派遣営業マン「テル」のビジネス&ライフ情報

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≪面談の打合せ≫にて、とあるケース。

2012-11-19 03:43:35 | 打ち合わせ
最終の2次面談に向けて、1次面談をOKして頂いた取引先顧客が、2次面談を突破するための対策として、2次面談に行く前に、15分~30分くらいの時間で、喫茶店などにて2次面談対策の打合せを行ってくれる時があります。


このこと自体は本当に有難いのですが、先日行って頂いた打合わせでは、それが、逆効果になってしまいました。。


というのが今回のお話です。


今回のお仕事は、インフラ・プロジェクトの中の、OA事務のお仕事で、30歳までの女性限定、Excel、Wordができれば良い、という1次面談顧客からの情報求人でした。


で、このお仕事に、現在うちで就業してもらっております、僕が担当している女性のスタッフさんで、契約が今月末で終わるため、次の就業先としてこの女性を提案したところ、面談に至った、という背景です。


ですから、今回は、ITの技術者のお仕事ではなく、ロースキルの事務案件です。


このようなお仕事のため、お客様が求めているのは、スキルやキャリアではなく、やる気とコミュニケーション、現場の雰囲気を明るくしてくれるような人、ということでした。


この事前情報を元に、こちらでもお仕事のイメージをし、心構えをしておりました。。


で、お客様の打合せも、このイメージを元に進められ、やる気や明るさをアピールしてもらえれば大丈夫ですから、ということでした。。


そして、いざ本番面接。


僕は同席出来ませんでしたので、終わるまでスタッフさんを待っておりました。


面談終了後、スタッフさんと合流。


帰りの電車の中で面談状況を聞くことにしました。


で、スタッフさんからの第一声が、お聞きしていたお仕事状況のイメージと、かなり違っていたため、ちょっとびっくりしてしまいました。と。


(・・?)


へっ?
どういうことですか。。


現場は大変忙しく、エンジニアの人達が本当に困っております。


そのため、教える暇はありませんし、むしろ、言われなくても、このタイミングでは、こういうことをして欲しい、ああして欲しい。。というインフラ現場の勝手がわかる人。


つまり、事務というよりは、エンジニアサポート経験のある即戦力として対応出来る人、が欲しい、ということでした。


聞いていたお話と違うため、面談中、同席してくれた顧客の方も、様子が違うので、あれれ??っていう顔をしておりましたよ。。


( ̄◇ ̄;)


ええー、そうなんですかぁ。。
マジですかぁ。。。


それって、経験者が良い、というどころか、かなりハイレベルじゃないですか。。


流石にこれは無理だよね。。。


これを素人が入ってやったら、現場の状況が凄まじく、唖然としてしまい、その場で何をして良いの全くかわからず、立ちつくんでしまいますね。。




いやー、スタッフさん、本当にすみません。。
申し訳ございません、ということしか、言い様がありません。


なんでこんなに違うんだよぉ・・・・・(ひとり言)


これは、完全に1次面談の顧客のミスです。


そのため、流石に僕も、この温度差について顧客に問い詰めました。


そうしたら。。


実は、今回の現場の取引は、まだ始まったばかりで、今週からこのプロジェクトに技術者の方が2名スタートしたばかり、ということでした。


で、今回のお仕事の実績はありません。


しかし、お客様から言われた要望は、事前にご説明しました通り、そのまんまでしたことは確かなんです。


では、なぜ、要望が変わってしまったのか。。


これは、プロジェクトの状況が変わって忙しくなってしまい、求める要望が急遽、高くなってしまった。。ということでした。


そう言われてしまうと、こればかりは、もう仕方がありません。


確かに、求人当初は、本当にロースキルで良かったんでしょうからね。。


というように捉えるしかありません。


というのも、ITの場合は、結構このパターンがあるんですよね。。


ITのお仕事は、プロジェクト単位で動いているため、想定外の障害が起きたり、急遽、予算が。。などの要因で、舵取りを変更しなければならなくなる、というケースが発生します。


例えばサッカーの試合じゃないですが、わかりやすく言いますと、中心選手が怪我した、退場になってしまった。。などで、急遽、戦術を変えなければならなくなり、予定外の選手を使うことになった、というようなケースなど。。


ということなんです。


ここが通常のお仕事募集とは勝手が違うところになります。


ですから、決して嘘つかれている、とか、騙されている、というわけではないのは事実なんですよね。。


でも、こちら側、スタッフさん側からすれば、えーー!、って毎回ブーイングになりますけどね。


ただ、こればかりは、クレームをつけたところで、情勢がひっくり変える、というようなお話しではありませんので、やっぱり採用してもらえるようになった、とか、そういうことはありません。


泣き寝入りではなく、気持ちを切り替えて、次の営業展開、別のお仕事のことを考えた方がよい、ということになります。


運が悪かった、と思って、引きずらないようにしてください。


以上です。