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らくがき定しょく

あら。いらっしゃい。

イルミネーション

2024-12-20 18:33:03 | らくがきりれき→
寒いです。
体調変わりありませんか。

季節並みの寒さですが、暑いくらいの日から、
慣らし期間をそこそこに冬本番に突入です。
ベランダにある小さなモミジやイチョウは慌てたように色づいています。
私自身、冬装備での生活のサイクルが掴めず、手探りを続けています。

そんな日々と同時に、図書館で大活字文庫なるものに出会い、
書を嗜む今日この頃。
視力低下により、読書が億劫に感じていました。
しかし、文字が大きく、かつ、黒地に文字が白という配慮の文庫。
読み続けられる!目が疲れない!

『1Q84』
10年以上ぶりに村上春樹さんの世界に没入できています。
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文章と話すこと

2024-11-15 05:29:42 | らくがきりれき→
ご無沙汰しています。

振り返ると、昨年の10月からのこの1年は
自分史上最も自分から喋りかけた1年となりました。

社会人1年目の人間をつぶしたくないという思いから、
何ができるだろうと考えて、始めたアプローチです。
もう必要ない、と、薄々感じていたここ一ヶ月。
今週月曜までできっぱり終わりにしました。
「もう話しかけません、話しかけられ待ちします」と謎の幕引き宣言をしました。

喋りかけ慣れて、やりとりに楽しさも感じました。
でも、浮き足立って、帰ってからも
上がったテンションが鎮まりにくい日々。
私自身が社会人1年生のときの先輩たちを思い起こす日々。
信頼する方の捉え方や振る舞い方を思い出し猿真似する日々。
スタンスや距離感を模索し、試してはソワソワする日々でした。
結果、これまでにないお節介キャラを開拓しました。

話しかけるのをやめたら、思ったとおり、頭の中では話しかけたくなっています。
そりゃそうだ、習慣になっていたから。
シャベランデイイ、シャベランデイイと唱えて、
自己洗脳を解いていきます。
3日目の今日の休憩時間、
何にも意識を向けないぼーっとする気楽さを感じます。
これこれ。この感覚。戻ってきた。
がんばってたんだなー、やっぱり。
よき経験になった。

そして、ブログ。
文章はしゃべる日々では思い浮かばなくて。
黙ると、書ける。
というよりも、自分の距離感でいると書ける。
これも新たな発見。
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翻訳

2024-09-16 00:18:30 | らくがきりれき→
毎年の恒例になっているのが、7月ころは戦争に関する書籍を手にすること。
これは図書館の季節のコーナーのおかげ。
今年はサン=テグジュペリさんの『戦う操縦士』。

本の厚さはないのに期間内に読み終われませんでした。
でも、読み応えがあって最後まで読みたいと、メルカリで購入することにしました。
届いたものは昭和31年に発刊されたもの。
図書館で借りていたものと翻訳時代が違いました。
時代故に文体が至極堅い。
私の読み取り力、記憶力、推察力が悉く及ばない。
読みすすまぬ。開く度に迷子。
行きつ戻りつ、寝落ちしつ忘れつで二月を要しました。
最後まで文体に慣れられなかった。

哲学や思想をイメージするにはただでさえ苦労するもの。
もう一度読みたい。現代翻訳で。
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線路は続くよ空までも

2024-06-22 23:07:56 | らくがきりれき→
田んぼに水をためておく、水張りが始まる季節です。
今年は水張りの田んぼが例年よりも多い。
なぜでしょう?
あちこちそちこちの田んぼが鏡になり、
風に煽られさざ波の湖になります。
ヒトも自然環境をつくっていたのかと気づきます。
思惑あり、施策あり、働く人あり。
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振り返ると

2024-05-26 10:13:47 | らくがきりれき→
昨年の9月から40才をさせてもらっているのですが、
40年を迎えると思ってなかったことに40になった途端に気づき戸惑い、
この先どうあればいいんだろう・・とフワフワソワソワ落ち着かない心境があります。

自分の内側では勝手にソワソワしている間、外側では属する社会で摩擦を起こしたり、
危機的に感じたりで、困って弱って閃いて練って待ってと繰り返していたら、
振り返ると少し忍耐強く、以前に増して図太くなったようです。

数日前、仕事の作業中に思考がクリアだった時間があり、
日頃は受け流すような自問にも素早く的確っぽく自答できて、気持ちよくもあり、
馴染みない感覚が恐ろしいほどでした。
この自答は出力しないと絶対忘れる、答えが出るたびに思っていたところ、
その懸念通り、自問も自答もさっぱりと忘れました。
忘却力も増しているようです。

明瞭な思考と感じた奇跡の一日を越えて立ち止まると、
ソワソワ期を越えていたことに気づきました。
40才、なかなか冒険
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刻まれたもの

2024-04-22 19:44:24 | らくがきりれき→
2月、実家で猫を飼いたいと、住んていない私が率先して手配をしていました。
ねこ殿が実家にきて3日め、行方知れずです。
行方知れずから10日後に、無事に保護されました。
保護ねこ団体から譲り受けたのですが、日数が浅いうちに引き起こした管理不行き届き事態を重く受け止めて、養うことは断念しました。

先日、そのねこ殿に会ってきました。
体調良く過ごしていて一安心できましたが、保護元に戻って何日間かはひたすら眠っていて、
サバイバルで疲弊した心身を癒やしていたのだそうです。

ねこ殿を探している期間、私は身近な人や知らない人の反応や行動に戸惑いもして、勇気づけられもしました。
非常事態ゆえの、濃縮の時間です。

心に刻まれた体験の一つ。
事態を引き起こした翌日、仕事の合間にそのショックを同僚にこぼしたとき、
その方の聴く姿勢と2回肯いた相槌だけで、ショックの生々しさが癒えました。ホーリー並。
何度思い返しても感服します。
その人間性に全幅の信頼です。
見習えるだろうか
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ちりぬるを

2024-03-31 22:17:36 | らくがきりれき→
こんばんは
3月が終わってしまいます。
危うく、ブログを書かない月にするところでした。

非日常的なことがあったため、それを元に文章化したいのです。
心が躍動し、撃沈し、救われたのです。

しかし、春はあけぼの。
変な睡眠クセが出現し、集中力散漫になりにけり。
語尾をおふざけにはしり、いとわろし。
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右を左に、左は右へ

2024-02-23 20:31:52 | らくがきりれき→
思うようにいかない。
そう思うことがあり、それを聞くことがあります。
それはつまり、
いかないように思っている、ということか。

一方で、
思いの外うまくいった、ということもあります。
これは、
うまくいくほかを思っていた、ということか。

並べ替えると、
推定の粗さがあらわれた。
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的をしぼる、的を射る

2024-01-21 22:05:00 | らくがきりれき→
本日、バカなことをしましたので、
経緯を含めてご報告かたがた、恥を記しに参りました。

「自分へのご褒美」という文句がピンとこないわたくし。
なぜか。
他力で発生するから褒美では?という頭のかたさと
私自身に欲しいものがないという、夢の乏しさが理由のようです。

きっかけがあり、
「自分へのご褒美をするならなんだろう」と数ヶ月考えていました。
自分が喜ぶものはなんだろう?
絞り出したいくつかの中で、すぐにできる上に、思いの外ウキウキしたもの。
それは、ホールケーキを食べる、というものでした。
我ながら、かわいい、易い人だ。

ケーキを食べなくなって2年近くになります。
ケーキを食べられることは元来ウキウキしていました。
前職場ではありがたいことに、職員の誕生日ごとにケーキが用意されていました。
頻度が増すことでありがたさが目減りする不思議。憧れがなくなっていました
希少だから嬉しく、ウキウキするのです。

それが、2年を経てウキウキが蘇った今回、ケーキを食べることにしました。
しかも、ホールケーキ。
そんなもったいない贅沢をいいのだろうか。
いや、いい。やってみよう。
ここで大切にしたのは、実行の日とケーキ屋さんを決めたこと。
気分や思いつきではないのです。楽しみを温めてきました。冷静です。
これを励みにがんばれたときもあり、まさにご褒美の役割になっていました。

そういった経緯で今日、コーヒーをおともに小ぶりのホールケーキをいただいたのです。
はしゃいじゃう。美しい。おいしい。柔らかい。
満足にニマニマしながら食べたのは、半分の半分の半分まで。
…あれ、、おかしいな、、もうほしくないな、、

計画段階からウキウキの陰にあった危惧、それは「おいしく平らげることができるのか?」ということ。
せめて半分量はたのしめると思っていたのです。
ところが胃袋の実態はもっとデリケートになっていました。
嬉しさがしぼむ素早さに自分で驚きます。
またも、ウキウキが消滅してしまいそうです。

このできごとは、したいこととできることは自分の中でずれいるとおしえてくれました。
ご褒美の的はを射るのはたやすくありません。
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時間の流れ

2024-01-12 19:08:00 | らくがきりれき→
直線と秩序に惹きつけられます。
たまらん。
撮影から久しいけれど、見ていて心地よい。
さて、
本年もぼちぼちによろしくお願いいたします。

元日に、実家で両親と「トランプでもやろうか」とのんびり話していたとき、
スマホの地震速報ブザーが響きました。
そのあとは映像や情報に釘付けです。

熊本地震を経験した数年後に中学の同級が開かれました。
そのときに同級生の一人が教えてくれたエピソードを思い出しました。
その人は農業の家に養子入りし、サラリーマンだそう。
熊本地震の翌朝、義理のお兄さんが農業の仕事に出ようとしていたので声をかけたそうです
「今日くらい仕事を休んでいいのでは?自宅も大変ですよね」という旨を。
義理のお兄さんの返事は
「確かに、今は大変な状況だけど、いつまでもこのままではない。いずれ営みが戻る。
そのときには生きるために食べ物が必要。そのために今できることをやる」と。
足元が揺れる中で、時間の大きな流れを見据えて動いていた方がいることを知り、
私は圧倒されました。偉大だなと。

この記憶が思い出されたのは、地震発生の動揺が鎮まったときでした。
地震の知らせは自分の足元でなくても緊張し動揺します。
大きな時間の流れは、緊張と動揺が落ち着いてから。
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再開:お山

2023-12-04 20:11:09 | らくがきりれき→
お山に行けました!
なんて喜ばしいことでしょう。

道路は通り抜けできない状態だったので、車では通行止めの表示があるところまで。
静けさの中を歩いていると
感極まって泣きそうになります。

何が違うのか。
やはり、音です。
外なのに車の音がない。
それで聴こえる自分が動く音と周りのかすかな音たち。
自分が止まれば、風で葉っぱが触れる音がきこえます。
風がなくても、たまにきしむ木の枝の音がきこえます。
かすかな音がきこえると、かすかな動きが目に留まります。

日々急ぎ、詰め込むのもよくて、止まったような時間の中にいるのもよい。


 





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ねがう

2023-10-11 00:23:46 | らくがきりれき→
思い浮かべて過ごし、会いたいと
偶然にタイミングよく会えることがちょいちょいある。
幸運の持ち主、わたし。

「お元気にされているかな」
「あの場所によく行くって言ってたな

一月前に職場を去った方。
会話の中できいたスーパーの名前を頼りに
「会えたらいいな」と淡い願いを抱いて、日頃は立ち寄らないお店に入りました。
驚いたことに、店内に入ってすぐに見つけました。

あ、いた。

願い叶う。
会いたかったんだけど、
こうもすんなり会えると思わず、心の準備をしていないままに表面的な、
当たり障りない話をして別れてしまう。

違う。
そんなことを訊きたかったのではないし、
そんなことを伝えるために会いたかったんじゃない。
と、帰りながらもどかしくなるけれども、
これが私のとっさの力量だった。
しかも、スーパーだった。話し込む場所ではない。

お元気そうで、変わらない人柄にほっとする。
たぶん、この雰囲気をもう一度確かめたかった。

神さま、おる。
と今日も思う
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離れて近づく

2023-09-22 19:50:18 | らくがきりれき→
ご無沙汰しております。
主にお山記録のこのブログ、
お気に入りのお山に近づけないことで
更新がぱったりと止まっております。

ああ、おやまにいきたい。
あの中立の、繊細さと雄大さに浄化してもらいたい。

地球が、回りながら回るという高度なことをやっていることも気にせず、
太陽40周をお供していました。しぶとく張り付いております。
40才を良好な体調でむかえるとは想定できていなかったと
しみじみ思っている今日この頃です。
20年が2回終わっとるやん。
戸惑っております。
おや、この生き方は良かったのかしら。
人生設計としての目標や目的を持たないようにしていたけれど、
ん?それなりの時間あった?
そうだとして、あまり変わらないかも?

なんて、これは確かに心の声でしたが、
自分の性分に合う生き方だからこそ、
良好な体調でいられるのでしょう。
近づいたり、離れたり
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雨の合間に:山

2023-07-09 19:11:39 | らくがきりれき→
ここ1週間は大雨の日々でした。
身近なところも、遠いところも、まとまった降水量。
まるで消防車のホースで狙いを定められているような勢い。
農家さんの仕事も一区切りで、1週間はお休みです。
おとなしくかしこく家の中へ引きこもります。

その日々の合間に、一日だけ晴天の日がありました。
開放的な気持ちでお気に入りの山へ向かいました。
緑が濃く、広まっている。
大量の雨を吸い込んでいるのかしら。
のん気に進んでいくと、交差点で進行方向に「通行止め」の看板が立っています。
視界には異常がなく、行けるとこまで進んでいくと、
驚くことに、想像通り、土砂崩れで道が寸断状態でした。
そうなるくらいの雨でしたもの。

山は引き返し、吉無田水源へ方向転換しました。
歩いて川沿いの道をたどり上ると、そこもやはり、谷間に集まった水流の多さを物語る景色になっています。

豊かさで厳しさ。
癒やしと恐ろしさ。






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進むあし、解くいと:山

2023-06-04 21:43:16 | らくがきりれき→
友人親子からのピクニックのお誘いがあり、私のお気に入りお山を生き先にしました。
心地よい風と音と光と影を、信頼する人と一緒に感じられるとは、なんて幸せなんだろう。

おしゃべりの話題があちこちに寄り道します。
彼女と彼女と私、現在や過去の外側のエピソード、内側のエピソード。
その合間に見上げると、緑に重なる光と影が風に揺れています。
よわねやつよがりを口にして、足を進めては沢がとめどなく流れています。
話を中断しては体のバランスをとり、注意をはらって足場を見つけます。
その後にまた話題に戻る。

建物の整った中でのおしゃべりと違うのは、体の動きや景色に注意が向いて、おしゃべりが中断すること。
この中断がいい余白で、そのあと深まったり、切り替わったり。

「自分のことってなかなかわかりにくいですね」
帰り際にそう言った友人。
話題の大半は人との関わりのことだったけれど、最後には自分のことを見つめている。
だから私はこの人を信頼するし心配する。
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