●歩いた日:2017年11月28日(火)
●歩いた所
・高関上郷(四ツ屋):田中、桜田、上野、諸又、卯時田、大村、野瀬、杉本、中貫
・四ツ屋(四ツ屋) :諸又
・旧大曲市花館 :杉本、福田町
※「杉本」は「高関上郷」と「花館」に、「諸又」は「高関上郷」と「四ツ屋」にあり、それぞれ隣接している。
●歩いたログ(足跡)(道のり:7.1km)
(以上の地図:国土地理院)
「田中」の一角から田んぼ中の道をさらに進んで、「西山」方面にカメラを向ける。
📷002:「西山」方面を望む
西に延びる道の右手、田んぼのど真ん中に3軒の家がある。ここは「中貫」で、大字が「高関上郷」である。ほかの地図をよく見るとこの西隣にも「中貫」があり、こちらの大字は「花館」である。
こうした場所に居を構えたのはかなり昔のことと思われるので、いずれも古い家だと推測される。ちなみにS23年の航空写真には3軒ともに写っている。
真っ青な空の下に「西山」が連なる。雪の田んぼ中ではこれから水路の工事を始まるようである。
また南に向かうと、立派な板塀に囲まれた大きな家の脇を緩くカーブして「旧角館街道」に出る。旧街道に出たところでいったんその家脇の細い道にカメラを向ける。
📷003:「杉本」の古い道
水路脇に墓や小さな祠があり、道も微妙にカーブしており、昔の雰囲気を漂わせている。
この道は水路沿いに背後の方にも延びており、そちらに向かうことにする。何軒かの家が建ち並ぶ中の道を進んで、再び旧街道に出る。
前述の大きな家も旧街道に出た辺りの家も「杉本」であるが、大字は前者が「高関上郷」、後者が「花館」である。
旧街道を歩いて国道13号線、「大曲バイパス」に出る。
📷004:「福田町」のバイパス交差点
この辺りは「大仙市福田町」である。「福田町」は新町名で大字はないが、そのほとんどが「旧花館村」に属する。
写真右側、交差点脇に二階建ての建物が建つ。一階は看板にあるように(よく見えないが)サンドイッチとお握りを売る店で、二階は美容院のようである。組み合わせが面白い。
交差点で引返し、すぐ旧街道を逸れて「窪関川」にかかる「大和田橋」の上から川の様子を眺める。ここは最下流部なので、「旧太田町長信田」辺りに比べると格段に幅が広く堤防も高い。
橋から戻って新しく作られて住宅団地の中を通ってまた旧街道に出る。その脇に1・2階ともほとんどのガラスが割れた家がある。廃屋のガラスを誰かがいたずらして割ったようには見えない。割れた窓から黒っぽい内部がのぞかれるので、火事に見舞われて割れたのだろうか。
旧街道を北西方向に進む。途中、道から少し離れたところに小さな神社があるので立ち寄る。
真新しい神社で、「正一位」の額が掲げられ狐の石像もあるので稲荷神社である。私の集落の神社も建屋がだいぶ傷んできていることもあり、どれくらいお金がかかったのだろう、よく氏子の人たちの協力が得られたものだ、と思いながら眺める。
(その3に続く)
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