ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★久しぶりのかんじきウォーク(姫神公園)(その1)

2022年02月20日 | 山・麓歩き

 少し前のことになりますが、2月11日(2022年)は久しぶりに一日中いい天気に恵まれました。足の具合がだいぶ良くなったので、「歩くスキー」を履いて家の前の田んぼを少しだけ歩いてみました。スキーだと足を滑らせるようにして前に出すので、むしろ普通に歩くよりもよりも楽な感じです。これに気を良くして、「かんじきウォーク」も試してみたいと思い、「西山」の「姫神公園」に出かけました。

 「姫神公園」付近の地図(国土地理院)です。


 「姫神公園」は、「雄物川」左岸、川沿いの小高いところにある公園で、昔から通称「松山」(松がいっぱい生えていた)と呼ばれて、地域(特に「花館」)の人々に親しまれてきた公園です。

 「雄物川」の対岸から望んだ春先の「姫神公園」です。


 新緑に包まれたレストハウスなどの建物が見えます。その右手奥の小高いところも含めて「松山」と呼ばれておりますが、今は松の木が少なく、ピンクの花が見えるように桜の植林が進められているようです。

 奥の三角山は「川を渡る梵天」が奉納(その様子は2020.2.14からブログに掲載)される「伊豆山」です。

 さて、「雄物川」にかかる「大曲大橋」を東から西に渡ってすぐ右手に折れ、堤防上の道を「姫神公園」目指して車を走らせました。すると、地図に示した「P」の所までしか除雪されておりません。ここまでは堤防下にある家々の生活道路として使用されるため除雪されているようです。そのため、堤防のすぐ下にあるスペースに車を止めました。

 堤防上の歩き始めた地点です。


 帰ってきた時に撮った写真で少し薄暗くなっております。スタートする時はここに2台の車が停まっておりました。

 ここでかんじきを着けていると私の年代より少し若い?男性がスノーシューで帰って来ました。「どこまで行って来たんですか?」と訊くと、「テレビ塔まで行って来た!」との答え。テレビ塔というと「大平山(姫神山)」の頂上、「この大雪によく登って来たもんだ」と感心しました。私が登った一昨年(2020年)の2月(その様子は2020.3.24からのブログ、「姫神山から、四季の仙北平野」に掲載)は記録的な少雪だったことを思い出しました。

 また、私はかんじきなので、「かんじきよりスノーシューの方が歩きやすいですか?」と訊くと、「かんじきも持ってきているども、どちらとも言えないなあ」と話す。なるほど、背中にかんじきもぶら下げていました。

 その話を聞いて少しほっとした気持ちになりながら歩き始めました。堤防上にはスノーシューなどで踏み込まれた道筋が二本ついています。


 かんじきには踏み込みの浅い右側が歩きやすいので、そこを進みます。

 少し行ったところで振り返えります。


 土手下は「蛭川」の家々。「蛭川」は昔から石材業が盛んなところで、右端の山は「蛭川」のシンボルとも言える石山。

 堤防の斜面に大きな動物の足跡がある。右手奥の杉林から堤防を横切って川縁まで延びている。何の動物だろうか?。

 途中、にぎやかに歩いて来る三人連れのおば(あ?)さん達とすれ違いました。スノーシューの人とかんじきの人がいます。思わず、「元気な女たちだ」とつぶやいてしまいました。

 公園の登り口に着きました。


 看板の右手に「姫神公園」の標柱が見えます。そのすぐ奥が公園への登り道。

 一昨年、姫神山」に登りに来たのは「川を渡る梵天」奉納日の翌日でした。そのため、この道は「伊豆山」への登り口まで除雪されていたので、ここまで車で来ることができました。

 看板には「花館西山十泉位置図」とあり、「姫神公園」のところは「阿部の古城、水屋尻の清水」とあります。

 登り口の反対側を望むと、すぐ下が「雄物川」です。


 川岸に水門があります。場所的に見て排水路の水門のようです。

 静かな川面で、川岸の木立の影が写ります。奥には「真昼岳」の白い頂が望まれます。

(その2に続く)


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