生きもの全ての定め...

今回は寂しい話ですよ...


ティが３歳の時にここへ越してきて、公園にもなんとなく馴染んできた頃から、お散歩中によくすれ違う黒ラブとイエローラブを連れてる方がいました。

いつも二匹でボールをやってたりママと楽しそうに歩いてたのを遠目によく見かけてました。。。
もちろん細道ですれ違う時も。

でも、いつもお互いに会釈だけで今年になるまでお話したことがありませんでした。

その片方の黒ラブちゃんが、今年になってカートに乗って散歩させている姿を見かけるようになりました。

お話しないとはいえ顔見知り。
とても心配になり今更ながら声をかけてみました。

その時は高熱が出てちょっと危なかったけど、回復してきたと言ってました。

それからは会う度に黒ラブちゃんの様子をいつも尋ねてました。

だんだんと話すうちに黒ラブがお母さんで、イエローラブが娘。
二匹は親子だってことも知りました。

そして娘のラブちゃんの方は、他の子と仲良く出来ないってお話されていて。

うちも、ティがだんだんと知らない子とは仲良く出来なくなっていたので、知り合い以外には声はかけずに素通りのお散歩してたからね。
実はお互いに遠慮してたようです。

それから夏になり、散歩時間がお互いまちまちになり、しばらくお会いしていませんでした。

一回すれ違った時は娘のイエローラブちゃんだけで、黒ラブちゃんはお留守番と言っていて、調子が悪いことは話されていませんでした。

それからまたしばらくして、木曜日にティ&サタローと広場の隅で遊んでいたら歩いている姿を見かけました。

ママがカートを引いて、その後を黒ラブちゃんがゆっくりながら歩いてました。

その姿を見て、よかったー♪元気にしてるんだねー♪と思わず駆け寄っていった私。

でも...
飼い主さんから悲しい言葉が

もうあまり長くないかもしれない…

私が思っていた言葉と違う答えが返ってきて愕然としてしまいました。

そんな言葉は聞きたくなかったよ…

この黒ラブちゃんは今13歳。
前日にお腹に溜まった水を抜いてもらったので、今日は体が軽くなって少し歩けているのだそうです。
でもまたすぐに水が溜まってしまうようで、実は体調もイマイチみたいです。
確かにちょっと息がゼエゼエしてました。

そんな話の流れで、最近亡くなったワンちゃんの名前が何匹か出てきてね。
聞くとみんな13歳前後...

ここに越して９年。
その間、話さなくても遠目ながらもずっと見てきた子たちは私は覚えてるからね！
名前の中に数ヶ月前まではパパと一緒に楽しそうに歩いてたコもいたの。
とても寂しい気持ちでいっぱいになってしまいました。

ティより年上のお友達たちがだんだんといなくなってきてる。

１３歳前後は二つ目の山なのかな？
ティの一年半後、どうなっているのだろうか⁉︎

死というものから、逃れられるのなら逃れたいよ！
でも生き物全ての定め。
なんて辛い定めなのよ...

せめていなくなっても何も感じない、そんな心にしてくれてたなら…

最近の私、寂しさに襲われて、悲しくなってしまう日があるよ。

今回は黒ラブちゃんのことを聞いてしまったからかな⁉︎
それとも季節の変わり目だからかな⁉︎

まあ、私も一緒に老いている証拠だね。

でもね…
サタローはこの黒ラブちゃんの状況がまったくわからないみたい。
遊びたくて足をだすしね。

私が気を抜いた瞬間に、さらには乗ろうとしてて、黒ラブちゃんが倒れてしまいかなり焦ったわよ。

これに対してティはワンワン吠えてうるさい‼︎
後ろの大島桜の前に繋いでお仕置きだ！



ＫＹサタローは気を抜くと寄ってくからね。
伏せさせとかないとね。



でもね、このサタローのとんでもない行動がね。
この時の私たちの悲しい気持ちを少し解き放してくれたよ。



次もまた会えることを心から願っています！


お願いだから頑張って！！！