本日、バカなことをしましたので、
経緯を含めてご報告かたがた、恥を記しに参りました。
「自分へのご褒美」という文句がピンとこないわたくし。
なぜか。
他力で発生するから褒美では?という頭のかたさと
私自身に欲しいものがないという、夢の乏しさが理由のようです。
きっかけがあり、
「自分へのご褒美をするならなんだろう」と数ヶ月考えていました。
自分が喜ぶものはなんだろう?
絞り出したいくつかの中で、すぐにできる上に、思いの外ウキウキしたもの。
それは、ホールケーキを食べる、というものでした。
我ながら、かわいい、易い人だ。
ケーキを食べなくなって2年近くになります。
ケーキを食べられることは元来ウキウキしていました。
前職場ではありがたいことに、職員の誕生日ごとにケーキが用意されていました。
頻度が増すことでありがたさが目減りする不思議。憧れがなくなっていました
希少だから嬉しく、ウキウキするのです。
それが、2年を経てウキウキが蘇った今回、ケーキを食べることにしました。
しかも、ホールケーキ。
そんなもったいない贅沢をいいのだろうか。
いや、いい。やってみよう。
ここで大切にしたのは、実行の日とケーキ屋さんを決めたこと。
気分や思いつきではないのです。楽しみを温めてきました。冷静です。
これを励みにがんばれたときもあり、まさにご褒美の役割になっていました。
そういった経緯で今日、コーヒーをおともに小ぶりのホールケーキをいただいたのです。
はしゃいじゃう。美しい。おいしい。柔らかい。
満足にニマニマしながら食べたのは、半分の半分の半分まで。
…あれ、、おかしいな、、もうほしくないな、、
計画段階からウキウキの陰にあった危惧、それは「おいしく平らげることができるのか?」ということ。
せめて半分量はたのしめると思っていたのです。
ところが胃袋の実態はもっとデリケートになっていました。
嬉しさがしぼむ素早さに自分で驚きます。
またも、ウキウキが消滅してしまいそうです。
このできごとは、したいこととできることは自分の中でずれいるとおしえてくれました。
ご褒美の的はを射るのはたやすくありません。