セラピールーム燦燦

精神分析を通して、日々の雑感を綴っております。

心と体!怒りと肝臓!

2009-09-05 21:00:00 | 日記
ee753a46.jpgしばらく前の事(20年位前・・かな)です。
ある人から、「あなたはもっと怒っていいのですよ。」
と言われたことがありました。
言われた時は『?』です。
よくよく考えてみると、いつも何かに怒りを感じていたように思います。
でも、その時、どこをどう見て、感じて言ってくださったのかはわかりませんでした。


家系の話になりますが、祖父、母と肝臓の病をいただきました。
私は・・というと病にはなっていません。二代続いているので、ないとは限りません。

肝臓の仕事は、

肝臓は、腹部の右上に位置して、ほぼ肋骨の下に収まっており、頭側(上方)には横隔膜が存在する。ある種の動物では体内で最大の臓器である。非常に機能が多いことで知られ、代謝、排出、解毒、体液の恒常性の維持などにおいて重要な役割を担っている。特にアルコール分解能があることで一般には知られている。また、十二指腸に胆汁を分泌して消化にも一定の役割を持っている。

あまりにも多機能であるため、人工臓器としての実用化が非常に難しい臓器である。

他方、臓器の中での部位による機能の分化が少なく、一部に損傷があっても再生能力が強いため、その損傷などがあっても症状に現れにくい。自覚症状が出る頃には非常に悪化していることもあり、 「沈黙の臓器」などと呼ばれることがある。                    ~ウィキペディアより抜粋~ 

沈黙の臓器と呼ばれています。

心からみると、

心的エネルギーで貯蔵されるのは、ストレスと怒りです。ストレスがたまるとか、袋に溜めるのが怒りであることから、一種の心の毒であるそれらは分解されずにそのまま溜め込まれて肝臓を破壊していくのです。怒りは攻撃と破壊に変質し、肝臓をその対象にしてしまうのです。その怒りと憎しみは親との対象関係から派生し、幼児期より葛藤し続けて溜めたものが、いつか耐え切れなくなって臓器破壊に転じてしまうのです。それまでには持続した相当長い歳月を要します。

というように、怒りを溜め込んでしまって、耐えきれなくなって肝臓を病むということになります。

家系で代々と肝臓を病むには、代々『怒り』を持ち続けていることになるでしょう。
その怒りの原点、「どうして私は怒っているのか」が解れば、肝臓を病ませずにすむことになります。精神的に伝えられた怒り・攻撃性・破壊という心が解る、分析することによって切り替えられていくのです。

心と体!密接な関係なのです。
心の裡が病によって表現されているのです。

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インテグレーター  幸司 満月

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