thamrinCRESTA

愛車CRESTAとガウラ係長

奥遠和ダム、じゃなくて奥只見ダムへ

2007年07月19日 | 
ホワイトアウトごっこをしに行ってきた(嘘)

あの映画「ホワイトアウト」の舞台(撮影はほとんど黒部ダムだけど)である。
大きな建造物好きとしては、どーしてもここに行ってみたかったのが、やっと行けた。奥只見ダムは、貯水量が国内最大なのだ(岐阜の徳山ダムが完成したら抜かれるが)。

台風が迫る前日14日(土)、こんな時に出掛けるか?と思ったが、宿も予約しているし、行ってる間に台風が通り過ぎると考え、決行。いや、単に行きたかったから(w

ツレを迎えに行って朝6時半に出発。流石に3連休といえど、台風接近中故にそんなに渋滞に巻き込まれずスムーズに爆走。休憩を挟みつつ渋川や霧の赤城を超え関越トンネルを抜け、10時半には奥只見へ行く最寄りの関越道小出IC手前の大和PAに到着。

ここで中森明菜のベストCDを買う(笑)

ここからは奥只見シルバーラインという、全長22kmの内、18kmがトンネル(19のトンネルに分かれている)という、未体験ゾーン満載なルートを通る。すげー楽しみだ。



で、こんな感じ。先ほど買った中森明菜の「サザンウィンド」をリピートしつつ、他にほとんど車もなくて楽ちんでした。


奥遠和、じゃなくて奥只見シルバーライン(昔、銀山があったそうな。それが由来)

湧水なのかトンネル内は濡れてるし、途中は霧が出たりで「なんじゃこりゃー!」な世界。所々、剥き出しの岩盤が怖い。奥只見ダム建設で掘られた道とのこと。すごいね。

そして・・・トンネルを抜けた先は・・・


ダムだった。

重力式コンクリートダム「奥只見ダム」。コンクリートの重みで水を堰き止めているのである。アーチ式と間違えてはいけない。

11時半だったので、混む前に早速腹ごしらえ。待ってました!(w


ダムの脇にある奥只見ターミナル(って土産物・食堂)にて、「わっぱめし定食?」1,000円。事前に調べておいたやつ。

山菜おこわはコシヒカリだろうか。うまい。そしてけんちん汁は絶品。大量の山菜に悶絶。あぁ、満足。

そして、奥只見ダムが堰き止めて出来た奥只見湖(銀山湖とも言うらしい)の遊覧船へ。


周遊コースを選び、40分の旅。すげー広いです。遠くには荒沢岳の万年雪が見えたり、ダイナミックな造山風景を見て、また満足。湖の左半分が新潟県、右半分が福島県です。

船着き場に戻り、今度は奥只見電力館へ。ダムにはありがちな施設だか、ちゃんと見学する。


奥只見電力館の玄関脇にこんなのが。ここも県境らしい。ついつい跨いでみる。


高台にある奥只見電力館からダムを見下ろすの図。よーく観ると人がダムの堤頂に居ますが、埃みたいに写ってます。それだけデカイんだなーと改めて思った。


最後はお約束の記念写真。

15時前、宿は六日町でちょっと距離があるので、そろそろ今日の宿へ行くことにする。帰りもシルバーラインを経由。寄り道したかったが、雨模様なのでやめといた。16時半頃に宿着。

宿では、雨でつまらん夜になりそうだったので、Wii持参だったのは言うまでもない(w

さて翌日15日。関東では台風警戒状態だけど、こちらは小雨程度である。しかし、観光で計画していたのは奥只見ダムだけだったので、今日はやることがなかった。場合によっては朝一で台風が来る前に帰ることも視野に入れていたので。しかし今回の台風は接近前が風雨が強く、今帰ったら豪雨に突入する可能性があったので、やめた。

しかし、チェックアウトで宿は出なければならないので、インドアで楽しめる場所を探してみた。ボーリング場、映画館・・・全くないではないか・・・青々としたスキー場ばかり。困った。

で、結局、やることなくて、手打ち蕎麦体験をしてきた。最初は「蕎麦打ちかぁ」なテンションではあったのだけれども。

予約の電話を入れたら、雨で予約が結構入っていたようで、午後1時からの回になってしまった。暇なのであたりをドライブ。加山雄三のスキー場「加山キャプテンコースト」ってここにあるのかーと感心しつつ、手打ち蕎麦体験の所を通り過ぎて、山奥へ。大源太って湖に着いた。ここはキャンプ場とかあるみたいだ。


湖畔をプラプラ。

さて、蕎麦打ちの時間だ。


ジャーン!

自分らで打った(ある程度は指導のおばちゃんがやってくれるのだが)蕎麦である。作った後、すぐに食べさせてくれるのである。4人想定で蕎麦打ち体験料3,600円だけど、2人で体験したので4人前をツレと食いました。天ぷらは+500円の別注。


アップで。


ドアップで(w なんか太いのがあるが、気のせい。

なんか、自分で打った蕎麦ってだけで、最高でした。やってみてよかった。またこういう体験ものをやってみたいと思った。陶芸とかもいいね。

で、ほんとにやることがないので(発想が無い)、ボチボチ帰ることに。山々の風景を眺めながら、湯沢ICへ。


幻想的でいい感じ。


青々とした田んぼがいいね。

で、湯沢IC。しかし、20時以降に関越道を降りなければならないのである。なぜなら、関越道が半額になる社会実験をやってるから。

どーやって時間を潰そうか迷ったが、結局、関越道のSAを制覇して帰る事を思いついた。アホか(笑)

順に、赤城高原SA、上郷SAと立ち寄ったが、SAは大体50km間隔で存在するので、すぐにたどり着いてしまう。結局、最後の高坂SAに17時頃到着し、夕飯を食ってここで20時前まで粘った。


関越ビビンバ(石焼き)、1,000円。SAの飯の割には、安いと思った一品でした。

その後は練馬で降りて環八から第三京浜経由でツレを送り届け、アクアライン経由で22時半頃、無事自宅に着いたのでした。走行距離750km。


で翌日、新潟中越沖地震が起こるなんて、思いも寄らなかったのでした。

帰りに、上越新幹線の高架を観ながら、「数年前の中越地震で新幹線が脱線したのはどのへんなのかなー」と会話していたばかりだったので。

今回立ち寄った魚沼市辺りは震度5強だったらしいですが、手打ち蕎麦を指導してくれたおばちゃんや泊まったホテルの皆さん、シルバーラインなどは大丈夫だったのでしょうか。なんだか気になってしまいます。

おしまい

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