てるてるTAKEの 独りごと

船の仲間をつなぐ、独りごとをブログに
のんびり おっちょこちょいのTAKEの独り言です。

富士山のTV 河合寛次郎のTV

2013年08月25日 | テレビ
昨夜11時から

NHKのスペシャルの再放送があり

富士山が テーマだった

遅くなるなぁ~と思いながら

富士山信仰の ことやら

過去の 日本人の富士山のあこがれが

いつ頃からだったのか・・・などと

テーマに分かれて

放送された。

とても興味深く 面白く見た


今日は仕事が フルタイムなので

ちょっと 朝は 起きにくいw

でも がんばって 仕事してきましたよ~

雨 良く降ってましたけれどね。


で 夜は またまたNHKの 美術の時間に

河合寛次郎の 特集があるというので

楽しみにしていましたが

仕事が終了して 買い物をしていると

義母から 電話。

ご近所の方が 亡くなられて お通夜に行くことに。

お通夜が7時から8時でしたので。

テレビは 見られないままとなりました。


河合寛次郎の 記念館は 京都にあり

私の好きな場所です。

テレビ 見たかったですけれどw


ネットで 河合寛次郎の ことばというところをみつけて

いいのが ありましたから ちょっと ここへ。



手考足思(しゅこうそくい)

私は木の中にいる
石の中にいる、
鉄や真鋳の中にある
人の中にもある。
一度も見た事のない
私が沢山いる。
終始こんな私は
出してくれとせがむ。
私はそれを掘り出したい。
出してやりたい。

私は今、
自分で作ろうが
人が作ろうが
そんな事はどうでもよい。
新しかろうが
古かろうが
西で出来たものでも
東でできたものでも
そんな事はどうでもよい。
すきなものの中には
必ず私はいる。

私は、
習慣から身をねじる。
未だ見ぬ私が
見たいから。
私は私を
形でしゃべる、
土でしゃべる、
火でもしゃべる、
木や石や鉄などでもしゃべる。

形はじっとしている唄
飛んでいながら
じっとしている鳥
そういう私をしゃべりたい。
こんなおしゃべりが
あなたに通ずるならば
それはそのまま
あなたのものだ。
その時
私はあなたに
私の席をゆづる。
あなたの中の私
私の中のあなた。

私はどんなものの中にもいる。
立ち止まって
その声をきく。
こんなものの中にもいたのか。
あんなものの中にもいたのか。

あなたは私のしたい事をしてくれた。
あなたはあなたで
ありながら
それでそのまま
私であった。

あなたのこさえたものを
私がしたと言ったなら
あなたは怒るかもしれぬ。
でも、
私のしたい事を
あなたではたされたのだから
仕方ない。
あれはあれで、あれ、
これはこれで、これ、
言葉なんかは
しぼりかす。

あれは何ですか。
あれはあれです。
あなたのあれです。
あれは
こうだと言ったなら
それは私のもので
あなたのものではなくなる。

過去が咲いている今
未来の蕾で
一杯な今。
        
昭和38年 秋 河井寛次郎


 TAKE


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