地中海の見える生活

麹があれば”三升漬け”も出来ちゃう


またまた、Mさんから頂いた「麹」の話題です。
本当に「麹」パワーはすごいですね。食べ物がどんどん美味しくなる。

先日紹介した「塩麹」のとき同時に三升漬けも作ってみました。


麹は、使うときにパラパラにして使うのですが袋から出してパラパラに
しようとしても中々うまく行きません。
使うときは、袋のままよく揉んで使うととても簡単でうまく行きます。


さて、三升漬けとは「唐辛子一升」「麹一升」「醤油一升」のあわせて
三升というところから名づけられた漬物だそうです。

全てが同量であれば良いわけですね。
この麹は250gでしたので、醤油は250ccと唐辛子250gを準備
しました。


大量の唐辛子を、素手で切ると後でヒリヒリしますので、手袋をはめて
ワシワシと輪切りにしていきます。


唐辛子に、麹・醤油をあわせてかき混ぜます。
コレだけでもおいしそうですが、麹が固いのでまだまだ食べられません。

タッパーに移して冷蔵庫にいれて保存。
毎日、欠かさずにかき混ぜることが大切で、徐々に麹が柔らかくなって
唐辛子の辛さがマイルドになってきます。

10日くらいすると食べることができますが、まだまだ麹が固い。
さらに、10日くらいすると全体がトロトロになって味がとてもマイルド
になります。


茄子や大根などの野菜の和え物用調味料として使用すると、ちょっと
ピリ辛の醤油味の漬物が完成。

一口食べるとその美味しさは、ピリ辛好きの人にはたまらない漬物。
ビールがとても美味しくなります。


ちょっと、いや、かなり贅沢に、納豆にもトッピングしてみましょう。
一時帰国の時に持ち帰った納豆に乗せるのは、清水の舞台から飛び降りる
くらいの覚悟が必要(大げさ?)ですが、これも相性バッチリ。
美味しくなって納豆も本望でしょう。


カレーの付け合せにも・・・・カレーが辛いのと三升漬けの辛さ
が絶妙にまっち。


お次はお魚でチャレンジ。
味噌と砂糖を、味醂と酒で伸ばします。


更に三升漬けを混ぜ、そこに魚を漬け込みます。


半日ほど置いて焼いたら、とても美味しい焼き魚になりました。


でも、この三升漬けの本当の美味しさはなんといっても「白ごはん」
何杯もお代わりしてしまうので、炭水化物の摂りすぎにご用心。

今回は、Mさんから頂くことができたので、作る事が出来ましたが
モロッコでは、麹を入手することはとても難しいのです。

日本では長期保存できる麹も販売されていますので、帰国時に数袋買って
置いて、前回紹介した塩麹やこの三升漬けなどがいつでも作れます。

うまいっすよ~~~。
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