こちらに来る前に、地震があったわけですが、
アメリカに来て、あちらこちらで、「TSUNAMI」という文字を見ました。
銀行に、張り紙がしてあって、「応援しよう」みたいなメッセージがあったり、
もちろん、日本語学校でも、千羽鶴(一万羽だったかな)を作るために、みんなが鶴を折ってました。
こちらに来て、とってもお世話になっている日系人会の方々も、日本を応援しています。
日本語学校で、仲良くしてくれている「まーちゃん」は、リストバンドを作って、
売り上げを寄付するという活動をしています。
写真参考(シャーペンは関係ありません・・・)
会社とか、何とか団体とか、大きな組織ばかりに、注目が行きがちですが、
こちらでは、本当に身近なところで、地道に応援している方々がたくさんいます。
あの、地震と津波の日から、時間が止まってしまったおじいちゃんやおばあちゃんが、
避難所にはいっぱいいるんだよって、日本の友達が言ってました。
家も何もかも全てを失い、どうしたらいいか、わからない・・・。
復興にどれだけ時間がかかるか、わからないと・・・。
ゴールデンウィークにヘドロを掃きに行った知り合いもいます。
悪臭の中、テントに寝泊まりして、幼稚園の庭をきれいにし、ラブホの駐車場を掃除したそうです。
しかし、その地帯はまだ、建物が残ってる、ちょっと先を行けば、一帯すべてが、がれきの山だと。
私は、そんな時期に日本を離れて、ここにいる。
ここで、できることは何だろう。
・・・・よし、ミッションの一つに加えておこう。
本当に、その通り。
近くにいても、なかなか、何もできないでいるので、申し訳ない気がしてくるよ。
本当はさ、避難所にいるお年寄り二人くらい、引き取ってもいいって思うくらいなんだけど(本音はご飯作って欲しいな)、3LDKのアパート暮らしでは、そうも行かない。
何ができるのか考える日々です。