リベラルと保守派「逆だった。驚きだ」と調査の米教授

2007年04月06日 | news
 リベラル派は保守派より寄付額が少なく、弱者の困窮にも見て見ぬふりをする傾向があるー。米シラキュース大のアーサー・ブルックス教授が米国の寄付に関し、「保守派は思いやりがなく、リベラル派は弱者に優しい」という?常識?を覆す調査結果をまとめ、出版した。
 米国は国内総生産(GDP)の1.5%から2%を寄付が占める「寄付大国」。教授が寄付と政治信条に関する各種統計を分析した結果、(1)代表的なリベラル都市であるサンフランシスコの市民は、保守的なサウスダコタ州の市民より平均して収入が78%も多いが、年間の寄付は同額(2)寄付額が全米平均より多いほぼ全州で、共和党候補が大統領選で勝っている(3)ボランティア活動への参加についても、全米で保守派がリベラル派より多い-などが分かった。
 寄付をする人の多くは宗教心を持ち、政府の補助制度より自発的な助け合いを重視し、家庭を築き、起業家精神を持っており、これらが保守派の特徴と共通するという。保守派の寄付対象は教会が多いが、宗教と無関係の慈善団体への寄付もリベラル派より多い。
 一方、リベラル派は政府による弱者救済策を支持し、個人の寄付を軽視する傾向にあり、高所得層も寄付の要請に「家計に余裕がない」と答えることが多いという。
 リベラルな家庭に育った教授は「保守派は利己的で意地悪と思っていたが、逆だった。驚きだ」と指摘。保守系シンクタンクなどの講演会に引っ張りだこで、保守派の”イメージ向上”に貢献している。(共同)
ZAKZAK 2007/04/06
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007040627.html

日米で正反対な「保守」の定義
http://d.hatena.ne.jp/drmccoy/20060925




北朝鮮、世界で最も抑圧的な国家…米国務省年次報告書

 【ワシントン=坂元隆】米国務省は5日、世界各地における米政府による人権と民主主義促進への取り組みをまとめた2006年の年次報告書を発表した。
 3月に発表された各国別の年次人権報告書と同様、北朝鮮を金正日(キム・ジョンイル)総書記の「独裁による世界で最も抑圧的な国家の一つ」と位置づけ、日本人拉致問題にも言及している。
 報告書は、ブッシュ大統領が06年4月、横田めぐみさんの母親の早紀江さんに面会したことや、北朝鮮人権問題特使のジェイ・レフコウィッツ氏が議会証言で北朝鮮政府を批判したことなどを挙げ、米政府が拉致問題も視野に入れて北朝鮮の人権問題に取り組んでいることを指摘した。
 6か国協議の合意に基づき、米国は3月から北朝鮮をテロ支援国の指定リストからはずす協議を始めており、指定理由のひとつになっている拉致問題が今後の米朝協議の焦点となる可能性が高い。
 一方、報告書は、東アジア・太平洋地域の人権状況について、北朝鮮とならびミャンマーを「圧政国家」として挙げたほか、中国による宗教団体などへの弾圧にも懸念を示している。
(2007年4月6日11時42分??読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070406i303.htm



【米中】中国、“人権問題”についての米の中傷に反駁!「中国人民は法に基づき人権と基本的な自由を享受している」[04/07]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1175944309/l50

中国外務省の秦剛報道官は7日、「アメリカが中国の人権状況を道理もなく中傷し攻撃 したことに、中国は断固たる反対の意を表明する」と述べました。
アメリカ国務省はこのほど、人権問題に関する報告を発表しましたが、その中の中国に ついての部分では中国の人権状況を引き続き中傷しています。
秦剛報道官はこれについて、「中国が人権保護分野で収めた成果は世界に注目されて いる。中国の各民族人民は法に基づき人権と基本的な自由を享受している。 これについて、中国人民は一番の発言権があり、国際社会もこれを高く評価している」と 述べました。
秦剛報道官はまた、「アメリカには『人権の護衛兵』と自称する資格はない。これは国際 社会と国際輿論の共通の認識だ。アメリカは自国のさまざまな人権問題を真剣に反省し、 人権問題で二重の基準や多重の基準を取らず、人権問題を利用して他国の内政に干渉 することをやめ、他国との人権対話を行う上での障害を取り除くべきだ」と指摘しました。
CRI-Online:http://jp1.chinabroadcast.cn/151/2007/04/07/1@90734.htm


【社会】「日本は女性への暴力や・アイヌ差別がある」…米国国務省人権報告書の報告★2
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1175869219/l50


2006年国別人権報告書(抜粋)
米国国務省民主主義・人権・労働局発表
2007年3月6日

日本

 日本は、人口およそ1億2770万人の議会制民主主義国家である。主権は国民が有し、天皇は国家の象徴と定義されている。9月26日に小泉純一郎氏の後を引き継いだ安倍晋三総理大臣が、自由民主党と公明党の連立政権を率いている。最近では、2005年9月に総選挙が行われ、これは一般に自由かつ公正な選挙とみなされた。全般的に、治安部隊の文民統制は効果的に行われた。

 日本政府は、全体的に国民の権利を尊重した。しかし、女性と子どもに対する暴力が続き、セクハラ(性的嫌がらせ)も続いた。政府は人身売買と闘う努力をしているが、この問題は依然として広くはびこっている。女性のほか、民や、アイヌをはじめとするマイノリティーに対する社会的差別が全国的に見られた。

第5部  差別、社会的虐待、人身売買

国籍・人種・民族に基づくマイノリティー

 民(封建時代に「社会的に疎外された者」の子孫)、および民族に基づくマイノリティーは、その程度はさまざまであるが社会的差別を受け、その一部は深刻かつ長期にわたるものであった。およそ300万人いる民は、政府による差別は受けていないが、住居、教育、雇用の機会を制限されるなど、深く根付いた社会的差別の被害者となることが多かった。

 差別を目的とする、民家系を記載した発禁のリストが、ある大企業の社内で発見された。このリストはもはや発行されておらず、民に対する差別もなくなった、と日本の社会で広く信じられていたが、このリストの発見によって、こうした信頼が失われた。NGOは、大都市圏外では、まだ広く差別が行われていると報告した。

 差別に対する法的な保護措置の改善にもかかわらず、大勢の韓国・朝鮮人、中国人、ブラジル人、およびフィリピン人の永住者は、その多くは日本で生まれ、育ち、教育を受けているにもかかわらず、住居、教育、および雇用の機会の制限など、さまざまな形で、深く根付いた社会的差別の対象となった。日本国民の間では、「外国人」(その多くは日本で生まれた民族的マイノリティー)が犯罪のほとんどを起こしているとの認識が広がっていた。法務省によると、こうした「外国人」の犯罪率は日本国民の犯罪率よりはるかに低いにもかかわらず、マスコミがこのような認識を助長した。

 日本に5年間継続して居住した外国人は、帰化し、国籍取得の申請資格を与えられる。しかしながら、多くの移住者は、帰化を阻む障害の克服に苦労した。そうした障害には、審査を行う担当官に広範な自由裁量が認められていること、日本語の能力が極めて重視されることなどがある。また、帰化手続きには厳しい身元調査が必要であり、申請者の経済状態や社会への適応状況なども調査される。日本政府は、この帰化手続きは、外国人が社会にスムーズに同化できるようにするために必要なものである、と主張した。

先住民

 人口2万7000人と推定される日本の先住民アイヌ民族にとっては、状況が改善された。1997 年に、国会は「アイヌ文化の振興ならびにアイヌの伝統等に関する知識の普及および啓発に関する法律(アイヌ文化振興法)」を可決し、アイヌ抑圧の長い歴史に終止符が打たれた。この法律により、アイヌは少数民族と認定され、全都道府県にアイヌの文化と伝統を振興する基礎的なプログラムを策定することが義務付けられ、アイヌを差別した旧法が無効とされ、北海道にアイヌの共有財産を返還することが義務付けられた。アイヌは、他のすべての国民と同じ権利を享受したが、他の民族的マイノリティーの場合と同様の差別を受けた(第5部の「国籍・人種・民族に基づくマイノリティー」を参照)。

http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-j20070406-50.html#nippon



警察庁の外国人犯罪統計を基にして算出された、日本人を100%とした場合の、日本国内における韓国人犯罪者比率比較表(Irregular Expression : Update on March 11.2006)

刑法犯 在日韓国人(以下同)   252%
凶悪犯(殺人、強盗、放火、強姦) 287%
粗暴犯(暴行、傷害、脅迫、恐喝) 443%
窃盗犯              195%
知能犯              353%
覚せい剤取締法違反        472%

Irregular Expression:平成16年国籍別日本国内の犯罪分析
http://www.wafu.ne.jp/~gori//diary3/20060310hanzai.html





ひと:ヌスレットさん 特殊浴場の名称からトルコ外させた

 街並みを埋める看板やネオンに目をやる。23年ぶりの東京・新宿は晴れやかだった。桜の花びらが舞う。「鳥になった気分ですよ。もう、うつむいて歩かなくていい」
 81年、地震の研究でトルコから日本に留学して半年余り。夕暮れの新宿で母国の名前を見つけ、店に飛び込んだ。「ガイジンが来た」の声とともに数人の肌着姿の女性が現れた。この問題で母国と大好きな日本がぎくしゃくするのはたまらない。一緒に日本に滞在中の当時19歳の妻、ハディエさんをおもんばかり、一人胸に抱え込んだ。
 ある日、妻と地下鉄で帰宅する途中、老いた女性が「どこから来ましたか」と妻に尋ねた。日本語に不慣れの妻は「(彼と)トルコへ行きます」と答えた。女性は動揺して顔を赤らめた。その様子に妻も戸惑った。腹を決めて「トルコ(風呂)」を説明した。
 「『うそよ』と繰り返す妻は、帰国すると言いました。私は『死ぬまでにこの呼び方は必ずなくす』と約束しました」
 84年夏に再来日。政治家やメディアに訴える一方で本物のハマム(トルコの風呂)を伝えて行脚した。反響は瞬く間に広がり、数カ月後、街から「トルコ」の名称が消えた。
 帰国後、日本への感謝の気持ちがふくらんだ。92年、地元の大学に日本語学科の開設を働きかけた。自ら作った3冊の教本で巣立った若者は1500人を超える。「この歴史を知らない人も増えましたが、私の心からの恩返しは続いています」【高尾具成】
 【略歴】Nusret Sancakli(ヌスレット・サンジャクリ)さん 地震研究家。モンテネグロで生まれ、6歳で母国トルコへ。手織りじゅうたん会社の顧問も務める。53歳。
毎日新聞 2007年4月7日 0時05分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070407k0000m070152000c.html





仏・バンヌ発 今の日本は違うのに

 私が通っている高校には、日本語クラスがあるので、日本に興味(きょうみ)を持っている子がたくさんいます。バッグや筆箱(ふでばこ)に日本語を書いている子、日本のまんがや音楽、映画(えいが)が好きな子、日本語の文字でタトゥー(入れ墨(ずみ))をしている子、俳句(はいく)を学んでいる子……。初めて登校した日、話しかけられた言葉が日本語だったことが忘(わす)れられません。

 ある日、日本とフランスの文化について話し合ったついでに、「どうして日本語を学んでいるの?」と聞いてみました。「漢字がきれいで、自分も書けるようになりたい」「まんがが好きだから」「文化や風習もフランスと違(ちが)うから学ぶのが面白い」という答えが圧倒的(あっとうてき)でした。

 逆(ぎゃく)になぜか、「日本人は犬や猫(ねこ)を食べるんでしょ?」と聞かれてショックでした。そして、「日本は軍国主義(ぐんこくしゅぎ)で、みんなまんが好き、働き蜂(ばち)」というイメージ。なんだか今の日本の実情(じつじょう)と違うような気がしてなりません。

 長島奨子(ながしましょうこ) 18歳(さい)
(2007年4月7日??読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/children/jkids/20070407sn31.htm





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