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ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧大曲市花館を往く(その9、終)

2018年03月25日 | 旧大曲市を往く

●歩いた日:2018年1月17日(水)

●歩いた所

 ・花館:柳町、中町、上町、佐野町、朝日町、大曲通町

(以上の地図:国土地理院)

 次に「花館」の中心部のS51年の写真。

 「国道105号線」=新「角館街道」に引き続き、S46年に「花館バイパス」=「旧国道13号線」が開通してまもなくの写真である。

 境内に鬱蒼と木が茂る「長福寺」が目を引く。その右下に道脇にポツンと木が立つのが📷011に写る小さな祠である。黄色で囲んだところが📷013の道で、道端に最近まであった木が並んでいる。道左側は周りが樹木で囲まれた広い敷地になっており、古い屋敷跡のようにも見える。

 📷015の並木道が写る。📷015では短い距離で並木が途切れていたが、この航空写真では並木がだいぶ長く続いていたことがわかる。白く写る道をはさんでS氏邸宅の老木も確認できる。

 📷001で、「伊豆山神社一之鳥居」が「大曲バイパス」の開通に伴って西に40m移動したと書いたが、そうすると、左上にある「羽州街道」沿いに森のように木が茂っているところが移転前の一之鳥居と思われる。

 また、「旧国道13号線」に接するような位置に「伊豆山神社里宮」が写る。

 最後に、51年の写真と方向がややずれるが、同じく「花館」中心部のS23年の写真をご覧いただく。

 この写真でも「長福寺」と一目瞭然である。その右手に少し離れて木のあるところが小さな祠の場所と思われるが、この脇を通る昔の道は、今と反対側の「長福寺」側を通っていたことがわかる。

 右端の「三本杉神社」には伐採される前の大きな木が茂っている。また、黄色で囲んだ杉木立の連なり、並木道、S氏邸宅の老木、「伊豆山神社一之鳥居」が確認できる。

 先に書いたように、「伊豆山神社里宮」は「花館」の街並から離れた場所にある。その脇をとおって下に行く道は、S51年の写真でもわかるように、すぐその先が「雄物川」の渡し場になっていた。私事であるが、子供の頃、祖母に連れられて「西山」にぜんまいやわらびを取りに行くときは、この道を通った。「花館」衆は渡し賃は取られなかった。我が家は学校は「四ツ屋」に通ったが、住所は「花館」なのでタダで渡ることができた。でもどうやって船頭は「花館」衆であることを確認したのかは記憶にない。集落()名などを訊いたのだろうか。

 今回も我が地元ということで細々としたことを書いてしまった。「花館」に縁のない読者にとってはどうでもよいような退屈な記事であったかもしれないが、ご容赦願いたい。

(終わり)

●ブログに掲載したログの累計(累計の道のり:295.6km)

 次回は「旧大曲市四ツ屋」で、「玉川」右岸に位置する「松倉」を歩いた記事を掲載する予定です。


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1 コメント

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待ってました! (sasayan)
2018-03-26 04:15:17
私の故郷である花館特集待ってました!
かなりの距離を詳細に歩かれて、ボリュームのある内容で大変感激しております。
故郷を離れて十数年経ちますが、時々ネットで地元の事を検索しても中々現在の状況が分かる記事はなかなか無いので、懐かしい風景の数々を見てうれしい限りです。
今年は梵天の時期にかなり大雪になったようですが、順調に雪融けが進んでて安心しました。
GWに帰省できたら、久しぶりに近所を歩いてみようと思います。
今後も仙北平野の景色を期待してます!
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