いてばかりいた
青い空の遥か彼方見上げ頬を濡らした
さあ何を選ぶのか?
安易なマジョリティ 誰のためのロゴスで
紛い物のジャスティス 何をカリキュレイション
「お前の思うままでいい。真っ直ぐに行きなさい。」
導く者はもういない

兜率天あたりで説法聞いてますか?
清らかで安らかな調べですか?
生き抜くルールに縛られて
最後の弱音は届かないまま
この夏僕は泣いてばかりいた
過ぎ去ってゆく時間があまりにも虚しくて

この夏僕は泣いてばかりいた
青い空が明日へと繋がってるとは思えずに
さあ何を選ぶのか?
破壊への無駄なファイト 何のためのレンマで
履き違えたジョーク 全て無で括られて
「お前らしくないよ」はにかんですまなそうに
導く笑顔は儚くなった

夜明けと共に飛び立つ鳥たち
改札口へ急ぐ黒い人の群れ
未来へ流れる時間がディレンマで
その先の無律化は約束されたのか?
この夏僕は泣いてばかりいた
思い出の一つ一つが目に染みて

二人に星の時間があったこと
季節が二つも過ぎて了えば
思い出と共に「ありがとう」素直に言って
砂漠の街へ 混沌の森へ 一歩踏み出せるだろう


ラムール

エクソンがシャッフリングされた夜 ぼくはきみに出会った
百匹目の猿のように愛を語り きみはぼくを受け入れた
愛の危うさに裏打ちされた 夢のような時を共に過ごし
エレジーのような生き方だって 妖しく優しく作り替えた
心の奥深く刻んだきみの 愛しき名前 美しき笑顔
とっておき moon shine 掲げて 僕だけのアフロディーテに乾杯
何度も 何度も 夜更けに飽きるほど
何度も 何度も 明日を吹き飛ばし

栗毛の戯れた蜂に驚き ふくよかな胸押し付けたきみ
浮かれた夏にすっかり油断して 理性吹き飛ばしたぼく
二人の距離詩情をくすぐり 虚しくなるのに気づけないまま
欲望の悲惨な 無残な残骸は 煌く夏の海を埋め尽くした
狂おしく抱き合い誓った愛は 永遠と刹那を揺れ
朽ちた緑色のチーズ見下す夜 眠れないまま空を彷徨う
来る夜も 来る夜も 夜明けも知らぬほど
来る夜も 来る夜も 明日に怯えながら

誰かの操作で書き換えられた 短いコドンが読み込まれ
水泡のできた方に回す手 『乱暴に触らないで』と払う
歌を忘れた哀れなぼくは 暗い宙に手を伸ばしたまま
目の前誇らしげに揺れる胸 『誰のものだろうか?』と考えてる
いくら内を掘ろうとも虚しい 豊かな泉は溢れず
血の底から低く響き渡る声 真夜中じっと聞き耳立てる
l'amour l'amour 花束抱えた後ろ姿
l'amour l'amour オリオン覆う後ろ姿
l'amour l'amour l'amour l'amour



ZIPPO

一張羅 バーシティジャケット ポケットに手を突っ込んで
蓋をカチャカチャいわせてた 使い古しのZIPPO
所構わずタバコふかし 心に火を点けあった
あの頃思い出して なんか笑ってしまう

病気の後 禁煙して 捨ててしまったと思ってた
引越しの準備 ベッドの下 転がってた銀のZIPPO
黒くくすんでしまったが ボディに文字が彫ってある
ハートに挟まれた " Je pense toujours a toi "

明日僕はこの部屋を出てゆく 君を残して
君がくれたZIPPOは 置いてゆくよ


君の胸のキスマーク 「あなたがつけたのよ」
さっき携帯出なかったよね 「急ぎの用事じゃないから」
冬の公園 寄り添って ZIPPO捻った二人
その炎より暖かだったはずの君の手はどこ

「ありふれた容姿」の君が 知らぬ誰かと 知らぬ街で
「流行遅れだから」って 買い直した服やバッグ
そんな高価そうなやつ 僕らには不釣り合い
記念日にくれたZIPPO 値段じゃなかった

明日僕はこの部屋を出てゆく 君を残して
君がくれたZIPPOは 置いてゆくよ


人の心 実は 体の外にあるらしい
人とコミュニケーションとるために
目も覗きこめなくなり 言葉という
下等な手段でしか 触れ合えない今の二人

君の胸のキスマーク ZIPPOで焦がして
君のアドレス ZIPPOで燃やそう

明日僕はこの部屋を出てゆく 君を残して
君がくれたZIPPOは 心と 置いてゆくよ

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夏ライブ (8月31日 土曜日)

2024-07-14 13:31:55 | ライブ情報
 
 今年もチランジアの花が咲いた。この後にも2、3株が花をつけそうだ。花の咲いた株は基本的に枯れてゆき、親株の脇に子株が出てくる。この子株が花を咲かせるには数年の年月が必要である。いつまでも枯れゆく親株をそのままにしていると見目はよくないが、自然の状態と考え最近ではそのままにしている。中年米の植物であるが、日本の蒸し暑さには弱い気がする。
 長浜祭りも終わり、いよいよ大分も夏到来と思っていたら、また梅雨に逆戻り。しかし月日は待ってくれない。夏へ向けて新曲の練習が開始、チケットも出来上がった。日々気持ちが晴れないこと多いけど、さあ前へ進もう。

 皆さん8月31日、土曜日に、ブリック・ブロックでお会いしましょう!
 18時開場、19時開演。お弁当、フリードリンク付き4500円。
 ごめんなさい、物価高に抗しきれず、何年かぶりの値上げです。
 いつものように完全予約制です。ここからでも、メンバーに直接でもご予約ください。

一部

ナルキッソス
MY LIFE
オレンジ
Bloody Rain(新曲)
雲より高く
ぼくの人生が修羅ならば
この夏ぼくは
ラムール(新曲)
ZIPPO
流星(カバー曲 吉田拓郎)

二部

進めまめ
冷たい手
そらみつ
Oblivion
明日へ
Masquerade
みはてぬユメ
明日の朝に
僕のの言葉
夢は終わらない

 今回もリクエストで色々なカバー曲が候補に上がりましたが、「みねんこ」のママが好きだった拓郎の「流星」を選択しました。もう13回忌なんですね。天国で聞いててくださいね。
 二部の「冷たい手」バンドが今のメンバーになって初めて演ります。どんなアレンジになるのか楽しみです。
 「みはてぬユメ」も久しぶりです。初めて聞く方もいらっしゃるのでは?
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bizarre guitar TIB風

2024-06-15 08:48:47 | 楽器
bizarre ( adj. ) very strange or unusual , especially so as to cause interest or amusement

ビザールギターとは、一般的には1950-70年代に、Gibson、Fender、Gretsch、Rickenbackerなどの有名メーカー以外が作った独特なギターのことですが、ここではあくまで珍妙なと言う意味で。



まずは、ゴンザレス家で押し入れに隠れているギターたち

其の壱

YAMAHAです。SGに似てますが、ダブルカッタウェーが上下長さが違ってます。ヘッド拡大してみると、SF(Super Flighter)1000と読めます。1977年から1982年まで生産されたレアなギターです。SF500 700 1000 5000 7000と多彩なラインアップ。基本はGibsonレスポールを踏襲した、2ハム、セットネックながら24フレットを採用。画像検索すると、形もピックアップも材も色々作られたみたい。この形はいいね。オールジャンルに対応でき、スタジオミュージシャン界隈で人気だったとか。Charも弾いてたことがあるらしい。
「1980年製。GibsonSGににて弾きやすかった。ボディの丸スイッチでバイサウンドが出せる優れもの。楽器屋さんウロウロしていて気に入って衝動買い。」
Japan Vintageだな。これはちゃんと整備して、弾きましょうよ!!


其の弐

うー、これまたビザールな、、、。CASIO PG 380。ボディーはアルダー、ネックはメイプル、指板はエボニー。ブリッジはFRTタイプでアームが付く。シングルPUはヴィンテージっぽいサウンド、リアのHBはパワフルでサスティーンも効く(との評あり)。シンセ部はLEDディスプレイと12個のスイッチ搭載。俺には絶対使いこなせんな。プログラムチェンジ、クロマティック・チューナー、オクターブ出力に対応。プリセット音は64種類。ROMカードで192種まで拡張可能。ますます俺には無理。広告に渡辺香津美が起用され、彼の音色もROMカードで発売された。定価はなんと238000円。重量は4.5キロ越え!!。
「バンドにキーボードいなくて、シンセサイザー音ほしくて購入した。今は壊れてホコリかぶってる。」
調べてみると、もうメーカーの補修は望めないとのこと、、(涙)。床の間に飾りますか。


其の参

コレは見たことあるギターかな!?
「高校3年製の時に、お年玉や小遣いためて買った。TURIPのコピーばかりやってた頃で、Gibson335に憧れて。」
かわゆいねー(笑)。GRECO SA-550 、1974製。当時はフジゲン楽器が造ってたのかな?またまたジャパンビンテージやん。セミアコって書いてるけどセンターブロックなくて(コスト削減のため?)ほぼフルアコらしい。ブリッジとピックアップの間に30mm角の棒がある。おお、その棒見てみたい。珍しい!ビザールだな。

棒の画像見つけた!!な〜るほど。



お次はnanaの屋根裏部屋で見つけたやつ。


Gibson firebird が、なぜビザール?とお思いの方も多いかと。しかしコレはGibson RD standard。元々は1977年に発売された、ムーグと共同開発したモデルだが、2年と言う短命に終わる。モデルは artist(イコライザー、コンプレッサーなど搭載)、custum(イコライザーのみ)、standard(普通のパッシブ回路)があった。2007年にstandardがシルバーバーストで400本限定で再販。2009年には日本でスタンダードがリイシュー。ネック短くなり、ボディ、ネックはメープルからマホガニーへ変更、コントロールノブが一つに。PUはHB2個。事変のライブで椎名林檎が弾いてたので有名に(RD artist だな)。林檎ファンの次女のために購入(が興味なし、、涙)。


ちなみに Gibson Firebird はコレ。持ってないけど、、、。

コメント
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