✦世界の王室✦

エルンスト・アウグスト氏がエルンスト・アウグスト氏を訴える



おっとお久しぶりです。
皆さん、覚えてらっしゃいますかぁ~?
こちらの男性エルンスト・アウグスト五世(66歳)は
ハノーファー家の現家長であり、モナコのカロリーヌ公女の
ご主人でもあり、お二人の間に生まれたアレクサンドラ王女の
お父上であり、イギリスのジョージ三世の子孫であり、
ビクトリア女王の孫であるプロイセンのヴィルヘルム二世の曽孫で、
エリザベス女王ともご親戚というサラブレッド。


とは言うもののカロリーヌ公女とは別居して長いこと経つし、
よ~く警察のお世話にもなっているようですが、
今回なんと実の息子で将来家長を継ぐことになっている長男、
エルンスト・アウグスト氏(同じ名前、37歳)を訴えたんだそうです。

というのも上の写真の父エルンストが所有していた
マリーエンブルク城を2000年代半ばに
息子エルンストに譲渡したのですが、
維持・修繕費に年間27億ユーロもかかるため
年間20万人も観光客が訪れるものの間に合わず、
ドイツ政府に1ユーロで売却したのが
”けしからん!”ということで訴訟を起こしたのだそうです。



息子エルンストの嫁が気に入らないと言って
結婚式にも出てこなかったですよね、確か。

しかし今の世の中、お城を個人で維持していくのは
「ダウンタン・アビー」のように映画やテレビの
ロケ地として提供するとかしないと大変でしょうねぇ。
しかも去年からは観光客もほぼいないわけですし。

富や権力の象徴が時代とともにお荷物になってきて、
今やサイバー時代、カタチあるものの存続やいかに?!














コメント一覧

theworldroyals
こんな大きなお城があっても使用人もなく家族四人とかで住むわけにもいかず、
寒そうだし、あちこち壊れそうだし・・・ 譲渡された方は大変ですよね。
もうそういう時代じゃないんですよねぇ。今後こういう話をもっと聞きそうな気がします。
もし慰謝料を払うとなったら、カロリーヌ公女は一体幾らつきつけるのかしら?
離婚しない理由はこの辺にありそうですね。
かすが
訴えた目的が?ですね……。
他の遺産相続に対する布石か何かでしょうか?
父親として相続させた、せっかくのお城を易々と放棄したのが許せなかったのでしょうか。
よしこ
こういうお方って実際のところどの程度の収入があるんでしょう?
旧王族だと公金からのお手当てとかないでしょうし、ビジネスで成功するか、上手いこと資産運用してるのかな。
奥様と正式に離婚しないのはなんでだろ?
林檎
ハノーファーに行ったときに、この一家を想い出しました。
1ユーロ!にはビックリ…1万ユーロくらいなら訴えられなかったのかな❓
中国資本だったら、もしかしたら1億ユーロくらい出したかもしれないけど、商業的に利用されそうな予感がします。
維持費問題で売却…時代の流れとはいえ、ちょっとせつない(。・_・。)
とら猫
ハコモノはとにかく維持費がかかる! それも半端ない金額が…。
で、お久しぶりのエルンスト・アウグスト氏、今やご自分の所有物ではないので売却した息子さんを訴えることができるけど、買い戻すというお考えはないようですね。(^^;;
国や文化財保護団体に譲渡や売却した方が、現状かそれに近い状態で後世に残すことができますよ~。
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