<「上古道」、「四ツ屋郵便局」付近の旧「角館街道」>
●歩いた日:2020年9月16日(水)
●歩いた所
・四ツ屋(四ツ屋):西下瀬、櫤ノ木、下前村、上前村、前田、谷地、掵田、上古道、下古道
●歩いたログ(足跡)(道のり6.6km)
(以上の地図:国土地理院)
(📷002の地点から)引き続き北に進む。この辺りは道の西側は「上古道」、東側は「西下瀬」から「櫤ノ木(タモノキ)」になる。
📷003:「上古道」・「櫤ノ木」の一角
旧街道脇には大きな水路が走っている。水路側に建ち並ぶ家々は石橋を渡って出入りする。道にはガードレールがあるものの、小さな子供や高齢者にはかなり危ない感じがする。
郵便局の近くで行く手を望む。
📷004:「上古道」・「櫤ノ木」の一角2
この辺りから旧街道は微妙にカーブしている。
左の白い建物は「四ツ屋郵便局」。その脇の水路に水量を調節するため?の古いゲートが見える。
家々の中をさらに北に向かう。やや互い違いに交差する十字路を過ぎたところで振り返る。
📷005:「掵田」・「下前村」の一角
この辺りは道の左手(東側)が「下前村」、右手(西側)が「掵田(ババタ)」である。
右側奥の家のところを右手にいくとすぐ「国道105号」に出る。
さらに少し行くと、道右手に鳥居があり、その奥に小さな神社が見える(📷005の「5」の辺り)。
(「下前村」の「四ツ倉神社」)
参道を進んで社殿の前に立つ。ん!、「四ツ屋神社」?、よく見ると「四ツ倉神社」とある。家と家に挟まれてひっそりとたたずむ。
社殿脇の松の木の枝の下に大きな石碑が建つ。
(「四ツ倉神社」の石碑)
刻まれた文字は「祈願成就 大東亜戦争上町口出征勇士全員帰還記念碑」である。戦没者の慰霊碑には何度も出会っているが、帰還記念碑は初めてである。
ところで、刻まれた名前を数えるとは24名であるが、よく見ると「記念碑」の「碑」の字の横に「○○テル子」と女性らしい名前がある。ほかに女性と思われる名前は見当たらない。「出征兵士」でなく「出征勇士」とあるので、女性も動員されたのだろうか。「子」が付くからといって女性には限らないが・・・。
なお、「上町口」はこの辺りを通称する地名(町名)であるが、字地名には見当たらない。
(その3に続く)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます