視覺的電腦記録

商業専職装画家・THORES柴本(トーレスしばもと)の 既刊案内、お仕事情報などの色々御報告

お仕事情報

2014年09月05日 | 刊行情報

気温がめっきり秋らしくなって参りました。
今回はシリーズ新作をお知らせする感じになります。


【お仕事情報】

*2014年10/5迄 開催中 展覧会 台北国立歴史博物館『ドラキュラ伝奇:吸血鬼の歴史と芸術』展
 「トリニティ・ブラッド」紹介にイラスト1点を展示
代表的な吸血鬼であるドラキュラ公爵を始め、ウィーン美術史美術館や個人コレクター、ブラム・ストーカー基金会等の所蔵品、吸血鬼を描いた十六世紀の絵画から巨匠ゴヤの版画、吸血鬼文芸の代表作『ドラキュラ』自筆原稿、アカデミー賞衣装デザイン賞・石岡瑛子氏の映画「ドラキュラ」甲冑まで、様々な作品を展示。日本の漫画、小説作品からも幾つか代表的な作品として紹介&展示され、トリ・ブラこと「トリニティ・ブラッド」(吉田直著)のTHORES柴本画も展示して頂いております。
物販に台湾角川版の画集を2種とも置いて頂いてる筈なので、通販以外では此方で入手出来るかと思います。

台北国立歴史博物館「ドラキュラ伝奇:吸血鬼の歴史と芸術展」
http://www.nmh.gov.tw/ja-jp/Exhibition/Content.aspx?Para=1|21|750&unkey=69


*9/25 角川書店 ホラー文庫『バチカン奇跡調査官9: 月を呑む氷狼』
 著作:藤木稟 カヴァー装画:THORES柴本
  価格: \734
ISBN 978-4-04-101969-6-C0193

バチカン所属の平賀神父とロベルト神父の2人が奇跡を求め各地に調査をする大人気シリーズの第9作目、書き下ろし新作になります。舞台は北欧ノルウェー。
イラストは表紙カヴァーのみ。今回は特別に珍しく描き下ろし画のあるリーフレットがあるので此方も是非お見逃し無く!更に「朱雀十五」との連続刊行キャンペーンもあります。

[北欧神話にまつわる怪死事件の謎とは…平賀とロベルトが奇跡に挑む!]ノルウェーの研究都市でFBI捜査官・ビルは不可思議な事件に遭遇。屋敷の主人は氷漬けの密室で凍死していた。神話で伝えられる氷狼の仕業なのか。平賀とロベルトに調査を依頼するが、事件の裏にはあの男が--!?
角川書店バチカン奇跡調査官公式
http://www.kadokawa.co.jp/sp/201105-02/


*10/25 角川書店 ホラー文庫『探偵・朱雀十五の事件簿5 大年神の彷徨う島』
 著作:藤木稟 カヴァー装画:THORES柴本
定価(税込):778円
ISBN 978-4-04-101971-9-
藤木稟先生の処女作シリーズをバチカン奇跡調査官のタッグで贈る、日本の昭和初期頃が舞台の作品。徳間書店刊行作をカヴァー変え復刊のシリーズ第5弾。今回も「バチカン奇跡調査官」との連続刊行キャンペーンがありますので併せてどうぞ。
呪詛と祭儀が息づく孤島で目にした恐るべき惨劇の謎とは!?
絶海の孤島・鬼界ガ島で神意に背きし者、ある時は蒼白く光り続ける死体となり、ある時は業火に包まれ死体となる。大年神の像が動きまわり、死体はさらに増えていく……。これは呪いか、神罰か?

探偵・朱雀十五の事件簿シリーズ角川書店公式
http://www.kadokawa.co.jp/sp/201308-03/


以降の予定


*2015年予定 徳間書店 トクマノベルズ『黎明の書 4』
 著作:篠田真由美 装画:THORES柴本
新吸血鬼譚の新書単行本(ノベルス)の完全書き下ろし4巻目です。表紙カヴァーや本文扉画も描き下ろしになります。篠田先生の原稿は上がっていらっしゃる様子なので、私の作業次第の発売になるかと思います。お待たせする形で大変申し訳ありません。


*2015年予定 徳間書店 トクマノベルズ『黎明の書 5』
 著作:篠田真由美 装画:THORES柴本
新吸血鬼譚の新書単行本(ノベルス)の完全書き下ろし5巻目です。表紙カヴァーや本文扉画も描き下ろしになります。
4巻との連続刊行になる可能性があります。


*発売未定 新書館 ウィングス文庫「天涯のパシュルーナ 5」
著作:前田栄 装画:THORES柴本
最終巻。雑誌連載は最終回分までは既に有りますが、書き下ろし掲載も予定。現在著者の前田先生は休筆中で何時になるかは不明です。

*発売日未定 新作予定中

************************『バチカン奇跡調査官』の新作が約一年振りに発売になります。
今回の表紙はローレン・ディルーカ。
これ迄作品中には平賀(達)のサポート役としてメール等でしか登場がなく、実際に姿を見せて登場したのが遅かった事や作品内容上の各巻登場も秘かで、外伝で若干確立した感じのキャラでデザインも遅くなりました。(デザインは作中の表記から起こすので、名前や台詞、存在があるだけではデザインしません)
一番は主なキーパーソンになる巻が無かったのもあり、今巻で漸くイラストで登場になりました。
作品を読んで表紙案を考えるのですが、その巻全体から作品の鍵になる人物で無いと候補には挙がらない形です。(因みに商業的な色々な策で例外はありますが)
表紙に来るキャラを原稿の読後に相談で決めてからデザインして、其れが決まってから漸く表紙を考案すると言う形です。
バチカン奇跡調査官は一般文芸作品なので表紙のキャラに順番は無いので、その巻のメインかキーパーソンであればゲストキャラでも表紙になる作品です。

因みに、サウロ大司教が何時表紙に出れるのか、女性キャラは来るのか、を実は考えていたりします。

そして、実は今回から新担当になった編集さんは、ローレン・ディルーカが一番のお気に入りキャラと云うことで少し常軌を逸…否、とても楽しそうにお仕事されてます。(それで今回表紙に成ったかどうかの一説も)

今回も例に漏れず、「バチカン奇跡調査官9」と「探偵・朱雀十五の事件簿5」の連続刊行キャンペーンがあります。更にバチカン奇跡調査官では、私、THORES柴本描き下ろし画のリーフレットがありますので此方も是非お見逃し無く。

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