四国お遍路・小さな旅

 霊場巡礼と自然・花巡り、小さな旅の気まぐれブログ。

第22番 補陀洛山 総持寺

2018年11月08日 | 西国33所巡礼の旅

 

西国第22番札所 補陀洛山 総持寺




御詠歌 おしなべて 老いも若きも 総持寺の 佛の誓い 頼まぬはなし






 総持寺の千手観音様は、亀に乗った観音様として有名で、子育て観音様、火除け、厄除け観音様と呼ばれている。また、開山藤原山蔭卿は本尊像立に際し、千日間に亘り料理を御供えした縁により包丁道の祖として祀られ、毎年4月には、山蔭卿の御宝前に於いて、包丁式が行われているそうです。









山門

 


総持寺の縁起

  亀に乗った観音様として有名な総持寺は平安時代、中納言藤原山蔭卿により開かれました。

 山蔭卿の父である高房卿は大宰府に赴任の途中、猟師たちが一匹の大亀を捕らえていました。高房卿は、自分の着物と交換し、大亀を河に放しました。 翌朝、河に落ちた山蔭は、昨日の大亀が元気な山蔭を背に乗せて現れたのです。観音様の御恩に感謝した高房卿は観音様の造像を発願します。その後、高房卿は亡くなり山蔭卿が、父高房卿の遺志を継いで千手観音を像立し、総持寺を創建されたそうです。



本堂を望む




御朱印




 





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