弥生の風

昨日は三国の東尋坊の近くにある　タオスさん　のお店で　

尺八デュオ　『黒船』　のコンサートがありました。


　


　


お一人は　スミス　叙趣さん　ニューヨーク州バッファロー出身の尺八奏者


もうお一人は　泉川　秀文さん　虚無僧研究者で、大学院生


尺八は竹に５つの穴を開けた単純な楽器


でも穴の押さえ方と開け方、そして首の振り方などで音階を作り出す


とても難しい楽器らしいです。　　練習につぐ練習でしょうね


まず　『さくらさくら』　で始まりました。


出だしとあって、お二人とも緊張気味、


さながら　『母親』　の気持ちになって聴いていたのですが


段々聴いている内に、尺八の世界に引きずり込まれ


風景や情景が見えてきました。


『大和の霧』（やまとのミスト）　の演奏の時、効果音で蛙の鳴き声が


流れると雨の音が。　一瞬これも効果音と思ったのですが、本当に降り出し


終わると雨も止みました。不思議でした　


最後の演奏曲　シンセサイザーと尺八のコラボで　『咲く良』（さくら）


「一人一人がどんな思いで　『桜』　を見ているのだろうか？」と思いながら


泉川さんが作曲された曲ですが、あまりの素晴らしさに　


スタンディングオベーションしようと思ったのですが、田舎者ゆえ恥ずかしく・・・


それで拍手を力一杯しました



　　　　　　　　　　　　　たくさんの感動をありがとう