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らくがき定しょく

あら。いらっしゃい。

領土感

2023-03-10 20:38:54 | らくがきりれき→
この人工的な直線に惹かれます。
きれい。

もう何年も前に、この農業ビニールに映る空色に魅了されて、
どなたの畑か気にしないまま、あぜに立ち入り写真を撮ったことがあります。

農家さんで働く今、仕事後に写真を撮るだけでも職場以外のあぜへは
立ち入れない心境になりました。

なんでだろ

理性でしょうか。
常識でしょうか。
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言い換えると

2023-02-10 20:48:04 | らくがきりれき→
○○じゃないあなたには私の気持ちはわからない」
そう言わせた経験が3度あります。
傷つけたんだな、と理解し私自身も傷つき、心に残ったなぞだらけの意味過多言葉。
何度も思い浮かんではつかみきれず、温め続けてきました。

発言の発端は、私が正論をかざしていたのです、無自覚に。
三者ともそれに耐えかねて拒絶と攻撃がまじったのです、おそらく。

つかめなかったのは何か
そのコトバを発するイト、、
なぞなぞくらい不思議さに満ちています。
私はどんなときに、その言葉を言うだろう?
言い換えるなら、なんだろう?
考えても、ねかせても、謎のまま。

その解釈だ!というものが、最近読んだ海外の小説『目で見る言葉で話をさせて』の中のやり取りにありました。
「はずかしい思いをしたわ。私の気持ちなんて気にしないのね」
これこれ。
こう理解できると相手のイトとつながれるような。
思いを、さみしいや悲しいに変えてもいい。

ただ、この言い方はアメリカ文化ゆえにできるのかもしれません。
日本育ちの私たちは、自分の事実と相手への訴えを分けて伝えることをしていないのかな。
私は、言い方はこの土地のもので、解釈するとなるとその奥ゆかしさがよみとれず
立ち止まることがしばしばしば。

なぞとけて、
なぞあらわる。
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十年保留

2023-02-05 21:12:20 | らくがきりれき→
20才代に手に入れた本、
その後の何度かあった断捨離をかいくぐって残ったものがいくつかあります。

いつでも読める状態にある本のほとんどは読むことがない。
そんな中の一冊「河合隼雄のカウンセリング教室」を久しぶりに手にとりました。
読み始めると、興味が湧いてページが進む。
あの頃は文字を追いかけてもイメージできなかった内容。
この十何年で身に起きたこと、人から聞いたことが思い浮かびます。

ヒトのコトバとココロのイミをリカイしたい。
あの頃は、たぶんそう願ったのか。
今も興味が湧くのは、わからないとわかりたいがかわらないから。
ということは、
また十何年経ってもきっとかわらず、わからないをわかりたい。
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白い中

2023-01-12 21:53:00 | らくがきりれき→
今年も地蔵峠に通うつもりです。
晴天が続く正月明けに車で向かっていると、
雪が残っている所が増えてきました。
晴れが続いても、山の中や日陰は溶けないままのようです。
それも想定内。
驚かないし慌てない、スタッドレスタイヤですから。
上れば上るほど、道路の雪だか氷だかが分厚く固くなっていきます。
軽自動車の重みはでは砕けないほど。

上ったら下りるという物の道理を考え始めた頃から、
下りは自分の能力で対処できるのだろうかと疑わしくなりました。
目的地にはまだ遠い山の中腹で、進まないことを決めました。
そこを起点に、少し歩くとすばらしい雪景色。
どれもこれも撮りたい。明るさ調整が難しい白い雪たち。

昨年末に読んだ『銀をつむぐ者』の情景はこんな感じかも。
スターリクの森ではなかろうか。
スターリクの魔力で年中雪が降るのではなかろうか。

いいや、違う。
人間の、森の、現実。



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はじまり

2023-01-04 19:14:27 | らくがきりれき→
明けましておめでとうございます
天候の穏やかな日々で始まった今年、
山に行ったら気持ちいいだろうなと想像して、
過ごし方の実態はまるでもぐらのです。

新しい年の始まりには、何か始めたくなるものですが、
それを継続できたことがない私は、もう新しいことを始めない。
やめる。
やめることを始める。

始めるんかい。
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アドベントカレンダー

2022-12-25 21:31:48 | らくがきりれき→
11月の終わりに、アドベントカレンダーというものをいただきました。

ん?なにそれ?

クリスマスに向けてカウントダウンするカレンダーのことだそう。
カレンダーの日にちには小窓があって、一日ずつあけるという楽しみがありました。

わすれんぼうのわたしは数日置きにまとめて開けるのですが、
例年よりもクリスマスを意識する日々を送れました。

世間のお店はバタバタとクリスマス装飾が取り外されるのでしょう。
アドベントカレンダーには今日の日付も小窓もありません。
小窓が開いてしまいましたが、余韻としてもうしばし残すことにします。
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休止を休止

2022-12-01 07:04:17 | らくがきりれき→
12月です。

文章を書かない習慣がついてしまいました。
これまでは、何か起こると「ブログで書くなら…」と
文章でまとめようと自然としていましたが、それがなくなっていました。
書き直そう。
なぜ書かなくなっていたのだろう
何が変わっていたのだろう
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余白の使い方

2022-09-30 20:31:49 | らくがきりれき→
39才になった9月でした。

今年4月から働き方が変わりました。
そのせいだろうと思いますが、
自分一人の時間の調子がつかめなくなっていました。

2つの異なる業種を掛け持ちで働いていたのを、1つにしたのです。
そのおかげで、生活リズムも頭の中も整理されました。
整理されてできた余白に思いつきや妄想が躍り出て、
真に受けてはふりまわっておりました。

それが、9月、やっと受け流せるようになりました。
それができるようになったのは、何かに没頭する時間と、人とのおしゃべりのおかげ。
ヒト同士のおしゃべりは、おサル同士の毛繕い。
ある脳科学者の言葉が温かく思い出されます。
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出会う:山

2022-08-31 19:14:57 | らくがきりれき→
お山を歩いておりますと、足元にキラリと輝く青っぽい何かがありました。

紫でキラリ。
緑にキラリ。
赤っぽくキラリ。
地面の落ち葉や土くれにもぐりこもうとする彼ら。
動きが鈍く、つまむと死んだ振り?硬直しおる。
センチコガネというそうです。

宝石みたい。
見た目に惑わされ、あやうく持ち帰るところでした。
糞虫。スカラベサクレ。糞転がし。
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ちがい探り

2022-07-27 07:12:40 | らくがきりれき→
今年も、鉄塔にカメラを向けたくなる場面にであいます。
自然の中の直線、美しいな。

ここ一年で特に視力が落ちたように感じます。
近くの細かいものに焦点が合わせ続けられず、スマホの文字を読むのが億劫になります。
遠くのものは輪郭がダブっていることがあります。
老眼と乱視なのでしょうか。

この見えずらさは言葉で説明しても伝えられた気がしないものです。
ですが、この写真を見て、これだと思いました。

水面の方が視力の落ちた感じ。
太い線はとらえられるけど、細い線は輪郭がつかめない。
なんて明確な比較なのでしょう!

自分の感覚の違いや不調を他者に共有しようとすると
伝える言葉が増えるほどピントがずれている気がします。
感覚を伝えるには言葉は頼りない。
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かくれんぼ

2022-04-10 22:22:19 | らくがきりれき→
2年ぶりに姉が帰ってきました。
姪や甥と遊んだり話したり、姉も交えてかくれんぼや鉄棒にいどんでみたり。
気持ちはあの頃に戻れる中で、肉体は日々の過ごし方が蓄積しており、
筋肉痛と腱てきなものを張り切り痛。

そんな残る痛みが、そのあとの日常で力になるという人と過ごす不思議な絶大な尊い力。

日常に戻り尊さを感じた上で後悔もしています。
思い返すと、姉に指一本触れていなかった。
電話より近かったし、映像よりリアルだった。
けれど、本物だったかな。確かに本物だったんだけど、
私は皮膚で確かさを感じずにいた。
温もりや柔らかさや強さを。
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時の流れかた

2022-03-22 23:41:12 | らくがきりれき→
時の流れは変わらないけど、今日は一日が長かった。
時の長さは変わらない中で、隙あらばそわそわしだす心持ちを抑えながら
やるべき役割を一つ一つ果たし終えました。

二つやっている仕事のうち、一つの仕事は今日で終わりにしました。
3年2ヶ月。
短いのだけど、長く感じた。特に最後の1年。
3月を区切りにすると決めたとき、その3月を遠く感じてはめげそうで、
その日の役割だけに集中することで一日一日をやり過ごしました。

時の流れは変わらない。
私の捉え方が変わっていくと、時間の進みは違って見える。
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雪踏む音:山

2022-02-13 12:17:35 | らくがきりれき→
年を重ねるごとに年月が経つことは早く感じるようになるもの。
周囲の話から、そういうものかと思い、そう実感していました。

ある方が言うには、それは子どもの頃ほど日々に刺激を感じられなく過ごしているから。
日々に刺激があれば年月も月日も過ぎ方に早さを感じない、と。

へー、そう?
そうかな?
納得はせんけど、一理あるな。
ということで、山歩きを始めました。
昨年にやってみたら音が心地よかったので、季節のうつろいを感じ続けたい。
刺激をいただきます。月に1度は。

1月。
元旦の朝、防寒をほどこせない鼻と耳が痛い。
雪は降っていなくても辺りは真っ白。
私を支えようとする霜柱、なんて立派なの。

2月。
雪が積もらない今年、スタッドレスタイヤの能力を活かせず、
どこか物足りなく感じていました。
すると、山歩きに向かう路面がちょいちょい、せ・き・せ・つ。わーい。
全然安全圏内でもアドベンチャー気分。

曇り空の下、こつぶあられが落ちてくる。
一面に茂る熊笹を弾き、重なるその音はまるで春蝉。
ここでの音がたまらない。
冷たく痛い、癒しの刺激。

時の感じ方は、時間の概念ではなかろうか。



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評価と充足感

2022-02-06 14:02:04 | らくがきりれき→
仕事の役目で、他者に読んでもらうための文を書きつなぎました。
スペースをうめるだけの読み流されるものとはいえ、
気まぐれ気ままなブログとは違って緊張感があります。

数日後、丁寧にも感想を伝えてくれる方がいました。
稚拙な文からこちらの意図を拾いとってくれます。
伝えたいことが伝わっていたと実感できて心地よい充足感です。

その日、別の方が私の言葉かけと距離感を評価してくれました。
3年前に代表の見よう見まねから始まった新しい保育。
「なんか違う」「どうするといいんだ」「何がちがうんだ」
考えたり、放置したり、ごまかしたり。実践したり。
最近は悩み込むことなく過ごしていましたが、
そうか、他者からはそんな風にも見えるのか。
意外に私は変容しているのか。
不変や変化に気づけるのは評価と批評。

評価が重なったこの日とこのタイミング、この3年の集大成となりました。
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アドベンチャーの芽

2022-01-12 00:46:26 | らくがきりれき→
気球体験のお誘いを受けました。
興味はこんこんと湧いてきます。
が、しかし、
日曜早朝、寝てたい。別日は休めない。疲れをためるなー、、、、
あー、迷う、、、

よし、行こう。
なんさん興味あるし、行ける距離。

久しぶりのワクワク遠足気分。
乗ったら、ワクワクを超えるウキウキ気分。
なんせ浮いてるもの!
めっちゃ気持ちいい!

こんなにアドベンチャーごころが開放的になったのは、はてさていつ以来?
開放的になった瞬間に「あ、冒険好きだったんだった」と
埋もれ込んでいた何かが芽を出しました。

この芽は摘まない。



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