手打ちそば  川上

手打ちそば川上の案内とエピソード等お話いたします。

歴代の品 (序説)

2006-09-28 01:42:36 | よくあるお問い合わせの事例
今日の店を支えてきた、数々の過去の品を紹介してみたいと思います。
それらの中には今でもお客さんから、「あれは美味かったよね。なんとか復活とかしないの」など意見が寄せられることもあります。

品数を減らした理由は,一つの品を納得した品に仕上げるには、相当な手間を要するのは当然のことで、その上、食を引き寄せる魅力(常習性)を訴えることができる品を、常時置くとするといた仕方が無いと思います。

単に、もりそば・かけそばに、何かを加えたり、乗せたり、混ぜただけでは、なかなかピンとは来ないであろうし、来たとしてもパクられてしまいます。

南浦和 一茶庵の先代 故 菊地氏が考案された「鴨汁せいろ」には感動しました。
私が修行した店(一茶庵系)では、鴨汁せいろはランチタイムに於いては、注文の八割程度を占めており、お客さんからは、「肉は要らないから、つゆを増やせ」という意見があり、私が独立した際に、まず取り掛かったのは「重厚な鴨汁」でした。

このような試行錯誤して創り出した品、今日の店を支えてきた歴代の品を、これから順次紹介します。
そしてこれらは、例えれば艦載機の様なものであり、スクランブル発進が可能なので、ひょっこりと顔を出したりするかもしれません。