門別・コスモバルク記念

現役復帰を模索する地方競馬の雄コスモバルクの功績を称えた重賞競走です。ホッカイドウ競馬が実施した認定厩舎第１号馬であるコスモバルクは父ザグレブという地味な血統ながら、ＪＲＡのラジオたんぱ杯２歳Ｓと皐月賞トライアル弥生賞で勝利、皐月賞でも２着、ダービーで８着に敗れるも菊花賞トライアルセントライト記念をレコード勝ち、菊花賞では果敢に逃げて４着、３歳馬には厳しいローテーションのジャパンカップで２着とＪＲＡ所属馬以上の成績を収めたといっても過言ではないと思う。古馬となってからはやや頭打ち感は否めなかったが、シンガポールのエアラインズカップで念願のＧⅠ勝ち、しかも海外ＧⅠというある意味コスモバルクらしい勝利であった。その後は勝ち星にも恵まれなかったが有馬記念６年連続出走という新記録も樹立しタフさをアピールも日本での現役続行を断念、海外への移籍を発表したが海外移籍直前で骨折のため現役を引退した。その後功労馬として牧場で過ごしているが、怪我も完治したうえ走る意欲も見せているため現役復帰プランも模索されているのが現況です。
まあ話は長くなりましたが、コスモバルクに続く地方のエースを目指して欲しく設置された重賞といっていいんじゃないでしょうか。岩手の雄ロックハンドスターに期待しますが、大震災の影響で思い通りの調教が出来ているとは思えません。というとＪＲＡから移籍緒戦のチュニジアンブルー！が実績でも上位ではないでしょうか？続くのはロックハンドスターとクラキンコの３冠馬と南関東でも力を示したショウリダバンザイとのＢＯＸで馬券を買ってみよう、あくまでも未来のスターになって欲しい期待を込めた馬券です。

★岩馬るべ！東北プロジェクト★