ピレリテストは、現地時間(以下、現地時間)20日、アブダビのヤス マリーナ サーキットで最終日となる2日目を迎え、フェラーリのフェルナンド アロンソがトップタイムを叩き出した。『ロイター』通信が伝えている。
ブリヂストンに代わり、来季から単独タイヤサプライヤーとなるピレリのタイヤテスト。この日は全12チームから15人のドライバーが参加した。
F.アロンソは、105周と約2レース分の距離を精力的に走り込み、非公式ながら1分40秒529のトップタイムをマーク。このピレリテストでは、前日のF.マッサに続きフェラーリが2日連続で最速タイムを記録した。
F.アロンソは「見た限りでは、ブリヂストンからピレリへの変更は嫌な感じではないね」と印象を語っていた。
先日の最終戦アブダビGPではレッドブルのセバスチャン ベッテルに逆転タイトルを許したF.アロンソだが、「オランダのサッカー選手が今年7月のワールドカップ決勝で負けたときに感じたのと同じ気持ちだと思うよ。数週間後、彼らは自分たちが何かを達成したと気づいたんだが、その以外の多くの人はどこにも到達できなかった。同じことが、僕たちに当てはまる。最終的な勝利は逃げて行ったが、それでも僕たちはすばらしいシーズンを送ったし、後半の反撃はすばらしかった」と振り返り、気持ちを切り替えていた。
メルセデスのミハエル シューマッハは、トップから約0.15秒差で2番手に飛び込んだ。かつてフェラーリ時代にはブリヂストンとともに5年連続でタイトルを獲得したM.シューマッハだが、単独供給の今季のブリヂストンタイヤには順応するのに苦労していた。
M.シューマッハは「おそらく以前にピレリタイヤでドライブしたことがあるドライバーは僕だけだろうけど、それは20年前のことだ。今日に先立っては、なんの予想もしていなかったよ。安定感の面ではかなりよさそうだけど、今日は2010年のマシンを使用したし、すべてはこのマシンが僕たちの2011年型マシンに合うかどうかだね。すでにそれをテストすることに好奇心をそそられているけど、同時に今は休暇をとることも楽しみにしている。スタッフのみんなもそうだと思うし、彼らは明らかにそうする価値があるよ」とピレリタイヤに対する評価を先延ばしにしていた。
F1新王者S.ベッテルは3番手、ザウバーの小林可夢偉は9番手だった。
ピレリは12月12~16日にバーレーンで単独テストを行なう予定。全チームによる合同テストは来年2月に再開される。
ピレリテスト2日目
11月20日(土)ヤス マリーナ サーキット
1. F.アロンソ(フェラーリ)1:40.529 105周
2. M.シューマッハ(メルセデス)1:40.685 74周
3. S.ベッテル(レッドブル)1:40.825 66周
4. R.バリチェロ(ウィリアムズ)1:41.294, 101周
5. R.クビサ(ルノー)1:41.614 90周
6. G.パフェット(マクラーレン メルセデス)1:41.622 46周
7. O.ターベイ(マクラーレン メルセデス)1:41.740 30周
8. P.ディ レスタ(フォース インディア)1:41.869 35周
9. 小林可夢偉(ザウバー)1:42.110 43周
10. S.ブエミ(トロ ロッソ)1:42.145 98周
11. V.リウッツィ(フォース インディア)1:42.416 46周
12. S.ペレス(ザウバー)1:42.777 46周
13. J.トゥルーリ(ロータス)1:44.521 83周
14. P.マルドナード(ヒスパニアレーシング)1:44.768 65周
15. T.グロック(ヴァージン)1:44.783 82周
※タイムは非公式
※タイヤは全車ピレリ
※リザルトはF1公式サイト『Formula1.com』より
ブリヂストンに代わり、来季から単独タイヤサプライヤーとなるピレリのタイヤテスト。この日は全12チームから15人のドライバーが参加した。
F.アロンソは、105周と約2レース分の距離を精力的に走り込み、非公式ながら1分40秒529のトップタイムをマーク。このピレリテストでは、前日のF.マッサに続きフェラーリが2日連続で最速タイムを記録した。
F.アロンソは「見た限りでは、ブリヂストンからピレリへの変更は嫌な感じではないね」と印象を語っていた。
先日の最終戦アブダビGPではレッドブルのセバスチャン ベッテルに逆転タイトルを許したF.アロンソだが、「オランダのサッカー選手が今年7月のワールドカップ決勝で負けたときに感じたのと同じ気持ちだと思うよ。数週間後、彼らは自分たちが何かを達成したと気づいたんだが、その以外の多くの人はどこにも到達できなかった。同じことが、僕たちに当てはまる。最終的な勝利は逃げて行ったが、それでも僕たちはすばらしいシーズンを送ったし、後半の反撃はすばらしかった」と振り返り、気持ちを切り替えていた。
メルセデスのミハエル シューマッハは、トップから約0.15秒差で2番手に飛び込んだ。かつてフェラーリ時代にはブリヂストンとともに5年連続でタイトルを獲得したM.シューマッハだが、単独供給の今季のブリヂストンタイヤには順応するのに苦労していた。
M.シューマッハは「おそらく以前にピレリタイヤでドライブしたことがあるドライバーは僕だけだろうけど、それは20年前のことだ。今日に先立っては、なんの予想もしていなかったよ。安定感の面ではかなりよさそうだけど、今日は2010年のマシンを使用したし、すべてはこのマシンが僕たちの2011年型マシンに合うかどうかだね。すでにそれをテストすることに好奇心をそそられているけど、同時に今は休暇をとることも楽しみにしている。スタッフのみんなもそうだと思うし、彼らは明らかにそうする価値があるよ」とピレリタイヤに対する評価を先延ばしにしていた。
F1新王者S.ベッテルは3番手、ザウバーの小林可夢偉は9番手だった。
ピレリは12月12~16日にバーレーンで単独テストを行なう予定。全チームによる合同テストは来年2月に再開される。
ピレリテスト2日目
11月20日(土)ヤス マリーナ サーキット
1. F.アロンソ(フェラーリ)1:40.529 105周
2. M.シューマッハ(メルセデス)1:40.685 74周
3. S.ベッテル(レッドブル)1:40.825 66周
4. R.バリチェロ(ウィリアムズ)1:41.294, 101周
5. R.クビサ(ルノー)1:41.614 90周
6. G.パフェット(マクラーレン メルセデス)1:41.622 46周
7. O.ターベイ(マクラーレン メルセデス)1:41.740 30周
8. P.ディ レスタ(フォース インディア)1:41.869 35周
9. 小林可夢偉(ザウバー)1:42.110 43周
10. S.ブエミ(トロ ロッソ)1:42.145 98周
11. V.リウッツィ(フォース インディア)1:42.416 46周
12. S.ペレス(ザウバー)1:42.777 46周
13. J.トゥルーリ(ロータス)1:44.521 83周
14. P.マルドナード(ヒスパニアレーシング)1:44.768 65周
15. T.グロック(ヴァージン)1:44.783 82周
※タイムは非公式
※タイヤは全車ピレリ
※リザルトはF1公式サイト『Formula1.com』より